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“オフィスのプロ”だけが知っている キングジム 人も組織もうまくまわりだす 超整理術213 キングジム ファイリング研究室
マインドマップ的読書感想文さんとこで紹介されていて、読んでみようと思って、Kindle+Fire。
Amazonのレビューでも、支離滅裂で、何が言いたいのだか、とあったが、全体としてのまとまり感はないかも。
タイトルに213とあるが、おそらくハードカバーの書籍の見開きくらいの内容213項に分けて語っただけで、213も内容があったとは言えないなあ。
でも、組織にファイリングを指導するという立場で書かれた教科書的な本だと思った。
そもそも、キングジムという会社は、宮本英太郎という人が1927年に創業した大坂発の日本企業で(日本訳「事務王」か(笑))、
キングジムファイル(1964年)、
クリアファイル(1976年)、
テプラ(1988年)
を発明、普及させた会社だったということを、この本を読むことで知ったのだった!!
偉大な会社の、ファイリング研究室が長年のノウハウを1冊にまとめて出した本。
組織をあげて、「整理整頓」。
整理は捨てることともいえます。一方の整頓は、誰もが素早く探せることがポイント。(No.322)
オキカエキャンペーンや、廃棄キャンペーンなど、組織で日程を組むことも参考になる。
ファイリングにおける5S(No.525)、
ファイリング成功の「三識(意識・知識・組織)」(No.830)、
減量目標を決める(No.861)、
1日の中で整理時間を確保する(No.912)
などのTipsがためになった。
参考文献の「
ファイリングは捨てることと見つけたり」は、2014年から更新が止まっていました。
電子化といっても、まだまだ紙の書類は多い。
それとどう向き合いながら、今後10年を乗り越えていくか、という感じの本だった。
10年後は・・・紙書類はどうなっているのかなぁ。