2018年05月05日

0981『50代から始める知的生活術 「人生二毛作」の生き方』

★★★3
50代から始める知的生活術~「人生二毛作の生き方」~ (だいわ文庫)
50代から始める知的生活術~「人生二毛作の生き方」~ (だいわ文庫)外山滋比古

外山さんの書かれる文章に、内容に、いつも感銘を受ける。
この本の発行時、91歳(!)にして気力みなぎる、その人生二毛作の後半についての話。
40代になったら、「将来の仕事」を考える、ということで、手に取った一冊。

 職場の人間関係など、だいたい世知辛いものなのです。一生続く友情などというのも、ことばの上の願望と言わざるをえません。(p84)


ちょっと悲しい真実?
posted by B&M at 14:40| Comment(0) | 整理法・手帳・書斎・家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気がつけば10年&Kindle購入

2008年8月にこの読書ブログを開始して、今年2018年の8月で、10年が経つことになる。
その10年の間に、大学を卒業し、社会に出て、結婚し、家族をもった。
子どもが育ち、職場では中堅となり、ご多分に漏れず年をとった。
その間も、読書はやめることはなかった。
10年で約1000冊の投稿ということになれば、年100冊、ということになる。

そもそもが飽き性で、堪え性がない性質である。
記憶力もないし、人付き合いも好きではない。
孤独を好み、しかし孤立は嫌いである。
時にはかまってほしいし、評価されたい。
見下されるのが大嫌いで、自分には価値があると思いたがっている。
そんな自分が、なんとか生きていく上で、読書は大切な相棒だ。

ブログ右上の「プロフィール」をマイナーチェンジした。
「小説家をめざす」を、「文学的でありたい」に変更した。
「文学的」というのが何を指すのかイマイチ具体的ではないが、そこには、「知的な」とか、「流行遅れでない」とか、「真実を追究する」とか、「人のこころを大切にする」とか、「審美眼がある」とか、「芸術的である」とか、「物語的である」とか、「オチがある」とか、そういうことらへんが包含されていると思っていただきたい。
そしてそれらをひっくるめて簡潔に言うと、たぶん、「楽しい人生を」ということになるのだろう。
薄っぺらでもなく、快楽的でもなく、ある程度ずしんと重い、生きてるって感触を味わえる、そういう「楽しい人生」を送っていたい、と、そういうことなんだろうと思う。

 ***

先日、Kindleなるものを購入した。
Amazonの電子書籍リーダーである。

その昔、父親がSonyの電子書籍リーダーを買ってきた。
まだスマートフォンもタブレットもなかった時代だ。
どんな時代になるのか、検討もつかなかった。
それを触りながら、でも、自分は紙の本がいいなあと思っていた。

その後、Kindleが登場したが、自分とは関係ないものと思っていた。
線は引きにくいだろうし、書き込みもできないし、風情がない。
電子書籍自体には、iPhoneで乱立した電子書籍アプリや、iBooksで触れてみたことはある。(村上龍氏が出した電子書籍なんかにも飛びついた。)
特に漫画に関しては、iBooksで購入して、Macで読むということを何度かやっていた。
でも、文章メインの本は、やっぱりリアル書籍だな、と思ってきていた。

自分の中で風向きが変わったのは、ALTの先生がKindleを使っているのを見たことからである。
ALTの先生というのは、アシスタント・ランゲージ・ティーチャー、外国人の英語の先生である。
やっぱり、実物を見るというのは違う。
たくさんのペーパーバックがここに入っていますよ。
こうして日本に来るのにも、この端末ひとつでいいです。
なるほど、そんな風に本棚を運ぶこともできるんだ。

その後、日本人の友人が使っているのもちょっと見せてもらった。
近くの電気屋さんでも実機が置いてあることがあった。(今は撤退した。)

そしてもうひとつのエピソード。
僕は地方の田舎に住んでいる。
ある日、ある新書が読みたいと思い立った。
近所にある本屋さん3軒を回ったが、その新書は置いていなかった。
もう少しにぎやかな地方都市にある実家に行ったときに、やはりその新書を探してみたが、見つからなかった。
Amazonで検索すると、Kindle本としてその本が存在することがわかった。
MacやiPhoneにKindleアプリは入れていたから、サンプルをダウンロードして冒頭数ページだけ読んだ。
続きが読みたいと思った。
けれど、iPhone6では苦しいと思った。目は疲れるし、画面は小さい。
それで、AmazonのKindle紹介ページを見てみたのだった。
他のブログなども調べてみた。
だんだん、Kindleがほしくなってきた。

