2016年03月03日

0921『しあわせの観覧車』

★★2
しあわせの観覧車―あなたの視点を変える言葉と写真の物語 (こらぼん。) -
しあわせの観覧車―あなたの視点を変える言葉と写真の物語 (こらぼん。) - 吉井春樹×雨樹一期

こらぼん、第二弾とのこと。
写真+詩集。

良い感じの写真がそろっています。

観覧車に乗ると、アングルが、視点が変わっていく。
そうして、しあわせ、が見えてくる。

しあわせは
照れ屋です、きっと。
(…)
見つけられるのを
待っているはず。


図書館にそっと置かれてあった、10センチ四方の正方形の本でした。

たとえば、
さよならの日が、
はじまりの日であるように。
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2011年03月02日

0710『アジアの少年』

★★2
アジアの少年 (幻冬舎文庫) [文庫] / 小林 紀晴 (著); 幻冬舎 (刊)
アジアの少年 (幻冬舎文庫) [文庫] / 小林 紀晴 (著); 幻冬舎 (刊)

「ASIAN JAPANESE」という、ちょっと前に流行った本があったような気がする。
あれの、原点だという。
文庫限定。

 それから逃げたかった。
 インドという国は体力の国だ。(p296)


さほど優れた写真とも思わなかった。(僕は写真の専門家ではない。)
残念ながら、あまり「感じる」写真は多くなかったように思う。

 その眼のことは、忘れないでおこうと僕は思った。何を食べ、どこに行ったかを忘れてもそれだけは覚えておこうと思った。(p127)


文章と写真は特に関係がない。

日本を出て、旅をした勇気はいいが、だからなんだという気もするのだった。
旅情・センチメンタル。
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2011年01月04日

0704『NYCのシェアハウス』

★★★★4
NYCのシェアハウス~「共に住む家」の個性派インテリア [単行本] / Rai (著); エクスナレッジ (刊)
NYCのシェアハウス~「共に住む家」の個性派インテリア [単行本] / Rai (著); エク...

NYC(ニューヨークシティ)でシェアハウスをしている人たちの、部屋の写真。
デザイン家具が多く、むき出しのパイプや屋根なども味がある。

アメリカ人は自分でDIY(Do it yourself)をして直したりしながら住むというが、そういうのを繰り返して、住居は変化していくのだなあと実感。

ルームメイト、という文化も楽しそう。(ただ、それに耐えられる個人主義だとか社交性の素地がないと苦しそう。)

食品工場があるビルに・・・など、雑多な感じがNYの住み方なのだなあ。

「写真集」カテゴリーだが、もちろん「家」関係の本でもある。

人々は少なからず個人主義的な考え方をする。でも、他者もまた自分と同じようにこの街で暮らしている、という意識が、人々の間に不思議な連帯感を生んでいるようにみえる。
(…)
自分たちの家を実際より良く見せようとすることも、何かを隠すこともなかった。
(…)
ニューヨークにはたくさんのものがある。
でも実際に手に入るものはそれほど多くはない。
本当に必要なものは何か、
考えられた生活はシンプルで楽しい。(おわりに〜「共に住む」ために〜)
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2010年10月19日

0666『パリ、素敵な一軒家の暮らし』

★★2

パリ、素敵な一軒家の暮らし

パリ、素敵な一軒家の暮らし

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エディシォンドゥパリ
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 単行本



日本の住宅は、欧米の生活にあこがれているような気がして、パリの一軒家の写真集を手に取った。
外国から、学ぶべきところは学ぶ。
でも、日本にあっていないことや、自分にあっていないことは、やめる。

緑が多い。
家具もしっかりしてそう。
DIYする人も多い。

フランス語が読めないので、見づらい写真集だった。

他にも、日記やバッグ、週末スタイルなど、パリシリーズの写真集があるみたいです。

図書館本。

 パリの一軒家。そう聞くとパリジャンたちも目を丸くして驚くかもしれません。パリ市内で家を構えると言うのは、それくらい珍しいこと。(p5)
posted by B&M at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0665『ハシビロコウ』

