はじめは取っつきにくく、敬遠していた作品。
でも、だんだんと引き込まれていった。
「お母さんに意地悪してんでしょ?山本さんのことならもう断ったから・・・いいかげんもう許してよう・・・」(p369)
中学1年生の「れねい」が主人公。
帯「おにいちゃん、この世界は誰のものなの?少女×異世界ファンタジーの名作、待望の復刊。」
村上春樹の世界観を思い起こした。
長いし絵柄も独特だけど、オススメです。
次は『拡散』を読んでみるか〜。
「なあにみんないつかは死ぬのさ。そろそろれねいと選手交替じゃ!あんただってちょっと前までは死んでたようなもんじゃろ。ばばはそろそろ終わったようなもんじゃし、れねいはまだまだ始まったばかりじゃけど、どっちも向こうに近くて・・・」(p104)