2012年11月12日

0776『ザガズー』

★★★★4
ザガズー―じんせいってびっくりつづき [大型本] / クェンティン ブレイク, Quentin Blake, 谷川 俊太郎 (著); 好学社 (刊)
ザガズー―じんせいってびっくりつづき [大型本] / クェンティン ブレイク, Quentin...

それから なんにちかは ぞうでした・・・
また なんにちかは おこりっぽい りゅうでした。


これは、子どもの代弁のための絵本でもあり、それを読む育児者のための絵本でもあるのだ。

表紙カバー裏で解説している、谷川俊太郎氏の言葉に、聞き入る。

でも子どもは育つ苦労を言葉にできません、子どもは苦労を言葉にならない感情や行動で表現するだけです。クエンティン・ブレイクは、この絵本の中でそういう子どもを代弁しています。


大人のための育児書なんかは、たくさんあるのだけれど。

子どもがときに大人の目からは理解できない怪物に見えることは、誰しも経験することです。(…)まだ人間になりきれない、不思議な生きもの、そこにこそ子どもの成長のエネルギーがひそんでいるのではないでしょうか。


今の僕だって、決まったものじゃないんだ。

そして大人は老いるにつれて子どもに戻っていきます。今度は大人になった子どもが、子どもに戻った大人とともに生きていくのです。それがまた新しい苦労(と喜び)の始まりだということも、ブレイクは暗示しています。


最後、二羽の鳥と、それでも楽しげに去っていくこと!

題名も、おもしろい。
「ザガズー。」
子どもも、すぐ覚えた。

なんてすてきなんでしょう。ジョージとベラは
それを ほうりっこして
しあわせな ひびを すごします。

いや、でも、ほうりっこしなくても(笑)
posted by B&M at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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