
Papa!パパーッ! (ポプラせかいの絵本) - フィリップ・コランタン
「ぼくのベッドのとなりにいるの、なあに?」
と思って、
「パパーッ!」
と叫んだのは、まずは怪獣。
「ベッドに、かいじゅうが、いるよ!」
怪獣から見たら、人間は怪獣。
そんな視点の置き換えが楽しい絵本。
「どうしたの ぼうや こわい ゆめを みたの?」
といわれる際、おとな怪獣はみんな全身が映っているのだけれど、人間の方は、足下だけ。
これは、人間の方は、自分の周囲の人を投影して見れるように、想像力の余地を大きくしたってことなのかな?