
情報大爆発―コミュニケーション・デザインはどう変わるか
秋山 隆平
その豊富な情報量、わかりやすさ、「プレゼンテーション本」という新しさ。
示唆に富み、刺激的だった一冊。
超オススメです。
昨年11月、買い控えていたのですが(情報大爆発)、その後衝動買いし(平日が休日が買い物が投稿がマルホランドが)、インデックス/コンテンツ論考の大いなる助けとなってくれました。(参考:25peso内『情報大爆発』検索)
常識だった人もいるかもしれませんが、「アテンション」という考え方は慧眼でした。
広告に関する話なのですが、インターネットの現象、ネットワークといったところを僕にもわかりやすく噛み砕いて「プレゼン」してくれます。
消費者は、結局、自分の時間コストであるアテンションを過大評価しがちなのです。
そして、自分でいくらでも選択できるものや、テレビや映画のように、期限が来ると消え去ってしまうというプレッシャーの無いものの優先順位は低くなり、最初は楽しみであったものが、最後には重荷に変わってしまうのだと、教授は言っています。(p71)