
1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編
奈良 裕明,編集の学校
予備校的な小説作法の指南本。
非常にわかりやすい。
教科書よりは楽しく、軽い感じで小説を書くことについて考えられる。
小説とはなんだろう?
というところからはじまり、文章、プロットという流れ。
「ハコガキ」は、シーンを描くのに参考になる。
三題噺、カードなどの「作るヒント」も紹介しつつ、
「説明するな、描写せよ」
「ラストは「ストン」か「余韻」」
「規則正しい生活を」
などのアドバイスが続く。
とりあえず小説が書きたいが、いきなりは書けなかった人などは、読んでみるといいかもしれない。
こういう状態ーー言葉が本来の意味を失って、形だけのものになってしまった状態を、言葉が自動化する・機械化する、と言います。