
ゆうちゃんとめんどくさいサイ (こどものとも絵本) - 西内ミナミ さく/なかのひろたか え
「あら、いやだ。はを みがかないから、はが きばになっちゃった。きばがある こは、オオカミさんの こどもに おなり!」
そう いわれても、ゆうちゃんは へいきの へいざ。
「それじゃ おかあさん、いってきまーす。バイバーイ」
ゆうちゃんのふてぶてしさと、生きる力を感じた。
その後、さまざまな家庭を転々とするゆうちゃん。
めんどくさいサイに会って、自然と「めんどくさい」と訣別していく子どもの姿。
そういう自然な姿に、感銘を受けました。