2013年08月19日

0831『アンパンマンをさがせ!3』

★★★3
アンパンマンをさがせ!〈3〉 [大型本] / やなせ たかし, 東京ムービー, 石川 ゆり子, K&B (著); フレーベル館 (刊)
アンパンマンをさがせ!〈3〉 [大型本] / やなせ たかし, 東京ムービー, 石川 ゆり子,...

何がすごいって、アンパンマンのこのキャラクターの多さだ。
これだけ考え出したことが、まずすごい。

次に、その中から、指定されたキャラクターを探すということ。
『ウォーリー』シリーズで既存の遊びだが、アンパンマンとなると、子ども達の食いつきが違う。

そして更に驚くべきことがあった。
アンパンマンのキャラクターを利用した、「あいうえお」ずかんが家にあった。「アイウエオ」ずかんもあったのだが、ある日、子どもが、
「このキャラクターはずかんにあったね」
と言い出した。
またまた、嘘だろう、と思っていたら、ぺらぺらとずかんをめくり、そのキャラクターを出してきた。

文字はまだ覚えない子どもだが、この、キャラクターが与えた印象、記憶への残り方!

やなせたかしさん、すごし!
と思った瞬間だった。
posted by B&M at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0830『ようこそうみへ』

★★★3
ようこそうみへ (ピーマン村のおともだち) [大型本] / 中川 ひろたか (著); 村上 康成 (イラスト); 童心社 (刊)
ようこそうみへ (ピーマン村のおともだち) [大型本] / 中川 ひろたか (著); 村上 康...

夏だ。海だ。

では、じゅんびたいそう
いたしましょう。

おてて ぶらぶら
おしり くねくね


体操のうきうき感が、いい。

「わたくしが、これを
そらに ばらまきます。
みなさんは、そのなかから
おんなじサンダルを みつけてください。」


こういう遊びも、いい。

そして、くもと遊び、俯瞰から海を見下ろす自由さが、いい。

村上康成さん。
どこかで見た絵だなあ、と思っていたら、名作絵本『おおきくなるっていうことは』(未投稿)のコンビだった。

中川ひろたかさん。
0800『あかちゃんの詩2』の人だった。
この人のことばの使い方は、実にいい。
posted by B&M at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0829『ぼくは...』

★★★★4
ぼくは…―JE SUIS… [大型本] / 三浦 太郎 (著); ブロンズ新社 (刊)
ぼくは…―JE SUIS… [大型本] / 三浦 太郎 (著); ブロンズ新社 (刊)

簡素なイラストの中に、はっと考えさせられる何かがある。

ひねってあるところを、大人はあれこれ考えてしまう。

とげとげで人をよせつけないぼくは、はにかみ屋。
あぶなっかしくハシゴを昇るぼくは、うかれ屋。
月まで食べてしまうぼくは、欲張り。

ぼくは いろいろだけど
だから 人生は 楽しい...


その最後のページ、たくさんの、文章説明のついていない「ぼく」がたくさん出現する。
それぞれを、どんな「ぼく」だろうと考えるのも、また、楽しい。
posted by B&M at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月06日

0828『おひめさまようちえん』

★★★3
おひめさまようちえん|のぶみ|えほんの杜|送料無料
おひめさまようちえん|のぶみ|えほんの杜|送料無料

帯に、
「女の子が大好きなおひめさま絵本新定番!」
と書かれていて、まず、おじさんは、
おひめさま絵本って、なんだ!
と、オドロいた。

で、読んでみて、なるほど、と思った。

おひめさま、というのは、宮殿の決まりに従って、多くの人々の注目の的で、おしとやかに、かわいらしく、落ち着いていなければならない・・・。

そういう幼稚園
(私立、なんて言葉も思い浮かんだけれど、)
には入れないはずだったアンちゃんの、お話。

どうやら あなたの こころは
まっすぐで、とても じゆうなようですね
posted by B&M at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0827『ゆうれいのまち』

★★★3
怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4) [大型本] / 恒川 光太郎 (著); 東 雅夫 (監修); 大畑 いくの (イラスト); 岩崎書店 (刊)
怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4) [大型本] / 恒川 光太郎 (著); ...

油絵の具みたいな、抽象的な話。
だから、夢の話みたいな。
切り貼りの、コラージュみたいなことも。

そして ぼくは ゆうれいのまちで くらしはじめた

つまりは、世界ってのはいろんな世界があるってこと。
ゆうれいのまちでの生活もあるってことだな。

ゆうれいのまちは、時間の進むのが早いんだね・・・。
posted by B&M at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0826『のっぺらぼう』

★★★★★5
のっぺらぼう (おばけ話絵本) [単行本] / 杉山亮 (著); 軽部武宏 (イラスト); ポプラ社 (刊)
のっぺらぼう (おばけ話絵本) [単行本] / 杉山亮 (著); 軽部武宏 (イラスト); ポ...

振り向くと、あれ、あるはずのものがない・・・。
という、恐怖。

「のっぺらぼう」をよく分析してみると、つまり、顔がない。
顔って、人間にとって、とってもとっても重要、ということ。
表情も読めない。
識別できない。
コミュニケーションができないな、と思わされる。
そういう恐怖なんだな。

絵は迫力があり、質感がうまい。

出てくる男の子が息子にそっくりで、それでこの絵本に愛着が湧いた。
最後の「おしまい」のページで見せる、男の子の表情も好きだ。

以下の引用の、最後のひとひねりも、良。

「たすけてよ、おっかあ。
おいら、めも はなも ない
のっぺらぼうに
おいかけられているんだよ!」
すると ははおやは
ゆっくりと こちらを むいて・・・
posted by B&M at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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