2016年10月19日

0960『図解フィンランド・メソッド入門』

★★★★4
図解 フィンランド・メソッド入門 -
図解 フィンランド・メソッド入門 - 北川達夫

国際統一テストで好成績を残し、世界が注目するというフィンランドの教育について、わかりやすく図解した、ムックのような一冊。
ただ、「わかりやすく」簡潔に、簡略化して書いている、ということは、それほどに、読む側、こちら側に、書かなかった部分を、具体的な部分を、実践の部分をたくしている、というわけで、読むのはなかなかに難しいほうだったと思う。
フィンランド国語教育を発想力、論理力、表現力、批判的思考力、コミュニケーション力の5つのメソッドで解説。
ただ、この本だけでは不十分だと感じ、他書(とりあえず「競争やめたら学力世界一」「フィンランド教育 成功のメソッド」が書棚にある)と、自らの実践で補填しようと考える今日この頃。

 しかし、自分にとって当然の理由であっても、自分にとって当然の結論であっても、それが相手にとって当然のことであるとはかぎりません。誰にだって思いこみはあるのです。考えに偏りのない人間はいないのです。そのことを自覚しないまま、自分を中心にして論理を組み立てているかぎり、何を言っても自分にしか通用しません。(p60)


読んでいて、班活動、ディベート、この頃のアクティブ・ラーニングに通じる示唆に富む本であった。

「議論が台無しになるようなこと」(…)大人の議論においても、このルール違反を犯す人は跡を絶ちません。(…)議論を故意に混乱させるためにやる人もいますが、ほとんどは優越感に浸りたいだけの人のようです。(p71)


初めのフィンランド紹介のビジュアルの写真は、ちと古かったなあ。。。
posted by B&M at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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