2014年02月03日

0847『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』

★★★★4
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです [ペーパーバック] / 村上 春樹 (著); 文藝春秋 (刊)
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです [ペーパーバック] / 村上 春樹 (著); 文藝春秋 (刊)

村上春樹の1997年〜2009年の12年の間に行われたインタビュー集。
作家生活が30年以上経っているが、初めての一冊だそうである。
外国人からのインタビューなどが多いのも、春樹氏の姿勢を物語っている。

世の中からくだらない本、価値がない本がまったくなくなってしまったら、それはそれで息苦しい世界になってしまうような気がします。誤差や無駄や間違いを含んで、世界は流れていきます。(ロシアの読者への回答p173)


村上春樹氏の魅力には、3つある。
1つは、小説世界の魅力。(詳しくは、その中にも短編、中編、長編の別や、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』などの不思議譚と『ノルウェイの森』などのリアリティものの別などがあるが。)
2つは、翻訳書の魅力。
3つ目は、エッセイ、インタビューなどに見られる生き方そのものだ。

この本は、3つ目に入る。

自分自身はシンプルでなんの変哲もない人生、なんて言ったりするが、その生き方はとても魅力的だ。
日本的な文壇へのNO、外国文化、いち個人としての生き方、ユーモア、柔軟な物事へのまなざし。

文庫版が出ています。
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫) [文庫] / 村上 春樹 (著); 文藝春秋 (刊)
posted by B&M at 07:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック