海外作家の文章読本 (新潮ムック―海外作家の仕事場)
新潮社、0003『来たるべき作家たち』の続編。
前作の小説一辺倒だったのに加え、ノンフィクションや回想録、旅行記、エッセイといった様々なジャンルの海外作家さんたちがラインナップされた。
残念ながらこのシリーズはこの2冊で終わっているようだ。
続編、出てほしいなあ。
日本作家からは沢木耕太郎氏と山田詠美氏が紹介されている。
個人的には0097『アムステルダム』のイアン・マキューアン、ジョン・アーヴィングの写真とインタビューがあるだけで大満足。
人生が充実していれば、いわゆるリサーチは不要なのかもしれない。(p160)
参考:
イアン・マキューアン インタビュー by 大野和基
このページ、誤字が多いなあ。雑誌からスキャンしたんだろうか。マキューアン氏に対する愛情もあまり感じられない。客観的、ということ?村上春樹氏から言わせると、あまりいいインタビューとは言えないんじゃないかな。
市川たくじインタヴュー
『いま、会いにいきます』の市川氏はマキューアンのファンだという。
ランダムウォークな日々: イアン・マキューアンに盗用疑惑
トマス・ピンチョンが擁護だなんて、知らなかったなあ。