参考にしたブログ:Kindle端末をどれ買うか散々比較してPaperwhiteを買った結果、なにこれ最高じゃん!って日々の感想をお送りします。 | 子育てパパがなにかやらかしています。


リアル書籍には「古本」というものがあり、100円で名著が手に入る場合もある。
しかし、新品の本に関しては、Kindleはかなり安く売られているということがわかった。
以下は、その時の調査。

電子書籍の値段比較:
題名/リアル/Kindle/iBooks/楽天kobo
ハードカバー『1440分の使い方』/1620/540(Unlimitedなら無料!)/在庫なし/1620
漫画『ハンターハンター』/432/410/410/410
新書『日本の異界名古屋』/890/824/880/890

ということで、Kindle最安!ということが判明した。
今後、特に新書などで「これが読みたい!」と思ったとき、Kindleで手軽に手に入れて、さっと読むのはなかなか便利そうである……。

それで、購入を決意したのだが、Kindleは定価があってないようなもの、大安売りをするときがあるとのこと。
以下、参考にしたサイト:

kindle paperwhiteを最も安く購入する8つのタイミング

春夏秋冬のAmazon大型タイムセールは激安祭り

Kindle paperwhiteのセールはいつ?安く買う方法まとめ

結局、思い立ったが吉日の日から一番近いタイミングで安売りがあった、2018年4月のスプリングセールを利用した。
母の日、父の日のほうが安かったかもしれないが、GWにKindleで読書を試せる、という点では、自分のニーズにあった時期に買えたので、よしとする。

端末については、Kindle PaperWhite「白」「キャンペーンなし」モデルを購入した。
キャンペーンとは起動時のCMのようなものらしいが、煩わしいので絶対「なし」!と勧めているサイトが多かったので、「キャンペーンなし」を購入した。確かに読書までが手軽である。
白か黒かについては、白の方が全体の感じが実際の紙に近くなる、ということで、白を購入した。Paper”White”という機種だしね。

以下、Kindle買って良かった!と思った点について書いていく。
買ってすぐに、「Kindle Unlimited」という「和書12万冊、洋書120万冊以上が読み放題(月額980円)のサービスに加入した。
初め1ヶ月は無料である。
で、この量に圧倒された。
電子書籍リーダーを買ったときに、段ボール何箱分か、一緒に書籍や雑誌、洋書をプレゼントされたようなものである。
そしてそれは、場所をとらない。
※漫画や雑誌はPaperWhiteでは読みにくい。結局、Macに移行して読んだ。

著作権が切れた古典「青空文庫」も読めるようになっている。
これだけでも、図書館の文学スペースを自宅で手に入れられたようなもの。

そして、未来の読書を感じたのは、マーカーで線を引いたときの「ハイライト」、他の人が引いたところがわかる、というもの。
ここ、他の人もハイライトしました、というのがわかるのである。
これは新しい感覚だった。

また、PaperWhiteはバックライトつきのモデルなので、夜、電気を消してからの読書が自分の生活に加わった。
これは大きい。
家族と一緒に寝ているので、寝る前は部屋の電気を消しておかなければならないから、これは重宝した。
学生時分なら、夜の電灯の消し忘れがなくなったであろう。
そして、このバックライト読書、けっこう集中できる。
寝る前に読書って、すぐ睡眠に入っていけるし、この習慣が自分に加わるってのだけでも大きかった。

そして、Kindleを財布と一緒にバッグに入れて、車で出かけたときのこと。
Kindleを読みながら、妻の買い物の帰りを待つときなど、新しい時間の潰し方だな、と思った。
そして、これが知的で、あるいは文学的な行為と感じられたのである。
やっぱり、広告などが入り、情報や成果やハックや技術のみを探そうとするスマホ時間潰しとは違い、文章を追い、またそこに深みや滋養がありそうな場合、時間の過ごし方が有意義になった、と感じた。
フォントや明るさも変えられるので、自分にあったかたちでそのテキストが読める、というのも良かった。

そんなこんなで、Kindleによって、読書環境ががらりと変わってきそうな感じである。
今後、気になっているのは、
・ハイライトやしおりの箇所をまとめて、読書ノートのようなものが作れるのか?という期待
・KDP(Kindle Direct Publishing)なるもので、自費出版ができるのか?という期待(昔、iBooksでしようとして断念したのだけれど)
なんだか、にわかに生活が楽しくなってきた。