★★★★4

ハシビロコウ

ハシビロコウ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2010/09/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



NHKかなんかの番組で見て以来、ハシビロコウが好きだ。
25pesoブログのほうのバナーにも、ハシビロコウを貼っている。

現在日本では、千葉市動物公園、シャボテン公園、高知県のいち動物公園など4動物園で見られるらしい。
人工的な繁殖は成功していなくて、しかしベルギーでは2009年に成功している。そのひなの写真まで載っている。

裏付けを見て、パラパラマンガを担当した人の名前。
そんなのどこにあった、と思ったら、ああ、ページのところのこれ、ほとんど動いてないと思っていたのに(笑)

図書館にて。

 ハシビロコウは、年齢によって目の色が変わります。若いうちは、瞳の色が金色で、高齢になるに従い青色に変化します。(p56)
posted by B&M at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月17日

0648『写真がもっと好きになる。』

★★★★★5

写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。

写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。

  • 作者: 菅原 一剛
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2008/04/26
  • メディア: 単行本



ほぼ日刊イトイ新聞 - 写真がもっと好きになる。菅原一剛の写真ワークショップ。の書籍化。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 写真がもっと好きになる。によると、加筆・訂正(まとめが各項のはじめにくるなど)の上、最終章「ケータイだって、写真がもっと好きになる。」がまるごと未発表の書き下ろしだそうだ。

カテゴリーは写真集だが、写真集、ではない。
写真に関するエッセイ、とか、指南書、である。
名前にも、「ワークショップ」とあるように。

でも、この講義、エッセイみたいな小さい単位で語られていくが、構成なども、なかなかにわかりやすい。
白と黒。
春、夏、秋、冬。
カメラの種類。そしてケータイカメラ。

写真もきれいだし、語り口も良い。

何より、アナログとデジタル、実体(もの)とデジタル、みたいなことを考えていた僕に、よい見方を与えてくれたように思う。

そんな"一枚の写真"は、デジタルな時代にあっても、
"実体のあるもの"なのです。
同時に、あなたが大切に思っていることが、実体を持って現れる瞬間でもあります。(p249)


書籍の方が、写真の発色もよい。
けれど、ちょっと立ち読みしたい、という向きには、ウェブにほとんどのコンテンツが残されているので、そちらのほうを確認していただきたい。
やっぱり、写真じゃないけど、本に「プリント」されることを欲する気持ちっていうのは、あるもんだなあ。

参考:
菅原一剛写真研究所

posted by B&M at 05:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

0561『新 正体不明』

★★★★4

新 正体不明

新 正体不明

  • 作者: 赤瀬川 原平
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本




無言劇
 向う側にも回ってみたが、看板ではなかった。ただこういう物だった。京都。 03・10(p7)

写真と、上記のようなコメントがつく、正体不明の物件を撮り集めた写真集。
日本の町並みの片隅に、こんな魅力的な「正体不明」な風景が潜んでいるかと思うと、わくわくしてくる。
近くの図書館にて借りてきた。

赤瀬川氏は 画家であり、路上観察学者(?)であり、芥川賞作家でもある。(ペンネーム尾辻克彦。)

間にはさまれるエッセイも楽しい。
1冊10円くらいのグラビア雑誌からの切り抜きで作ったコラージュ時代。(以前25pesoブログのほうにも書いたが、コラージュという、既存のものを切り貼りして作るという芸術作法は興味深い。そもそも既存の言語を通じてしかこうして文章創作もできない我々だが、創作とは?オリジナルとは?と考えはじめると頭が痛くなる。映画『アバター』を中身のない映画というのは簡単だが、あの映画はそうそうないくらいのエンターテインメントだと思う。技術やなんやの切り貼りなのかもしれないが、あれはあれでひとつの作品世界だし、『アバター』を起点とした、図鑑やゲームや3D技術やらという新しい世界の広がりを考えれば、映画『アバター』は十二分にオリジナルな創作だとも言える。そういえば斎藤孝氏は、換骨奪胎こそが創作だといった。)
トマソン=路上で見つかる無用の長物に魅せられた一九七二年。
 ハッとした。作家が作らなくても、世の中には知らずに出来てしまった妙な物件がある。そう気がついてから、街を探し歩くのが面白くなった。自分で作るのではなく、見て歩いて見つけるのだから、記録するのにカメラが必要となる。(p38)

