現代人の読書 (三一新書 435)
紀田 順一郎
もう聞かない新書の名前である。三一新書。
読書に関するいろいろ、紀田氏の場合。
六畳一間の団地アパート、盛り場周辺の貸間、慌しいオフィスや税務所の待合ベンチ──いずれこんな環境で読書することはやめるべきであろうが、他に時間がないからには、主観的に「独り灯」の境地をつくるような修養を積まねばなるまい。(p172)本の保管とか補修とかまで網羅した全体的な本を目指している。
六畳一間の団地アパート、盛り場周辺の貸間、慌しいオフィスや税務所の待合ベンチ──いずれこんな環境で読書することはやめるべきであろうが、他に時間がないからには、主観的に「独り灯」の境地をつくるような修養を積まねばなるまい。(p172)本の保管とか補修とかまで網羅した全体的な本を目指している。