また、Kindleで本が場所をとらない、という事実に触れたとき、断捨離や、シンプルライフなども考え、書斎の本を処分していこう、という気持ちになったことである。

また、Unlimitedの中に、「必要十分生活」という本や、「断捨離」の本、また、「1日は1440分しかない」という本があって、それらをさらっと読んだのも関係している。(そして、こういう本をさらっと読めるのも、Kindle+Unlimitedのすごさだなあと思った。エロとかも多いけれど。)

ただ、書斎の本を処分していくさいに、けっこう電子書籍化がまだの本も多いのだな、と感じた。
・教育書の多くはまだ電子書籍化されていない
・村上春樹の『1Q84』も電子書籍ではまだ読めない
・イアン・マキューアン、ベルンハルト・シュリンク、福満しげゆきの初期作、読めない
・その他、『現代文明は生命をどう変えるか』とか、『産業主義を越えて』とか、『自分を知るための哲学入門』とか、読みたかったけれど読まなかったので処分することを決意したこれらの本などは、今現在、Kindle化はされていないようだった。(Kindle化希望のボタンが商品のページに表示されはする。)

 *

そんなこんなで、あれから10年、そして電子書籍リーダー購入による生活の変化についてでした。
10年で、電子書籍もけっこう成熟されていたよ。
posted by B&M at 10:40| Comment(0) | 管理者日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月30日

0980『仕事なんか生きがいにするな』

★★★3
仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書) -
仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書) - 泉谷閑示

「生きる意味を感じられない」という、「温度の低い」新しい苦悩。
ハングリー・モチベーションが見つけられず、働くことこそ生きること、とも思えない時代。
それは、夏目漱石の描いた「高等遊民」の苦悩と同じものでもある……。
本書はこのあたりのことを、第1章から第4章まで、わかりやすい口調で考えていってくれる。

本当の自分は果たしてあるのか?
本当の自分探しなどに意味はあるのか?
そこから、第5章の「日常」を楽しむこと、日常に「遊び」を取り戻すこと、ということへつながっていく。
創造的に遊ぶこと。
食を日常の義務とするのではなく、味わうこと。
即興にゆだねてみること。

いかに生きるか、ということについて再考させられる本、という意味では、いろんな「心」や「生き方」や「人生哲学」なんかの本と同じなわけだが、特に、「自分にあった仕事」探しなんかで心悩んでいる人に向けて書く、という制限で書かれた本。
すなわち、仕事をして、お金を稼いで、税金を支払って、家族を養って、自分の墓を用意しなければならない私たちのために書かれた本だった。

またそういうことについて考えたくなったときに、再び開きたい本。

「今を生きること」を犠牲にして、その分何かを貯め込んで将来うまいことをやってやろうといった卑しい「頭」の発想は、われわれの将来が未知であることの不安にうまくつけ込み、数々の金融商品や保険商品等を生み出しました。そういったものをすっかり否定するつもりはありませんが、しかし「今を生きること」をないがしろにしてまで将来に備えるのは、本末転倒以外の何物でもありませn。(p184)
posted by B&M at 04:29| Comment(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0979『スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」』

★★★★4
スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」 岡田斗司夫の空想政治教室 (SB新書) -
スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」 岡田斗司夫の空想政治教室 (SB新書) - 岡田斗司夫

スター・ウォーズにハマってから、それに付随するカルチャーを追いかけているうちに、この本に辿り着いた。
スター・ウォーズから、国家とか正義とか民主主義とか、つまり政治について考える。
その方面に疎い僕にとっては、格好の一冊だと思った。

ただし、アマゾンのレビューなどでも触れられているけれど、「スター・ウォーズ」一色の本ではない。
アメコミや、ガンダムや、ハインラインの小説作品などを扱いながら、いい意味でのオタク視点の政治を紐解いていく。

読んでみて、その読みやすいことに驚く。
わかりやすい。
おもしろい。

オタクで中途半端なリバタリアンだけど、アニメやSFを通じて政治をオモシロがっている。
そこに、冷静で、時に的を得た視点がある。

アニメやSF作品を通して、世の中の見方が変わる、良書でした。

ジェダイは徹底して愛情を否定し、戒律を守ることを強要し、使命のためなら、ためらいなく友だちも見捨てる。一見すると侍のようですが、心の中には熱いものがまったくありません。(…)ひょっとしたら、人間性を全否定する「ヨーダによるジェダイ」が間違っていただけで、愛や人間性を肯定する「ルークによるジェダイ」が正しかったのかもしれません。(p49-50)
posted by B&M at 04:18| Comment(0) | 社会(・貧困・格差) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月24日

