ラブ・ゾンビ (九竜コミックス)
山崎 さやか
タイトルに魅かれて買ったのですが、収穫でした。
山崎さやか。
やるじゃないか。
物語の持ってき所が独特。
女性でエロなんかも描いたりして。
「ってえ!イテーよ!!」
「前立腺感じた?」
「ぶっ殺すぞてめーー!!」(「主婦201号室」)
依存の「ラブ・ゾンビ」、団地妻の「主婦201号室」、田舎農業の「HIKARI」、タイトル通りの「便所」、デビューしたての背景ざっぱでちょっと岡崎京子?な「群青」、そして
「お前マジで家の仕事継ぐ気なわけ?ブタだろー?地味だしつまんねーじゃん。だいたい一生の仕事今 決めなくたって・・・東京行っていろんなこと知ってから、やりたいことみつけたほうがいいよ。」(「P-good」)
田舎の養豚、「P-good」。
「作品小咄」には書き直しのことを書かれていましたが、女性なのに、エロをよく心得ておられます。