2012年07月31日

0749『あの日からのマンガ』

★★★★4
あの日からのマンガ (ビームコミックス) [コミック] / しりあがり寿 (著); エンターブレイン (刊)
あの日からのマンガ (ビームコミックス) [コミック] / しりあがり寿 (著); エンターブ...

3.11震災直後から、新聞夕刊の4コマ連載の仕事というのもあったのだろうが、描き続けられていたマンガ。
もはや、「描くことが日常」というようなこと。

しかし、ヘタウマじゃないけど、絵筆と日常が接続している感じ、決して「逃避」や「乖離」ではないというところが、このしりあがり寿さんという人の、すごさなんだろうな。

ページの下に、日付が記録されている。
それは、ことが起きた後の歴史的な記録として機能したり、あるいは、大きなことが起きた後、こんなことを描けましたよ、あるいは描けませんでしたよ、ということを、正直に告白している。
なんにせよ、すごいことだと思う。

震災から1ヶ月して、地球防衛家と同じように、作家さんも現地入りして、いろんなことを見ている。
それが朝日新聞に載っていたらしい。
それも収録されている。

描くことが、生きること。
それって、もっとも、アーティストであるってことだよな。

「ダメ、近寄らないで!!私はゲンパツ。私に近寄ったらアブナイわよ。」(2011.05.21「小説宝石」6月号)
posted by B&M at 01:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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