2019年04月13日

1046『子どもは若殿、姫君か? 現代教育批判』

★★2
子どもは若殿、姫君か? 現代教育論批判 (ディスカヴァー携書)
子どもは若殿、姫君か? 現代教育論批判 (ディスカヴァー携書) 川嶋優

皇太子殿下恩師にして元学習院初等科長、学習院名誉教授。
共感と波紋の講演の完全書籍化。

年号が令和になりますね。
皇太子殿下恩師というのは、売り文句のような気もしますが。
講演の書籍化ということで、章のページ数のバランスとか、この文量で1000円かよというツッコミはさておいて。

現在の教育界にばっこする誤った4つの教育方針、
1.個性尊重
2.親の価値観を押しつけるな
3.教えるな、考えさせよ
4.叱るな(怒るな)
に対する反論。

1、2については、個性なんてはじめからはない。
親の考えをまず押しつけないでどないする、という立場。
それについては、それもそうかもしれない、と思った。

3についても同じ。
教えずに考えさせろなんて無理、という立場。

4については、感情的に怒ることも、場合によっては子どもに響くんじゃありませんか?という感じ。

どれも、そうかもしれないなあ、と思う。
偏りすぎた教育の天秤を、正常に戻すための反論の書、といった感じでもあった。

第8章、9歳までの教育と10歳からの教育を区別する、というのは新しかった。
死の恐怖を理解し始め、抽象を感じ始めたら、臨界期。
ギャングエイジ、小学校では軽んじられているかもしれないけれど、一番重要ですよ、と。

 どうも、理屈で子どもを育てようとしているように思えます。その結果、子どもたちはどうなったでしょうか。そのことの責任をだれに問おうというのでしょうか。育児書にこう書いてあるからではなくて、親は自分の本能で子どもを育てるべきだと思います。(p118)
posted by B&M at 19:47| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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