※この本は、0040『書きあぐねている人のための小説入門』に既に投稿していた。文庫版を読んだ、ということで、据え置くことにする。(2010/08/12)
保坂氏の小説についての考察、哲学みたいなものは、読んでいて非常に面白い。
この本はその中でも特にテクニカルな部分に言及している本だが、やっぱり哲学で、ハウツー本というには気が引ける。
自分の小説の行き詰まりをテクニック不足が原因だと考える人は「小説の書き方マニュアル」を信じる律義さと同じで、たしかに真面目で素直ないい人ではあるだろうが、本当に自分が書きたいことが何なのかをきちんと考えていないという意味で、怠けているということになる。(p35)
僕にとって、小説を書く上でのバイブル的存在。
もちろんハックスとかハウツーとかテクニックみたいなものを採用して試してみるほうがラクだ。
この本が求めているような、難儀して考えるようなたぐいのことはしんどい。
だからときどき逃げる。
でも、やっぱり僕は、結局は、ここに書かれてあるようなことに到達したい、とどこかで願っている。
まだまだ初心者の私は、まず書くことからはじめなければ、いけません。
B&Mさんはどこかに、創作されたものupしてますか、読ませてくださいな。よろしくです。
創作したものですが、恥ずかしいものながら、右上のアイコンの最右のところ(http://25pestory.seesaa.net)で公開しております。
お目汚しでしょうが、よろしければ感想などいただければ幸いですm(_ _)m