0978『スター・ウォーズ論』

★★★★★5
スター・ウォーズ論 (NHK出版新書) -
スター・ウォーズ論 (NHK出版新書) - 河原一久

数年前、ニュースで、ジョージ・ルーカスが生み出した伝説の映画、『スター・ウォーズ(SW)』の版権が、ディズニーに買収された、という話は知っていた。
その以前が以後か、SWのエピソード1〜3くらいは、それなりに見ていたと思う。
が、そこまでどハマりするというほどのものではなかった。
エピソード4〜6については、古い映画だ、くらいにしか思っていなかった。
だから、ダース・ベイダーについても、詳しくは知らなかった。

昨年、スター・ウォーズ、エピソード8が公開されるということで、EP5、6、7を民放が放映した。
そのとき、息子が興味を示したのを皮切りに、どんどんと親子でのめりこんでいった。
そして、エピソード7を心待ちにするようになり、一緒に見たとき、ふたりで「ミレニアム・ファルコン!」と叫んだとき、興奮は臨界点を突破していたように思う。
その後、親子はエピソード8を映画館に見に行く。
息子にとっては、初の映画館で見た洋画であり、2時間半椅子に座り続けることができた映画になったのであった。

 「なぜ面白いのか?」は本当に解けない謎なのだ。多くの学者たちは「神話の持つ普遍的なテーマを内包している」とう点に答えを求めるが、本書の中でも言及するように、それで全てを解明したとはとても思えない。(p14)


この本は、スター・ウォーズの日本語字幕監修に携わったという著者が物したもの。
SWの文化(連帯)、歴史、買収劇、映画史、参考にされた映画など、情報量がすごい。
SWについて深く知りたいと思い、手にしたが、満足の一冊だった。

ルーカスからディズニーへ、というところの話も面白く、ディズニーのすごさや、ルーカスの隠遁(笑)、しかし作品の普遍化など、参考になる部分が多かった。
ピクサー、マーベルなど、それぞれの独自性を尊重するディズニーのやり方を称賛していた。

書かれたのはエピソード7以前のようだが、それ以前の歴史や情報についてもしっかりしているので、あとになっても読めると思うので、星5つ。

未来について書かれていたところは、著者の言っていたことが当たっているか、楽しみである。
posted by B&M at 11:42| Comment(0) | 社会(・貧困・格差) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

0977『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』

★★★★★5
ダース・ヴェイダーとルーク(4才) -
ダース・ヴェイダーとルーク(4才) - ジェフリー・ブラウン

スター・ウォーズ(SW)のヴェイダー卿の子育て。
絵柄がかわいすぎる。

「そして父と息子として共に銀河を支配するのだ!」
「そしたらおやつくれる?」


エピソード8の公開に先立ち、エピソード5、6、7がテレビで放映されていた。
それで、息子と共ににわかSWファンになった。
今や、家には2本のライトセイバーとレゴ・ミレニアムファルコンがあるくらい。
こんなに面白いものだったのか、と仰天した。

だめだ、ハン・ソロとは遊ぶな。絶対にだめだ。


SW本編のいろいろがわかっていなくても十分に絵柄や、子煩悩な父親、親子の素敵な関係性は楽しめるだろうが、僕には本編への華麗なる言及が面白すぎた。
ルークが野球ボールをライトセイバーで斬ってしまっているのは、あの修業を思い出させる。
ルークが右手首に擦り傷を負って、それにパパが絆創膏を貼ろうとしている(切り落とされたのでなくてよかった!)。
ヴェイダーパパが、息子にダース・モールを描いて教育している。あるいは、「ダース・モールはぱっととんで、クワイ=ガンを倒しましたとさ・・・」と夜、読み聞かせをしている。(もちろん、ルークは眠れない。)
ルークが危なっかしい高所にいて、ヴェイダーパパが「ルーク!危ない!戻ってきなさい」(その後落下しなければいいのだが)。

そして、ジャージャービンクスのおもちゃを前に、
ヴェイダー「これはおまえが探していたおもちゃではない……」
ルーク「ううん、これがそうだよ。」
※旧3部作のSWファンは、ジャージャーを受け入れられなかったらしい。

子育てとは、常に、うまくいかないものである・・・それは、SW本編も、この絵本も、同じように述べていることだ。

それでも、最後のページは、

「パパ、大好き」


と言って、膝に抱きついてくるルークなのだ。

 ***

以下の続編2編も読んだ。

ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア -
ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア -

こちらは、思春期にさしかかるレイアの子育て。
徹底的に反抗され、反発され、思い通りにいかない娘の子育て。

ヴェイダー「フォースのダークサイドの力がどれほどか、おまえにわかれば・・・」
レイア「わかってるって。もう耳にタコができるほどきいたもん。それに、人生には力以上に大切なものがあるのよ。」