そして、路上観察者へ。
巷にある、その魅力ある風景に引かれる気持ちはよくわかる。
 路上観察をひと通りやって、意味のパターンが出揃ってしまったということがある。それでもまだ撮るのが好きでやっていると、意味よりも味に引かれてくるのだ。何となくと言う、その「何となく」のところに分け入ってみたくなるのだ。
 でもそういう写真を仲間に見せても、
「それはただの芸術じゃないの」
 となってしまう。つまり人には面白くもないというわけである。でもそれではあんまりなので、そこにある風情を取り上げて、そういう写真をただ「風情」と呼ぶようになった。(p56)

「それはただの芸術じゃないの」という言葉にはどきっとさせられた。
ん?
なぜどきっとしたのかは知らない。

『正体不明』という、この『新』を出す10年前に、この本の原形はあるらしい。
その間に、イギリスとかベルリンやベトナムや香港やブータンを出したりしたらしい。
他の『正体不明』は図書館にはなかったと思うから、また機会があれば見てみたい。

世界の中心
 許可を得て、原爆ドームの直下に立つ。人間の脊髄のトンネルを、中から見上げるようだった。広島。 02・4 (p11)
posted by B&M at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

0487『辺境・近境 写真篇』

★★★★4
辺境・近境 写真篇 (新潮文庫)

辺境・近境 写真篇 (新潮文庫)

  • 作者: 松村 映三
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000/05
  • メディア: 文庫



0471『辺境・近境』の写真篇。
松村映三氏が撮ったものに、春樹氏の文章がちりばめられている。
春樹氏の文章が裏にひそむからだろうか。
写真に不思議とくるものがある。

それを眺めていると、まったく同じ風景を、まったく同じ角度から、僕らは本当に異なった目で眺めていたのだなあとあらためて感心することになる。当たり前のことなのだけれど、文章には文章のパーソナリティーがあり、写真には写真のパーソナリティーがある。(p010)
posted by B&M at 03:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月23日

0476『小説家』

★★★★4

小説家

小説家

  • 作者: 小林 紀晴
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 単行本



『ASIAN JAPANESE』の小林紀晴氏の、小説家インタビュー本。
なので、本来この本を投稿すべきカテゴリー(ジャンル)は、「写真集」ではない。

村上龍氏や山田詠美氏などの写真を撮り、話を聞いている。
村上龍氏が黒のPowerBookにステッカーなんかを貼って、ゲラを横に置いて書かれている写真なんかを見て、しびれた。

レンズを通して見えているのは、皮膚で覆われた肉体のほんの一部にすぎないという思いだ。誰かを撮りながらそのように思うことは初めての体験だった。身体の奥底に存在しているものは、どのような色と形をしているのだろうかと想像した。それらはけして目にすることのできない肉体だ。(はじめに)
posted by B&M at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月08日

0412『TOKYO STYLE』

★★★3
TOKYO STYLE (京都書院アーツコレクション)
京都書院
発売日:1997-04
ランキング:79363
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 いつでも心をフラットに直してくれる
おすすめ度5 美と乱調のインテリア
おすすめ度5 TOKYO STYLE!!!


