2008年02月11日

0273『こどものあそび』

★★★★4
こどものあそび
こどものあそび
南 Q太

やっぱり南Q太さんはすごい。
自伝的な作品なのかな、という、ひとりの女の子が母親になるまでの話。
「どこまでだってひとりでいける、まっすぐに生きる少女の物語」というのは、自分の欲求に正直に、というふうな意味で、道徳的にまっすぐとか、そういうことではなかった。
そして、たぶん「少女」は、南Q太さんの娘さんと自分を重ねたダブルミーニングなんだろう。
はじめのページにも、「私の娘、Yに捧ぐ」とある。

新宿の夏の夜は 時々 潮のかおりがするという
よごれた海の腐った下水道の 汗の 涙の

高尾山を、ちょっと遅れをとりつつ歩く母親。
元気いっぱいに進んでいく少女。

はじめの4エピソードは2、3ヶ月あけて描かれたためそれぞれ独立した印象をもった。
posted by B&M at 07:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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