![ルラルさんのたんじょうび (いとうひろしの本) [単行本] / いとうひろし (著); ポプラ社 (刊) ルラルさんのたんじょうび (いとうひろしの本) [単行本] / いとうひろし (著); ポプラ社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61JTjvr4stL._SL160_.jpg)
ルラルさんのたんじょうび (いとうひろしの本) [単行本] / いとうひろし (著); ポプラ...
初めて読んだ、ルラルさんシリーズ。6冊目の絵本なんだそう。
「かぞくは いないし、ともだちは とおくだし。
いつも ひとりで おいわいしてるんだけど・・・。」
真っ白な背景に、やさしい線のタッチ。
この絵、どこかで見たことがある・・・
小学校くらいに読む本の、扉絵だったろうか。
と思ったら、0760『だいじょうぶ だいじょうぶ』の人だった。
納得。
誕生日は、自分が生まれた日でもあるけれど、自分がこの世に生を受けた日でもある。
最後にそのことに気付くまでに、やさしい絵柄と、そしてやさしい言葉で物語が紡がれている。
だけど うまれてすぐに わかれてしまった おかあさんが ほとんどです。
あまり、はっきりとは おもいだせません。 それでも
みんなが ここに いるのは おかあさんが うんでくれたからです。