2007年09月19日

0087『生き方のスタイルを磨く』

★★★3
生き方のスタイルを磨く (NHKブックス)
生き方のスタイルを磨く (NHKブックス)
斎藤 孝

スタイル、技化、型。
「要は教育というのは型にはめる作業なんだ」なんてことを考えたこともある。
同時に、型にはまることを嫌がる、そういう自由な魂としての子供をイメージする。
それを無理やりに押し込もうとして、殴って蹴って食事を与えず、大人しくなった頃には魂が死んでいるが気にしない大人たち。

この前九州を旅行した時、ウルトラマンなんたらで、気球の中に怪人がいて、その怪人は子どもたちの魂を喰らう、という話を見た。
母親たちは子どもたちが「いい子」になると、こぞって気球に子どもたちを乗せようとする。
デモ行進などをして、気球を我が街に、などとやったりする。
ウルトラマンの隊員たちが危険ですから、と訴えても聞こうとしない・・・。
すげえなあ、風刺だなあ、と思った覚えがある。

無理矢理には、型にはめようとしないことだ。
と思う反面、僕はしばしば生きるのに苦しむことがある。
手本がなく、模範がなく、宗教もない、日本という国で。
村上龍氏などは、バブル、空白の10年を経た日本で希望がないというようなことをおっしゃられている。

自分のスタイルは自分で見いださなければならない。

そのスタイル発見・スタイル作りの参考になるであろう本。

個人的にはバルザックが黒い液体で百万馬力、なところなどが印象的。

大きく言えば、たよりきる宗教を持たない者でも、自分の人生を安心して受け入れ、他人の生き方を寛容に味わうことは十分できる、そうした理論をつくることがねらいである。(あとがき)
posted by B&M at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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