2019年07月28日

1061『車中泊で出かけよう!』

★★★3
大人の休日マニュアル 車中泊で出かけよう!
大人の休日マニュアル 車中泊で出かけよう! 脱日常本舗

ミニバンタイプのシートアレンジが多彩な車種の登場、道の駅など道路施設が格段に向上した、カーナビの進化、旅の多様化、景気の後退、などなど理由をあげたらきりがありませんが、とにかく車中泊は間違いなく現在の日本の旅事情にとてもマッチしているといえるでしょう。(p2)


車中泊をしてみようと思って、図書館で借りた本。
車中泊に関するノウハウもためになるが、間にはさまれる体験レポート。
それぞれの人生と、車中泊の旅についての物語にも、味がある。

体験レポート7の、「列車の走らぬレールだけを見に行く寂しい旅」をする46歳の会社員。
寂しくなり、人のぬくもりを欲しがって止まない。しかし、じっと車中泊をする。
帰宅すると、玄関先で妻と息子を見るなり最高の幸福を感じる。
家族愛の増感法だという。
posted by B&M at 01:14| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

1060『オートキャンプ大事典』

★★★3
オートキャンプ大事典 (OUT DOOR)
オートキャンプ大事典 (OUT DOOR) 太田潤

オートキャンプってなんだ。
おお、自動車でキャンプ場へ乗り入れてキャンプをすることなのか。
キャンプをしようと思ったので図書館で借りて読んだ本。
コラムなどもおもしろく読めた。

この本は2008年刊行、1500円+税。
同じ太田氏の本で、2011年に刊行された「いますぐ使えるオートキャンプ完全マニュアル」というのもあって、こちらは1200円+税。
同じ写真を使っていたりして、再編集された本のようなのだが、「大事典」のほうには、ロープワーク術、犬連れキャンプ、キャンピングカー、車中泊で楽しむアウトドアといった項目がある。

人々の暮らしは利便性や経済という名の下に、自然と対立する存在になってしまったように見えます。(…)多くの人が野山を美しいと感じ、草花を愛しています。災害にはなすすべもなく、自然に畏敬と尊敬の念を抱き、恐れているのです。(「完全マニュアル」P6)


見知らぬ大地で数え切れないほどキャンプを重ねてきたのは、きっと落ち着ける場所を探していたからだ。ただ、今はその場所を心の中に見つけることができる。時間割のない世界に身を置くことこそ、キャンプの目的だと思えるようになったのだ。(「完全マニュアル」あとがき)
posted by B&M at 23:49| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1059『"オフィスのプロ"だけが知っている キングジム 人も組織もうまくまわりだす 超整理術213』

★★2
“オフィスのプロ”だけが知っている キングジム 人も組織もうまくまわりだす 超整理術213
“オフィスのプロ”だけが知っている キングジム 人も組織もうまくまわりだす 超整理術213 キングジム ファイリング研究室

マインドマップ的読書感想文さんとこで紹介されていて、読んでみようと思って、Kindle+Fire。

Amazonのレビューでも、支離滅裂で、何が言いたいのだか、とあったが、全体としてのまとまり感はないかも。

タイトルに213とあるが、おそらくハードカバーの書籍の見開きくらいの内容213項に分けて語っただけで、213も内容があったとは言えないなあ。

でも、組織にファイリングを指導するという立場で書かれた教科書的な本だと思った。

そもそも、キングジムという会社は、宮本英太郎という人が1927年に創業した大坂発の日本企業で(日本訳「事務王」か(笑))、
キングジムファイル(1964年)、
クリアファイル(1976年)、
テプラ(1988年)
を発明、普及させた会社だったということを、この本を読むことで知ったのだった!!
偉大な会社の、ファイリング研究室が長年のノウハウを1冊にまとめて出した本。

組織をあげて、「整理整頓」。

整理は捨てることともいえます。一方の整頓は、誰もが素早く探せることがポイント。(No.322)


オキカエキャンペーンや、廃棄キャンペーンなど、組織で日程を組むことも参考になる。
ファイリングにおける5S(No.525)、
ファイリング成功の「三識(意識・知識・組織)」(No.830)、
減量目標を決める(No.861)、
1日の中で整理時間を確保する(No.912)
などのTipsがためになった。

参考文献の「ファイリングは捨てることと見つけたり」は、2014年から更新が止まっていました。

電子化といっても、まだまだ紙の書類は多い。
それとどう向き合いながら、今後10年を乗り越えていくか、という感じの本だった。
10年後は・・・紙書類はどうなっているのかなぁ。
posted by B&M at 06:39| Comment(0) | 整理法・手帳・書斎・家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1058『見かけの二重星 完全版 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】』

★★★★★5
見かけの二重星 完全版 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス スペシャル)
見かけの二重星 完全版 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス スペシャル) つばな

辛いことでも明るく受け取れることができたらいいのに。
悪いことも前向きに。
著者のつばなさんが、そういう気持ちでゆったりとした連載で描き、2011年に刊行されたものの、復刻電子書籍版。

Kindle+Fire。

電子書籍化で2つのいいことがあった。
1つ目は、Unlimitedに1053『第七女子会彷徨』が出たことで、僕の元に宣伝が届いたことだ。これにより、この作家さんを知ることが出来た。
2つ目は、電子書籍にしたことで、在庫が無限化したため、リーチできた作品だ。

出版社さんについては、講談社→幻冬舎ということみたい。版権が移った?また難しい問題があるのかしらん。

なんていうか、SFの設定をねじってねじっていくところ、思いもつかないところへ連れていってくれるところが魅力。
そして、日常感を、つまり現実感をしっかり出してくるところが魅力。

「自分じゃない!あんたは私じゃない!」
「えっ なんて?」
「でも宇宙人でもない!きみはきみだよ!ぐずぐず見計らってるタイミングより・・・気持ちの方が大事だ!!」(p102)
posted by B&M at 06:19| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1057『僕と日本が震えた日』

★★★★4
僕と日本が震えた日
僕と日本が震えた日 鈴木みそ

Kindle Unlimited読み放題。
Kindleの代名詞、鈴木みそさんの震災に関する書籍。
よく調べられていて、ためになった。

出版社の流通システムと、震災の損害についての話では、

「言ってしまえば「神様の万引き」」
「そうか!損失は万引きといっしょか!」(p44)


食品の放射線を測る会社では、

「基準値というのはゆるくすると内部被ばくが増えてしまい、
厳しくすると食べるものがなくなって逆に健康被害をおこしてしまいます。
とても難しい線引きです。
事故発生直後は大きな被ばくを避け、だんだんと下げていくというのが基準の考え方です。」
「事故直後は多少はしょうがないと」
「水を飲まないことの脱水症状のほうが怖いですから」(p128)


そして、あの震災の、何を私たちは知っているのだろう。
posted by B&M at 06:06| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする