![きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) [単行本] / ユーリー ノルシュテイン (著); フランチェスカ ヤールブソワ (イラスト); Francheska Yarbusova, Yury Norshteyn (原著); こじま ひろこ (翻訳); 福音館書店 (刊) きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) [単行本] / ユーリー ノルシュテイン (著); フランチェスカ ヤールブソワ (イラスト); Francheska Yarbusova, Yury Norshteyn (原著); こじま ひろこ (翻訳); 福音館書店 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/514JCWC03ML._SL160_.jpg)
きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) [単行本] / ユーリー ノルシュテイ...
ロシアの昔話。
読み聞かせ。
きつねに家を奪われた。
うさぎはいろんな動物たちに助けを求めるが、きつね、最強。
「うおーっ、なんて すごいんだ!」
くまは うなって、すたこら もりへ にげていきました。
でも、最後はにわとりが勝つ。
ぼうしにしちまうぞ、と言った、にわとりが勝つ。
この絵本は、ふたつのことを教えてくれているように思う。
ひとつは、にわとりのように小さく弱そうなやつでも、実は頼りになるんだということ。
(当時、にわとりを持ち上げようという風潮があったのか?)
もうひとつは、この動物達、実際に戦うことはしていない。
ぜんぶ、言葉。舌戦なのだ。
和訳もけっこうえぐい。
ひきちぎってやる!とかね。
ここらへんも、ロシアっぽい、ところなのか?
不思議な絵本でした。
でも、この、得体のしれないところが、絵本としては、いいのかもしれない。