それでも最後は抱きしめられて、赤くなるヴェイダーパパ。

 ***

おやすみなさいダース・ヴェイダー -
おやすみなさいダース・ヴェイダー -

こちらは2ページ構成で、寝る前のSWのいろいろなキャラクターに言及。
例えば、パジャマを着るとジャージャーは、いつでもきまって、すってんころりん(耳が腕に入ってる?!)。
例えば、夜の読み聞かせの途中で、シュー、コーと寝てしまっているヴェイダーパパ。

いずれも図書館本。

さらにもう一遍出ているらしい。
それもいつか読んでみたい。
posted by B&M at 15:20| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

0976『フィンランド教育 成功のメソッド』

★★★★★5
フィンランド教育 成功のメソッド~日本人に足りない「実現力」の鍛え方~[マイコミ新書] -
フィンランド教育 成功のメソッド~日本人に足りない「実現力」の鍛え方~[マイコミ新書] - 諸葛正弥

フィンランドの教育は、日本人が(あるいは世界が?)注目している教育だ。
ここ数年、私も、自分を拡張しようとして、フィンランド教育について勉強していた。

本書は、偶然にも他で読んでいた「プロ教師力アップ術55」という本の著者のものだった。
著者が、フィンランドの教育を参考にして、自らの教え方のメソッドを打ち立てた、と知って、なおさらに興味が湧いたものだ。

努力した過程を認められる経験がなければ、子どもたちは結果だけを求めるようになり、努力することへの価値を見出せなくなっていくのです。(p266)


フィンランド教育のルポや報告ではなく、そこから日本社会へ向けて、著者なりの視点でメッセージを送っているような本だった。
それだけに、そのメッセージ性のようなものが、自分と合ったので、高評価とした。

参考:
0960『図解フィンランド・メソッド入門』
posted by B&M at 14:45| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0975『13歳からの論理ノート』

★★★★4
13歳からの論理ノート -
13歳からの論理ノート - 小野田博一

論理的って、どういうことか?
わかりやすく、おもしろく、書かれてあった。
そして、なぜ論理的でなければいけないか、についても、よくわかった。
教育の場で、日々この国の中で生きる中で、思い出したい一冊。

 日本人の場合、年をとるにしたがって「なぜ?」と聞くことが少なくなっていきます。
 察する習慣をつけさせられるからでもあり、「目上の者に従順に従うのが美徳」という考え方(「**してくれ」と言われたら、「なぜ?」と聞くのではなく、ただ従順に「はい」と答えるべき、という考え方)を身につけさせられるからでもあります。(p75)


なぜそうなるのか?という疑問がなければ、「なぜそうなるのか?」を「論理的」に述べることもない。
日本人が論理的でない、ということを、本書は述べている。
posted by B&M at 14:34| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0974『教師が40代で身につけたい24のこと』

★★★★★5
教師が40代で身につけたい24のこと -
教師が40代で身につけたい24のこと - 堀裕嗣

四十代の敵は何といっても「自らを発展途上人と位置づける謙虚さの喪失」と言えるでしょう。(pp21-22)


この引用にすべてが書かれてあるように思う。
一生勉強。
一生学び続けるという姿勢でいること。
教師にはそれが大事だと、あの時、思ったではないか?

本書の中には、女性教師に気持ち良く働いてもらう、という章がある。
タイトルから年齢を限定し、さらにここから、男性に読者を狭めているところがある。
書かれてあることのエッセンスは、教員誰しもに当てはまるものだと思うが、このあたり、教員誰にでもお勧めできる、というものではないことを付記しておく。

値段も高く、その割りには内容は少なくすぐ読めた。
しかし、私にとっては非常に面白く、勉強になり、叱責になり、ご鞭撻になり、役にたった一冊。

 自分がある立場に就き、自分の裁量が大きくなるということは、図らずも他人の人生に関わることになるのだ。(p106)
posted by B&M at 14:29| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0973『思春期の子どもの心をつかむ生徒指導』

★★★★★5
思春期の子どもの心をつかむ生徒指導 10の心得&場面別対応ガイド50 -
思春期の子どもの心をつかむ生徒指導 10の心得&場面別対応ガイド50 - 垣内秀明

生徒指導って、どうすればいいんだろう、と悩んだときに手に取った一冊。
大変勉強になった。
著者の立ち位置も、姿勢も、読んでいて心地よかった。
師と仰ごうと思った。

その場で言うことを聞かせないと、自分の教師としての権威が崩れると思わないこと。(p63)
posted by B&M at 14:20| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする