
ジブリの文学 鈴木敏夫
Kindleでは取り扱いなし。
自らを「編集者型プロデューサー」と呼ぶ著者は、時代の空気をつかむために、どんな本を読み、いかなる文章術を磨いてきたのか?(…)歴史的大ヒットを支えた<教養>と<言葉の力>、そして<ジブリの現在>がこの一冊に。(そでに書かれた紹介文より)
言わずとしれた、ジブリの名プロデューサーによる本。
図書館で出会って、読んだ。
僕の心の奥底に流れている、ジブリの遺伝子。
僕の目ざす「知性」がここにあった。
枯れるとは何か?最近、よく考えている。(…)年を取って枯れれば楽になれる。枯淡の境地に達するとか、あるいは達観するとか、悟りを開くとか。いいことづくし。なにしろ、すべてを分かっているのだから、経験と知恵で楽しく生きられる。(pp197-198)
「宮さん」と話をあわそうと、『方丈記私記』を読み始めたあの頃からの記録だった。
『ジブリの哲学』の続編らしい。こちらも読みたい。