
おしゃれなヌード ちんかめ〈3〉
内藤 啓介
「ちんかめは、やっぱり、発明だと思った」リリー・フランキー
何がそんなに発明なのだろう?
と思いながら眺めてみる。
確かに、きれいだ。キュートで、ポップだ。
昔のヌードは身体そのものの美しさを求めていたように思う。
美術館ではただ裸の石膏がたたずんでいる。
現代のヌードは、装飾品を使って身体とものとの関係を綺麗に見せる。
タトゥー、ネックレス、かわいい下着。
色彩が鮮やか。ページをめくるたびに、色合いが変わるように計算されている。
女の子の身体×もの というコラボ。
例えばギター、バイク、抱き枕といった感じ。
今や、乳出しヘア出しは当たり前になってきたなあ。
化粧も進化し、整形なども進化し、みんな、きれいだ。
女の子がヌードを見ると、また別に視点で見るんだろうな。
その視点を、僕は持たない・・・。
ところで、この本の題名は、はじめに男の性器の先っぽを連想させたのだが、どうやらカメラマンの愛称由来らしい。
裸と羞恥 〜なぜ恥ずかしいのか?〜さんとこより。
このページ、冒頭にちんかめについて女子学生がかわいいと言って買っている、というような話しからはじまっているが、なかなか面白い。
「はじめての性教育」とかもあった。
ただ、このページ、ホームがどこかわからない。更新も2002年のもの。
【関連する記事】