東京の暮らしの風景を写真に収めたという画期的な写真集。
この都築響一さんという人は、ほんとうにユニークな著作家だ。

世界はこれからますます不景気になり、多くの人々が経済的な余裕を失っていくだろう。狭い空間で気持ち良く暮らす術は、意外に未来的だったりするのかもしれない。(p19)
posted by B&M at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0411『SNEAKER LOVER』

★★2
ほしのあき写真集 SNEAKER LOVER
ゴマブックス
発売日:2008-02-01
発送時期:在庫あり。
ランキング:116842


ほしのあきとKIKS TYOというスニーカーメーカーのコラボ写真集。
つまり、靴とほしのあきの両方のプロモーションというわけだ。

ほしのあきというグラビアアイドルは、年齢の枠を押し上げて活躍するという意味で、この頃すごく尊敬している。
ので、買ってしまった写真集である。
エロくて、かわいくて、おもしろい。
うん。
まあ。


posted by B&M at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0410『うめめ』

★★★★★5
うめめ
リトルモア
梅 佳代(写真)
発売日:2006-09-04
おすすめ度:3.5


友人からの紹介で知った写真集を、偶然本屋で見かけて手に取って、そのまま買って帰った。
この人の視点が、愛おしい。
posted by B&M at 15:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

0399『キャパ・ヌード2007.8.』

★1
Image
キャパ・ヌード
CAPA07.8月号別冊

フランスはやはり、芸術の都だ。
彼女たちは子どもの頃から絵画に親しみ、
モデルになることにも慣れ親しんでいるようだった。(p32)


短編『孤独ローム』を書くときに、この雑誌のp.22を参考にした。
別にヌードの専門でもマニアでもないのだが、素人目に見ても、さほど画期的な本ではない。

ヌードというのは、裸体をきれいに撮る、ということだろうか。
人間本来の姿をさらけ出す・・・。
男としては、もちろん、きれいな裸体には奮起しちゃうわけで・・・。

本能って、なんだろう?

彼女の言葉よよれば、「身体は社会のメタファーで、社会は身体のメタファーである」という。これはそっくりそのまま、ヌード写真の行方と重なっていくようだ。(p97)


画像はtsuchiya.blog.so-net.ne.jp/ archive/200706-1さんとこから拝借しました。
posted by B&M at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0398『さよならリアル・ワールド』

★★★★4
さよならリアル・ワールド
さよならリアル・ワールド
田福 敏史

写真家さんの写真集。
限定300部。
Toshifumi Tafuku Homepageで中身を少し見ることができます。(今回はこれにて引用とする。)

日常を切り取った写真で、なんというか、落ち着く、というのでもないんだけど、あって損はない、みたいな感じで購入した。
時々毒みたいなのやアングルやおもしろ写真みたいなのがあって・・・
要は、この写真家さんの「目」を買った。
あと、タイトルに魅かれた。

参考:ブログ 何を見ても何かを思いだす
posted by B&M at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月18日

0361『蒼井優 今日、このごろ。』

★★★3
蒼井優 今日、このごろ。
蒼井優 今日、このごろ。
蒼井優

僕が蒼井優を知ったのは、確か映画『リリイ・シュシュのすべて』だったと思う。
その中で、蒼井優は売春をさせられるかわいそうな女の子だった。
大学時代、映画『リリイ・シュシュのすべて』が公開された頃、僕は予告編を何度も見て、そしてリリイ・シュシュのCDを買ってそれを何度も聴き、待ち焦がれたものだった。

その後、映画『害虫』や『フラガール』、『亀は意外と速く泳ぐ』『ハチミツとクローバー』なんかで蒼井優を見かけた。
白い肌、長い髪、少女のようなあどけなさ、純粋さ、
いつでも彼女は不思議なオーラをまとっている。

そんな彼女を「手のひらに乗せて見てみた(p142)」ような、映画『百万円と害虫女』の頃の写真とインタビューの本。

つき合うって何?って、考えたらわかんない。キスをするかしないかってこと?(笑)でもそれが我慢できるのであれば、つき合わない方が楽な気がする。女友達でも、男友達でも、いろんな話ができたらそれだけで楽しいじゃないですか。でも、つき合うとなると別れたりする。友情だとわりと続くのに、恋愛というのは友情に比べて密度が濃いぶん、早く別れちゃう気がして、それは嫌だなと思って。(p136)
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2008年03月09日

0309『本棚』

★★2
本棚
本棚

この本を写真集と呼ぶのは苦しい。
なぜって、肝心の写真がデジカメの粗い画像みたいなので、はっきり言って雑。
あるいは印刷時の問題なのかもしれない。
安くあげるのにぎりぎりの線なのだろうか?

