2010年12月30日

0701『かもめのジョナサン』

★★2
かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) [文庫] / リチャード・バック (著); Richard Bach (原著); 五木 寛之 (翻訳); 新潮社 (刊)
かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) [文庫] / リチャード・バック (著); Ri...

かもめのジョナサンは、飛行を極めようと、群を離れ、しだいにまた群に崇拝されるようになる。
それは、スティーブ・ジョブズのような感じに似ている。

ひとつのことを極めようとして、他人とよりそいあうのをやめる、という話は、しかし、どこか魅力的である。
それは、群れでなくては生きていけない人間にとって、根本にある渇望なのかもしれない。

文庫版、訳者である五木氏の解説が秀逸である。

後半は完全に男だけの世界における友情と、先輩後輩の交流だけが描かれる。食べることと、セックスが、これほど注意ぶかく排除され、偉大なるものへのあこがれが上から下へと引きつがれる形で物語られるのは、一体どういうことだろう。(解説・p137)
posted by B&M at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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