![商品説明
( ひとりぼっちの大きなぞう、ぐるんぱ。汚いし、くさいにおいもする。見かねたジャングルのぞうたちが、体をきれいにして働きに出してくれた。でも、ビスケット屋さん、お皿つくり、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場、どこで働いても大き過ぎるものばかり作るので「もう けっこう」とすぐ追い出されてしまう。 <p> 「さみしいな さみしいな」と耳を草にこすりつけたり、はりきりすぎて失敗し、しょんぼりしているぐるんぱを見ていると、たまらなく胸が痛む。だからこそ、最後に「幼稚園」を開いて、子どもたちに囲まれて生き生きと働くその姿には心から拍手を送りたくなるはず。 <p> 色鮮やかでやさしい絵が、お話とぴたりと合っている。特に楽しいのが幼稚園の様子を描いたページ。ぐるんぱの体に登って遊ぶ子どもたち。靴でかくれんぼ、お皿はプールに。そして、大きな大きなビスケット。みんなで食べても「まだ たくさん のこっていますね」。1965年発売の名作絵本。(門倉紫麻))
ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本) [単行本] / 西内 ミナミ (著); 堀内 誠一 (イラスト); 福音館書店 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51B5JWAX4HL._SL160_.jpg)
ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本) [単行本] / 西内 ミナミ (著); 堀内 誠一 ...
幼い頃に読んでもらったものの、復刊。こどものとも。
大きくて何もしない汚い像、ぐるんぱ。
仲間に洗われて、仕事せいせい。
今で言うニートか。
はりきって仕事しても、不器用で、うまくいかない。
作るものは大きいものばかり。
「もう けっこう。」
でも、ね・・・。
ぐるんぱは ここでも とくべつはりきって、
すぽーつかーを つくりました。
ところが、 おおきな おおきな すぽーつかー、
のってみた おきゃくさんが、
「まえが みえなくて うんてんできないよー」
とさけんだので、じーさんも、「もう けっこう」
と いいました。
最後にやってくるオチも、ほのぼの納得。
教訓的で、いい絵本ですよね。
ぐるんぱは もう さみしくありません。
びすけっと、まだ たくさん のこっていますね。