
ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)
村上 春樹
大傑作。
まとまりがないとかいろいろ言われても、全体として素晴らしい小説。
これが読めて、よかった。
大学の卒論はこの大長編の前身となった、短編「ねじまき鳥と火曜日の女たち」がいかに海外に翻訳されたかとか、この作品がいかに"Wind up bird chronicle"に「削られながら」翻訳されたか、とかをやった。
作品は妻が失踪する話でもあり、当時の僕の心境と非常にマッチンぐーしたので(失礼)忘れ得ない作品となった。
参考:0115『ねじまき鳥の探し方』