いろいろな人の本棚が覗けます。それと、インタビュー。
第138回の芥川・直木賞のお二人が載っている本だったので、買った。
川上さんと桜庭さんは、どちらもすごく魅力的。
作品は実はあんまり読んでないのだが、エッセイが面白い。
川上さんはすこんと、桜庭さんは読書魔。

書店は行くと苦しくて。目に入ってくるし、なんでも。文字がすごいから雑誌のコーナーとか行けない。見たいものしか入ってくるなっていう気持ちのときがときどきあるから、最近は書店には行けなくて、つまらないです。(p081川上未映子)


ところで、この頃書斎特集が多いです。
雑誌のPLAYBOYとクーリエ・ジャポンで書斎特集していました。
前者はヴォネガット氏とか、後者は大江健三郎氏などのノーベル賞受賞者さんたちの書斎。

引っ越しが近いので、新居ではより書斎っぽくデザインしてみたい。
広い机、大きな本棚。
いいなあ。わくわくする。
posted by B&M at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

0287『カクテル123』

★★★3
カクテル123 (カラーポシェット)
カクテル123 (カラーポシェット)
後藤 新一

カクテルの作りかたが豊富な写真とともに。
巻末の「カクテルの知識」には、分類や道具、グラス、料理なども。
小ネタもあってなかなかよい。
数日後、軍鶏を抱えた美しい士官が戸口に立っていました。喜んだ主人は早々に2人の結婚式を取り行ないました。この時、棚にあった酒を片っぱしからグラスに注ぎ2人に飲ませました。この混合酒があまりにもおいしかったので軍鶏の美しい尾にちなんで"雄鶏の尾"(Cock tail)と呼ばれるようになり、それがやがてカクテルとなったといわれています。(p36)

こういう本を読んでいると、よし、家に一式そろえておいて、ホームバーテンダーとかやってみるか、という気になってしまう。
すぐに飽きるくせに。
posted by B&M at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

0216『寂しい国の殺人』

★★★★4
寂しい国の殺人
寂しい国の殺人
村上 龍

ヌードの合成写真みたいなビジュアルと、テキスト。
写真はかなりクール。エロティック。現代的。

村上龍氏は『インザ・ミソスープ』を、神戸の14歳の殺人事件の時期に重なって連載していた。
いろいろな意味で、時代とシンクロしてきた作家だ。
写真の異様さと相まって、すごく迫ってきた覚えがある。

 役に立てなくて悪かったな、とわたしは言ったが、お前自身に危機感がないから娘は聞こうとしないんだ、と内心では思っていた。子どもは親のことを見ている。生き方を見ているのだ。生きていく姿勢、日常的に示す価値観をじっと眺めている。日頃危機感を示していない親が、「危機感を持て」と言っても、子どもにはまったくリアリティがない。(p78)
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2007年12月02日

0155『おしゃれなヌード ちんかめ3』

★★★★4
おしゃれなヌード ちんかめ〈3〉
おしゃれなヌード ちんかめ〈3〉
内藤 啓介

「ちんかめは、やっぱり、発明だと思った」リリー・フランキー

何がそんなに発明なのだろう?
と思いながら眺めてみる。
確かに、きれいだ。キュートで、ポップだ。
昔のヌードは身体そのものの美しさを求めていたように思う。
美術館ではただ裸の石膏がたたずんでいる。
現代のヌードは、装飾品を使って身体とものとの関係を綺麗に見せる。
タトゥー、ネックレス、かわいい下着。
色彩が鮮やか。ページをめくるたびに、色合いが変わるように計算されている。
女の子の身体×もの というコラボ。
例えばギター、バイク、抱き枕といった感じ。

