2007年08月24日

0056『スケッチは3分』

★★2
スケッチは3分 (光文社新書) [新書] / 山田 雅夫 (著); 光文社 (刊)
スケッチは3分 (光文社新書)
山田 雅夫

実際の風景では、決して見ることのできない、柱の中心を通る仮想線なのですが、これを一点鎖線でしっかり表示するわけです。
九州旅行中に読んだ。
スケッチ本なんてたくさんあるが、都市工学を学んだ著者独特の視点からのスケッチ法。
「あとがき」で、スケッチは観察、分析、表現だと著者は言う。
「観察」してみよう、というのはどのスケッチ本だって言うことだろう。そう、世界を観察してみよう、と思えるところに、世のスケッチ本たちは役に立っている。写真にはない観察が、スケッチをするときには必要になってくる。写真では写り込んでしまう偶然のものも、スケッチでは意図的に描かなければ再現されない。3分で描こうとする、この「ちょいスケ」のススメでは、意図的に描かないということもしたりするのだが。
そして、「分析」を、面と線の感覚からしてみる。
「表現」を、独自の方法でやってみる。
この本の肝は、描く対象を「観察」してから、著者独特の「分析」を加え、そしてまたちょっと変わった方法を交えて「表現」する、ここにある。

僕は日常的にスケッチをする人間ではないので、スケッチのテクニックそれぞれが直接的に僕の生活に役立つことはない。ということで、この星評価にした。
ただ、この一風変わった観察、分析、そして表現は参考になった。
なるほどな、と思ってまた生きていくと思う。
そのうち、思わぬところで読んだことの効果が現れるといいな、と思う。
posted by B&M at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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