2015年02月12日

0873『がんばる!たまごにいちゃん』

★★★★★5
がんばる!たまごにいちゃん (ひまわりえほんシリーズ) -
がんばる!たまごにいちゃん (ひまわりえほんシリーズ) - あきやま ただし

作者は、NHKアニメ『花かっぱ』の生みの親。

おかあさんは おとうとたちのせわを しながら
たまごにいちゃんに いいます。
「みんなの おてほんに なるように がんばってね、おにいちゃん」
「はい、おかあさん」


僕には、弟を持ち、姉という立場にならざるを得ない娘がいる。
この本は、その娘を見ていて、ぐさっと胸に突き刺さった。

「また おかあさんに あたためてもらいたい。
たまごの ときは よかったな」


ため息をつくたまごにいちゃんに、友達は、たまごのからのかわりを探す。
しかし、しっくりくるものはない。
どうなるのだろう、と思っていたら、たまごにいちゃんが友達に聞いたのである。

「ねえ、みんなは
たまごに もどりたいって おもったこと ないの」


友達は答える。

「ぜーんぜん ないよ だって せっかく おおきくなれたんだもん」
「まえは できなかったことも、いっぱい できるように なったしね」
「ぼくは もっと もーっと おおきくなって、
はやく おとうさんみたいに つよくなりたいよ」


このくだりは、もう子どもには戻れない僕たち大人のためにも存在するんじゃないだろうか。
子どものすこやかな発育を願う、僕たち大人のためにも。

ともかく、少しずつたまごのからを破り、おしりに残ったたまごのからの残りも、ぽろっと取れそうな我が子とともに、楽しんだ絵本だったのでした。

 親もあまりイライラせずに、時々は手伝ってあげたり、叱咤激励しながらバランスよく接すれば、こどももきっと上手にからを割ってくれると思います。(表紙折り部「たまごのからを探して」より)
posted by B&M at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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