今や、乳出しヘア出しは当たり前になってきたなあ。
化粧も進化し、整形なども進化し、みんな、きれいだ。

女の子がヌードを見ると、また別に視点で見るんだろうな。
その視点を、僕は持たない・・・。

ところで、この本の題名は、はじめに男の性器の先っぽを連想させたのだが、どうやらカメラマンの愛称由来らしい。
裸と羞恥 〜なぜ恥ずかしいのか?〜さんとこより。
このページ、冒頭にちんかめについて女子学生がかわいいと言って買っている、というような話しからはじまっているが、なかなか面白い。
「はじめての性教育」とかもあった。
ただ、このページ、ホームがどこかわからない。更新も2002年のもの。
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2007年11月17日

0132『ピクトさんの本』

★★★3
ピクトさんの本
ピクトさんの本
内海 慶一

ピクトとは、すなわち「被苦人」である。

日本ピクトさん学会会長内海氏による代表的ピクト研究本。
読まないとピクティストとは呼びづらい。

このサイト日本ピクトさん学会ホームページの書籍化。
こちらのページを見るだけで内容はおわかりいただけると思う。

どうでもいいようなところに光を当て、それをアカデミックにまとめあげてしまう、その執着と愛情と変態っぷりはものすごく面白いし僕好み。

英語の授業で英語の標識というのがあって、ここには海外のピクトさんも載っているので教材に使えるかと思って購入した。
が、活用する前に授業が終了してしまった。(なにやっとんじゃ。)
また来年。

本にする技として、非常に参考になる。
・分類
・鑑賞ポイントで萌え場所を指摘
・研究(という名のサイドコラム、文章が比喩や皮肉が利いていて面白い。)

「転倒系」と「つまずき系」は絵を見るだけだと同じ分類だと感じたけれど、痛そうな転倒に対し、痛そうじゃないけれど実は大変だったつまずきとは、違うのか、と納豆食う。
posted by B&M at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月17日

0108『STRIDE HITOMI YAIDA REAL LIVE DOCUMENT』

★★★★4
STRIDE―hitomi yaida real live document
STRIDE―hitomi yaida real live document
Kei Masuda

でもライブで忙しいのが、いちばんいいし。


歌手、矢井田瞳の2002年2大ドーム公演のドキュメント写真集。
僕が矢井田瞳にはまっているから、ということで四つ星。
ところで、ヤイコが歌っている姿を眺めていると、『ソラニン2』を思い出した。
浅野いにおさん、ヤイコをモデルにはしてないよね・・・?
あまりに歌手の写真集なんか見たことないし、女性ボーカルのライブなんて行ったことないし。
あ、でもテレビでいくらでも見れるか。
でも、ともかく、なんていうか、「歌ってるなあ」って感じの理想的な元気さがあるんだよね。
そこらへんが、僕は好きなのだと思う。

なんかね、音楽に関してはどんだけ勉強したとしても、感情がいちばんなので。そういうことを考えると、職人っていうのは当てはまらないかなと。


表紙を剥ぐと、裏面が準備中の、観客が誰もいないドームの写真になっている。
ミスチルのドームツアーを思い出して、切なくなる。
ドーム風とか、あったなあ。
ああ、あったなあ。

せり上がって、人が張りついてるみたいで、人の壁みたいに見えるんですよ。で、私は目がいいにしても、表情までは見えなくて。それで人間悪いほうに考えるところがあったりしますんで、みんなの顔が、目が点々とこうなってるだけ(手で目と口を書くしぐさ)に見えて。


インタビューの文字が銀色でテカって、読みにくかったけれど、僕として共感することが多々あった。

何がいちばん大変かと考えると、それは生きるという意味でも、「続けること」なんですよ。


尊敬できるクリエイターとして、結婚して丸くなったかに思えるヤイコだけれど、これからも見守っていきたい、いや、見守ることで元気をもらうというか、背中を見せていてほしいと思う。
エッセイ集『転がる』も買いました(笑)
どんだけはまってるねん(と、この前ある友人から言われましたが。)。
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2007年10月15日

