![鬼ぞろぞろ (赤羽末吉の絵本) [単行本] / 舟崎 克彦 (著); 赤羽 末吉 (イラスト); 偕成社 (刊) 鬼ぞろぞろ (赤羽末吉の絵本) [単行本] / 舟崎 克彦 (著); 赤羽 末吉 (イラスト); 偕成社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51XVkG6sMlL._SL160_.jpg)
鬼ぞろぞろ (赤羽末吉の絵本) [単行本] / 舟崎 克彦 (著); 赤羽 末吉 (イラスト)...
今は昔。
鬼が、まだ、いせいのよかったころの話である。
ある日鬼の行列と出くわした男は、鬼のつばきで透明人間に。
見えないことをいいことに盗みを働くが、ある日、観音様のお告げに従い、牛飼いの後をついていき・・・。
わが家では「サンタ」や「鬼」を信じている。
非現実的だ、という向きには、ファンタジーやユーモアの心を育てている、と答える。
脅迫的だ、という向きには、"親も一緒に"怖がったり待望したりしている、と答える。
子どもにとっては、世にも恐ろしい一冊。
鬼とはなんだろう、と考える大人にとってもよい一冊。
こんなにして、ぬすみをはたらいたり
人をいたいめにあわせたりしているうちに、
おれは人間の心をなくしてしまうぞ。