2011年12月23日

0728『志を包む──ぽち袋』

★1
志を包む ぽち袋―豊田コレクション (京都書院アーツコレクション 3) [単行本] / 豊田 満夫 (著); 京都書院 (刊)
志を包む ぽち袋―豊田コレクション (京都書院アーツコレクション 3) [単行本] / 豊田 ...

西洋人は、その場でプレゼントを開けて、中身を見せる。
日本人は、お金も隠して、ぽち袋に入れて見せないようにする。
見えるのは、ぽち袋という包装紙。
モザイクとも通じそうな、日本人の感覚。

性的シンボリズムを真向から見せる際物ながら、淫靡な感はなく、あくまでも明るい。きっぱりとした色づかいと小振りに抑えたサイズ、そして何よりも、これ等を愛した当時の人びとの屈託のない明るさの所為であろう。どうぞ、おたのしみを。(p74)
posted by B&M at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

0575『カノッサの屈辱』

★★★★4

カノッサの屈辱

カノッサの屈辱

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: フジテレビ出版
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本




カノッサの屈辱 - Wikipedia
ってなんだ、と思った。調べてみたが、やっぱりよくわからなかった。キリスト教圏の話みたい。

フジテレビ黄金期を飾った、伝説のカルチャー・歴史パロディ番組の書籍という。
アイスクリーム業界のことを、「アイスクリームルネッサンス史」。
ドライや生、ビール業界は「幕末ビール維新」。
流行や社会の兆候を歴史の史実になぞらえて解説している。

 '80年代に入ると、カップルはクルマを使って目的地へ向かうことを覚え始めた。そこでは、かつて女性の心を生殖行為へと導くために必ず要求されていた"自宅からいかに距離と時間をおくかという原則"をクルマによって破壊した。(…)ここで重要なことは、海外旅行においてクルマを必要としなくなった女性たちが、同時に男声を排斥し始めたという事実である。(…)しかし成田空港に到着したとたん、いきなり歩かなくなる彼女たち。出迎えるアッシーたちのあいだで、それは「アルキダメデスの法則」と呼ばれた。(p49「女性・旅行力学 時間と空間をとらえて」)


Amazonのレビューで「歴史を学ぶことは果たして役に立たないことなのでしょうか。
いえ、そんな事はありません。中学、高校の時に習った歴史は、この本を読むことで「ああ、決して無駄ではなかった」と思えるはずです。」と書かれている人がいたが、そうだよなあ。
歴史が大の苦手な僕なんかでも楽しんで読めるのだから。

知的な雰囲気をかもしだしているのは、年表や、もっともらしい「○○の法則」とか、写真や挿し絵である。
知的な雰囲気だが、茶化している、ユーモアがある、それが楽しい。

僕なんかが好きな、「知的な感じ」がなんなのかが分かる一冊でもある。(それは、本当に知的なこと、ではないのかな?)

家にあったのは復刻版ではなく、元版です。
posted by B&M at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月29日

0570『退屈知らずの酒読本』

★1

退屈知らずの酒読本―読むほどに深~い味わいのオトナの雑学 (青春BEST文庫)

退屈知らずの酒読本―読むほどに深~い味わいのオトナの雑学 (青春BEST文庫)

  • 作者: 話題の達人倶楽部
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 1994/08
  • メディア: 文庫



真偽のほどはいかほどか分からないが、酒に関する雑学本。
酒、焼酎、ウォッカ、リキュール、お酒の話がいろいろ。
トイレでぺらぺらめくったり、雑誌的に読める本である。
 この馬引き、迎えに行った先で酒を振る舞われ、すっかり気分がよくなってしまった。それで帰り道中、馬の引き方を誤って馬も主人も自分も大けがをしてしまったというのだ。運転手に酒を飲ませるものではないと、兼好法師、たいそう嘆いているのである。(p211 鎌倉時代にもあった飲酒運転)
posted by B&M at 02:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月21日

0326『ジーンズ物語―「アメリカ発世界文化」の生成』

★★★★4
ジーンズ物語―「アメリカ発世界文化」の生成
三井 徹

この頃ではもうあまり穿かなくなったが、ジーンズが好きだった。
とりあえず穿いておけば格好がついた。
そのジーンズの歴史について、それなりに納得するのには格好の著。
面白く書かれている。

 ジーンズは、アメリカの民族衣装であるとケージに言わせるほどに、アメリカのあらゆる階層の人びとに浸透している。つまり、ジーンズは、アメリカの理念である平等をかなり地で行っている。
 そのジーンズが、平等の概念をくっつけて世界を制覇してきている。
 実際、衣服の歴史の上で、特定の衣類がこんなに長い間にわたって、これだけもの多くの国々の、これだけもの多くの階層の人たちを動かしたということは、かつてなかったのではないだろうか。(p204)
posted by B&M at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月29日

0117『「従軍慰安婦」にされた少女たち』

★★★3
Image
「従軍慰安婦」にされた少女たち (岩波ジュニア新書)
石川 逸子

ジュニア向けの「従軍慰安婦」の本。
どこかでけなされていたような気もするし、この問題は結局どうなったのだったろう。
どういうスタンスでいるべきなんだろう。

僕はこの本を読んで、事実はどうかは別として、ありうることだ、とは思ったのだ。
人間はそちらにも行ってしまう、と。
それは事実かどうかは別として、僕の心の中に深く刻み込まれた。
確か大学に入りたての頃に考えたことだ。
僕はその頃性的な問題と原子爆弾について考えていた。
そんなに軽々しく触れるものじゃないよ、とあなたが言うなら、そんなことしてたら記憶は風化してしまうよと言おう。
結局僕の中で結論は出ていないままだが。
でも、どちらも現実にあったらいやだなあと思う類いのことだ。

 「船の中でトイレに行って吐いているとき、海軍の軍人がきて、犯されました。ほかの女の子もみな船のなかで犯されました」(p37)

どこかの国のどこかの少女は、今日もどこかへ売られていくのだろうか?
歌舞伎町の少女は、ドラッグをやったすえに路上で段ボールで眠っているだろうか?
援助交際は今日もどこかで続き、おやじは少女を買うだろうか?
トレイシーのように身体で稼ぐ少女もいるのだろうか?

目の前の少女たち、「そこ」へ転落してしまう者はいないだろうか?

女の子は好きです。
わからないことだらけです。
ときどきおとこは凶暴になります。
かわいい子は好きです。
それが利用されるような、利用しているような、そんな世界もあります。
魅かれないと生殖機能もどうなるんでしょう。
いまだ、わかりません。
ピカソもムンクも太宰治もよくわからなかったみたいです。
みんな、よくわかりません。
ただし、ひどいことは、やめておきましょうよ。

先日もアメリカ兵が女性に暴行を?
沖縄で焼けた風俗店では、十代の女の子の遺体が見つかりました。
posted by B&M at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。