2013年11月28日

0839『かみさまはいる いない?』

★★★★★5
かみさまはいる いない? (谷川俊太郎さんのあかちゃんから絵本) [−] / 谷川俊太郎/文, 清川あさみ/絵 (著); クレヨンハウス (刊)
かみさまはいる いない? (谷川俊太郎さんのあかちゃんから絵本) [−] / 谷川俊太郎/文,...

谷川俊太郎氏の文に、清川あさみという方が絵をつけたもの。
絵は、真っ黒な背景に、ボタンや糸などでコラージュしたようなもので、ぴったりだ。

シンプルに迫力を持って考えさせられる大人の絵本。

神様の代わりに人間が語り、
人間が神様を描き、
神様の人数は分からず、

せかいをこんなにゆたかにおりあげて
もうすることがないのだろうか
かみさまにせかいをまかされて にんげんたちはこまっている
posted by B&M at 01:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0838『おだんごぱん』

★★2
おだんごぱん―ロシアの昔話 (日本傑作絵本シリーズ) [大型本] / わきた かず (イラスト); せた ていじ (翻訳); 福音館書店 (刊)
おだんごぱん―ロシアの昔話 (日本傑作絵本シリーズ) [大型本] / わきた かず (イラスト...

昔、家にあって、読んでもらった記憶のある本。
ロシア民話。
昔のアンパンマンみたいなおだんごぱんの顔が、妙に印象に残っている。
微妙にずバランスのとれていない画風も印象に残っている。

貧乏なおじいさんおばあさんがなけなしの小麦粉で作ったおだんごぱんなのに、2人のもとから去っていく悲哀。
貧乏人は常に貧乏人。

歌を歌っては難を逃れるおだんごぱん。
ずる賢いきつねにだまされて食べられるおたんごぱんは、純粋性や女性を意識させた。

そして、きつねがほくそ笑んで終わり。
すばらしい。

「ぼくは てんかの おだんごぱん。ぼくは、こなばこ ごしごし かいて、 あつめて とって、それに、クリーム たっぷり まぜて、バターで やいて、それから、まどで ひやされた。けれども ぼくは、おじいさんからも、おばあさんからも、にげだしたのさ。おまえなんかに つかまるかい」
posted by B&M at 01:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0837『くさいくさい!』

★★★3
くさいくさい! [大型本] / 和田 登 (著); 和田 春奈 (イラスト); 星の環会 (刊)
くさいくさい! [大型本] / 和田 登 (著); 和田 春奈 (イラスト); 星の環会 (刊)

江戸時代、文政8年末から9年にかけて起こった「善光寺町下肥出入」と言われる事件をもとに作られた絵本。
切り絵風の絵に、昔懐かしい語り口。

 そのように作物がよくとれたわけはだな、ウンチやションベンをいっぱい、えいようとしてくれていたからだぞ。
 きたねえって?
 そんなこたァいっていられなかっただ。
 いまの時代のように、いいヒリョウがなかったもんでな。


いつの時代も、悪知恵を出す者、汗かき働き土から恵みを得る者。

 むかしは、このようなかたちでリサイクルをしていたことを、知っていただけるとうれしいです。また、人々が協力しあって、はじめて住みよい社会ができることも知ってほしいです。(あとがき)
posted by B&M at 01:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする