
中学なんていらない。 不登校の娘が高校に合格するまで (メディアファクトリーのコミックエッセイ)青木光恵
いじめから、不登校になった中2の娘。
内申点ゼロのその子が、高校へ進学するまでをつづったコミックエッセイ。
自由が一番って思ってたやん!
学歴とかどうてもいいって思ってたやん
(…)
それなのに!
娘にはちゃんと学校に行って勉強して
ちゃんと働いてほしいって思ってる
つまんない!
つまんない人間だな私は!(P38)
図書館本。
親として、身につまされる話ばかり。
担任教師なんてしょせんその年っきりのつき合い
過度な期待はしない!
生徒の将来になーんも責任とらなくっていいんだもんなー。
ーーって今まで何度も思って来ましたが
それにしてもこの3年の時の担任の
ただの傍観者っぷりはすごかったなー 笑える!(p93)
・・・そこの先生、この頃乾いていませんか?
ここに描かれているような中学校には、したくないなあ。
帯をぎゅっと締め直す。
あれから1〜2年後だったかに、公立でもいじめた方の子を学校に来させないように出来る制度が作られたと聞きました。
(…)
子育てにしんどくなった時に私はいつも、娘が生まれてきた時のことを思い出すようにしています。あのとき「生まれてきてくれて良かったー!」って思いました。(…)極端な話、もうそれで全てなんじゃないかと。それ以上は贅沢だと。
学校には通ってなくても生きてるじゃん!良かった!行かなくてもいいよ!(あとがき2014年)
私も父として、お産に立ちあった。
母のそれは体験できないが、生まれてきてくれて良かった。
あなたに会えて、本当に、良かった。(小田和正)
そう思ったものね。
それが全てだものね・・・。