
ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)
ディーン・R. クーンツ
ハウツー本。でもよくまとまっているし、外国の出版事情なんかも垣間見れて面白かった。
自転車で走っていた頃、帰路、乗り物の中で読んだ。
いろいろなテクニックなんかをすっきり整理したりするのには役立つ。
まあ、小説を書くのに、すっきり整理された頭が必要なのかどうかは置いておいて。
作家の人生とは孤独なものである。なぜなら、この職業を選んだ者は、長い時間、きびしい、途切れることのない緊張にひとりで耐えることを要求されるからである。骨の折れる、ときには挫折感をともなう試行錯誤のなかで、自分の道を手さぐりしつつ、自身の手法や文体を発見してゆくのが作家なのだ。(p18)