2011年05月01日

0714『24時間先生』

★★2
24時間先生―大丈夫。俺がそこから出してやる [単行本] / 荒井 裕司 (著); メディアファクトリー (刊)
24時間先生―大丈夫。俺がそこから出してやる [単行本] / 荒井 裕司 (著); メディアフ...

「ありました。ありましたよ、お母さん。すぐに届けますね」
 すると母親は毅然として言った。
「いえ。それでは礼に反します。チケットは娘に取りにいかせます」
 ルイの母親もまた、ひきこもりの子どもを「かわいがるだけの母親」から卒業していた。(p131)


本当にいいことをやっている人は、自分がやっていることを、人に自慢気に言うことはない。

vs

他人に言わなければ、個人主義のこの時代、他人があなたの善行に気づくことはない。

なぜ不登校に?
親、教師、いじめ、甘やかし教育?
どうしたら出られる?
うまい働きかけ?
タイミング?
引きこもりは社会に出て、その後、生きていける?

そもそもが、かよわい赤ちゃんが、生まれてからこの社会で、生きていける?

社会を作っているのは我々全員だ。
引きこもりをつくってしまうのも、我々全員だ。

水谷修先生、この荒井先生。
そもそも、自分に酔っていそうで、こういう人は、あまり好きじゃないんだ。
でも、自分を犠牲にして、他人に現実を知らせて、自分も動いている。
社会運動家というか、好きじゃないのは、自分がそういうことをできないからだ。

 彼を訪ねた先で見かけたその本は手垢で黒ずみ、ボロボロになっていた。何度か電話をかけようと思ってはためらったにちがいない。「本を出版してよかった」とその時、心から思った。(p111)


不登校という病がある。
中高年の自殺とか、若者の心のかぜ(うつ)とか、なんかもう、当たり前に市民権を得てしまったような。
その穴に落ちる可能性のある人は、全員、なのだ。

が、成人がひきこもると社会の受け皿はまずなく、「自己責任だ」とあっさり見捨てられてしまう。(p36,37)
posted by B&M at 05:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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