0105『TRIP EX. Hot Essence―三浦敦子初写真集』

★1
TRIP EX. Hot Essence―三浦敦子初写真集
TRIP EX. Hot Essence―三浦敦子初写真集
河野 英喜

さて、写真集をここに載せることで、幾つか興味深いことが書けそうなので、断行してみた。

まず、写真集を星で評価することは、女優その人自身を評価することにもなるのだろう。
なんかよさそう、と思って、女性的に孤独な僕は、ヤイコやSalyuや言いながら、今夜も浮気に女性の美を探す。

僕はこの人を、まったく知らない。
なので、ちょっと調べてみることにする。
三浦敦子 - Wikipedia
1978年生まれ。
この写真集は、25歳のときのものであるようだ。
ただし、Wikiでは生年月日について疑問な文章があった。

と思ったら、映画『LOVEHOTELS』オフィシャルサイト | Excite エキサイト : 映画に出てる人じゃないか。
サエコが出ていて惚れたこの映画。
いやあ、人間の記憶力って、実はけっこうすごいのかも。
この時の印象で、たぶん、この写真集にぴんときたのだ。

そういう意味でいうと、どんな形であれ──先輩芸人が若手芸人などといろいろしゃべる後ろに座っているだけでも──メディアに姿を露出することは、アイドルや女優にとってはプラスになるのかもしれない。

Amazon.co.jp: 三浦敦子写真集「ATSUKO MIURA /HAJIME SAWATARI」: 本: 沢渡 朔なんかを見ると(4作目の写真集)、消費者が写真集についてどう見ているのか、みたいなもののちょっとした参考になるので面白い。

この写真集自身のアマゾンでのレビューAmazon.co.jp: TRIP EX. Hot Essence―三浦敦子初写真集: 本: 河野 英喜も、肯定的ではない。

「肉迫感がない。」「乳を見せればいいわけではない。」

すごいな。
素人にはなかなかついていけません。

では、そんな「裸体写真集初心者」なりの、今回の写真集の分析。
実は僕はヌードの写真集をほとんど買ったことがないのだ。
なので、今回、しみじみとこれを眺めながら(ああ、孤独・・・)、分析してみようというのも、この記事を書いた理由でもある。
そうでなければ、引用文もないこんな違反は許されない。

女の子が髪を左右にふたつにくくるのが好きなのは、僕の個人的な趣味だろうか。

ひざまずいたりするポーズは、服従を示唆しているため男性にとってはいいのではないか。

後ろにちょっと振り返り気味で撮ったりするのは「定石」だろう。
これは初心者にもわかる。
では、なぜ振り返り気味なのがいいのか。
物語的に考えると、彼女が前を走っている、振り返って「僕」を見てくれる。
美女に引っ張り回されたい男子にはいいショットなのだろう。
漫画などではこのパターンはよくある。

尻を強調するようなポーズは、母性を表している。
いい腰つきは、それだけで生物の種の保存として魅力的なのだろう。

上目遣い。
ちょっとおねだり、のような、助けて、というような。

ちょっと乳房を握っているところなどは、なんか、乳がんの検査みたいな気もして(それは個人的な印象か)、なんだろう、変な気分。

水辺は、濡れる、おもらし、豊穰。

裸スーツいい!!
なんだろう、肌の感触がなんか、伝わってくる気がする!!
なんでだ?!

