
男の子を伸ばす父親は、ここが違う! (扶桑社文庫) 松永暢史
以前、1007『将来賢くなる子は「遊び方」がちがう』を読んだが、同じ著者のもの。
なるほどなあ、と思うところ多数。
・キャンプでは「放擲できない責任」というものがあることを体感することができる。(p35)
・男の子には、「オチンチン力」=好奇心の赴くままにチョロチョロ動きまくって様々な体験を重ねていく能力 がある(p56)
・排泄、セックス、食事など、本能的な行動は心許していない他人に見せることは避けるものである。食事の仕方は大事。(p71)
・子供が「こいつ集中しているな」と思ったら、静かに見守る必要がある(p121)
・子供を潰す父親は3つ。「余計なことをいう」「なんでも買い与える」「自分が歩んできた人生を不必要に肯定してしまう。何の根拠もないのに自分の人生を肯定する人たちはたくさんいる。自分の能力が全部、自分の努力によって付いてきたと思いがち。」
私はバカとは自分の愚かな点を自覚しない者のことをいうのだと思います。
例えば、アナタの乗っている電車の中に大声で電話をしている人がいるとします。
(…)
また、住宅地を猛スピードで走るクルマがあるとします。このクルマのドライヴァーは「こんなスピードで走っていたら、突然子供やお年寄りが道に飛び出してきた場合、ひき殺してしまう」という自覚がないのです。(p66)