2018年02月24日

0978『スター・ウォーズ論』

★★★★★5
スター・ウォーズ論 (NHK出版新書) -
スター・ウォーズ論 (NHK出版新書) - 河原一久

数年前、ニュースで、ジョージ・ルーカスが生み出した伝説の映画、『スター・ウォーズ(SW)』の版権が、ディズニーに買収された、という話は知っていた。
その以前が以後か、SWのエピソード1〜3くらいは、それなりに見ていたと思う。
が、そこまでどハマりするというほどのものではなかった。
エピソード4〜6については、古い映画だ、くらいにしか思っていなかった。
だから、ダース・ベイダーについても、詳しくは知らなかった。

昨年、スター・ウォーズ、エピソード8が公開されるということで、EP5、6、7を民放が放映した。
そのとき、息子が興味を示したのを皮切りに、どんどんと親子でのめりこんでいった。
そして、エピソード7を心待ちにするようになり、一緒に見たとき、ふたりで「ミレニアム・ファルコン!」と叫んだとき、興奮は臨界点を突破していたように思う。
その後、親子はエピソード8を映画館に見に行く。
息子にとっては、初の映画館で見た洋画であり、2時間半椅子に座り続けることができた映画になったのであった。

 「なぜ面白いのか?」は本当に解けない謎なのだ。多くの学者たちは「神話の持つ普遍的なテーマを内包している」とう点に答えを求めるが、本書の中でも言及するように、それで全てを解明したとはとても思えない。(p14)


この本は、スター・ウォーズの日本語字幕監修に携わったという著者が物したもの。
SWの文化(連帯)、歴史、買収劇、映画史、参考にされた映画など、情報量がすごい。
SWについて深く知りたいと思い、手にしたが、満足の一冊だった。

ルーカスからディズニーへ、というところの話も面白く、ディズニーのすごさや、ルーカスの隠遁(笑)、しかし作品の普遍化など、参考になる部分が多かった。
ピクサー、マーベルなど、それぞれの独自性を尊重するディズニーのやり方を称賛していた。

書かれたのはエピソード7以前のようだが、それ以前の歴史や情報についてもしっかりしているので、あとになっても読めると思うので、星5つ。

未来について書かれていたところは、著者の言っていたことが当たっているか、楽しみである。
posted by B&M at 11:42| Comment(0) | 社会(・貧困・格差) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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