わざと泥や土で汚してみると、逆に清潔さが際立つ。

色。
特に原色に近いような、色を使う。
プールの底が青。
よく見る光景。

最後のほうのピンクの、ロリをイメージしたのかな、は、ちょっとなあ。

今回、ブックオフでこの写真集に1000円はたいたわけだけれど、やっぱりビジュアルてきなものは、繰り返しに弱い。
二度三度見ると、もう飽きる。
映画もそう。
文章は、見るたびに違う角度で迫ってきたりして、やっぱり、パフォーマンスがいい。

まあでも、今回、「自分自身を読む」ことができて、よかった。


参考:
三浦敦子 公式WEBサイト(ブログあり)
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2007年10月01日

0093『CARNIVAL』

★★★★4
DnD01.jpg
カーニバル
結城 美栄子

1284年6月26日、ドイツのハーメルン(Hameln)の町に一人の笛吹き男があらわれ、130人の子供達を連れて失踪してしまいました。


女優結城さんの陶芸人形の写真集。
ブックオフで100円。
いい買い物をした。

幻想的な人形たち。
P50で佇む「笛吹きカラス」のたたずまいはハシビロコウみたいな神々しさで好きだ。(自ブログハシビロコウに惚れる参照。)
「カーニバルをまつ子供たち」のあの表情!(P65)
「白猫」は猫と女体が合体している。猫の連作のひとつ。その美しさ。猫と女性の共存の意味深さ。(P90)

大小屋というところに常設展があるらしい。
【OCNのアート情報サイト・アートジェーン】:artgene. Plus:2006年07月
いつか行ってみたいなあ。

「例えば、1991年の湾岸戦争の時、油まみれになった鳥が何度も映像で流されたことがありましたね。日本ではバブルがはじけた時期と重なっているんですが、私はあの映像を見て、世の中が真実を見ずに踊り狂っている間に、なんと大変なことになってしまったんだろう、と痛感しました。それでこの時期に「カーニバル」という個展を開いたんです。お祭りに浮かれたカーニバルの登場人物を、お芝居のように配置した展覧会でした。(アートコラム artgene.plus|OCNアート artgene.(アートジェーン):Vol.2 結城美栄子さんインタビューより)」

踊り狂っているかのような現代のカーニバルにもあの笛の音は聞こえているはずです。
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2007年08月07日

0006『世界の窓〜Windows〜』

★★★3

世界の窓

世界の窓

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ピエ・ブックス
  • 発売日: 2006/01/14
  • メディア: 単行本




世界各国から集めた窓の写真集である。
180種類の窓を紹介している。

窓とはなんだろう?と、ふと考えてみる。
WindowsというOSには「窓」という名前が冠されているけれど、WindowsOSの名前の由来は、
「スカンジナビア語で「風が入る穴」という意味。 窓を開けるかのように画面を開いたり閉じたりしながら、誰もが簡単に操作できるようになった(パソコンQ&A)」ことらしい。
風が入る穴。
それが窓の機能のひとつだ。

なるほど、世界の窓に目を向けてみると、まず窓は開くようになっている。
しかし、開ける必要があるのはガラス窓だからで、これは欧米由来のものだ。
アジアのほうは、日本も含め、檻のようになっているものが多い。
ただし、そこの気温なども大きく関係してくるだろう。
寒いところでは窓は小さく作られるのだろう。
写真を見ていると、板をはめこんだ窓もあった。
ガラスがない時代、寒い日などは「窓の穴」に、いちいち板などをはめこんでいたようだ。
また、雨に対する防御も考えなければならない。
たくさんの板を斜めに組み合わせて、雨は入らないように、けれど空気は通るようにと考えられた窓は発明だ。
人間の知恵はすごい、と思う。

もうひとつ、窓は日光を取り込む。
そのときに工夫されたのが、いろいろな模様を窓に描くこと。
穴のあけかたひとつでも、彫刻のように繊細にあけられた穴もある。
ガラス窓だと、ステンドガラスなどの工夫もなされる。

例えば目が「魂への窓」と考えられているように、窓は家の「目」とも言えるでしょう。

窓の中に自分がいる。
部屋の中はまるで自分の内部のようだ。
昔、窓から雨を見るのが好きだった。
ガラス戸をあけて、雨の音に耳を澄ませ、緑の田畑に降る雨を眺めるのが好きだった。
窓は世界を覗く穴。
同時に、世界からさまざまな光が降り注ぐ穴でもある。
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