2008年10月11日

0353『ブラム学園!アンドソーオン―弐瓶勉作品集』

★★★★4
ブラム学園!アンドソーオン―弐瓶勉作品集 (アフタヌーンKC)
ブラム学園!アンドソーオン―弐瓶勉作品集 (アフタヌーンKC)
弐瓶 勉

0346『バイオメガ』の弐瓶勉氏の、異色短編集。
何がって、「萌え」なんです。
帯に「弐瓶先生いったいどうしちゃったの」とあるように、『バイオメガ』とかのあのタフな作風に、萌え要素やらギャグが絡まって・・・
不思議な世界観。

にしても、この人の絵はすごい。
たった1ページで世界観を形作るかのような。
かっこいい。
かっこいい。
かっこいい。
そして女性なんかを描かせても、綺麗!

 すなわちこの異常な「萌え」ブームとは、『大きな物語』の喪失とういう未知の21世紀型ニヒリズムに対する、我々日本人のほとんど本能的ともいってよい防衛心理の発言なのであろう。故に、あらゆる『物語』の市場は、萌え一色に塗りつぶされねばならないのだ。なぜなら、彼らが本来語るべきであったすべての『物語』は、すでに失われてしまったのだから。(解説 『喪の九龍城』に咲いた『萌え』の花より)

この解説は、村上春樹についての「物語」論、あるいは大塚英志さんとか東さんあたりの議論とかからの引用か、なんかよくわからないが既視感があるが、まあともかく萌えってすごいもんなんだなあ、もんなんかなあ、と思った。
僕はちなみにこういう形の萌えみたいなものには食指を動かされません。
 追伸 ブームというものは10年周期、「喪」作品の再ブームが到来した時こそ、『BLAME!』の続編が本格的に再開される時になるのかもしれません。(同上)
posted by B&M at 09:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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