2013年01月17日

0795『本を味方につける本』

★★★★★5
本を味方につける本 ---自分が変わる読書術 (14歳の世渡り術) [単行本] / 永江 朗 (著); 河出書房新社 (刊)
本を味方につける本 ---自分が変わる読書術 (14歳の世渡り術) [単行本] / 永江 朗 ...

非常にわかりやすい文章で、しかし、深く書かれている。
14歳の世渡り術シリーズの一冊。

 本を読まなくたって、生きていけないわけじゃない。本を読まなくても立派な人はたくさんいる。本を読まなくても生きていける人は、たぶん強い人なんだろう。ぼくにはむりだ。ひとりで考え、ひとりで生きていくためには、本の手助けが必要だ。どうすれば本をぼくの味方にすることができるだろう。本とのつきあい方を考えた。(p4)


この頃、本の評価として、「我が子に勧められる本」というのが加わったが、それについても合格の一冊。

話し合いで意見を変えるのはちっとも恥ずかしいことじゃない(p19)、1秒で1ページめくってみる(p126)など、読んでいる時に陥りがちな「?」にもきちんと答えてくれる。
この頃の僕にとって、前者は頭の柔軟さについて、後者は、とりあえずめくってみないことにははじまらない、ということを教えてくれた。

 本は探さなくてもいい。向こうから見つけてくれる。(p84)

本のタイトルを眺めながら書店を歩く時の、あの楽しさよ。

図書館で借りたが、家にも一冊置いておきたくなって、買った一冊。

2013年01月15日

0794『本当に頭がよくなる 1分間英語勉強法』

★1
本当に頭がよくなる 1分間英語勉強法 [単行本(ソフトカバー)] / 石井 貴士 (著); 中経出版 (刊)
本当に頭がよくなる 1分間英語勉強法 [単行本(ソフトカバー)] / 石井 貴士 (著); 中...

試験英語の学習を、楽しむのではなく、最速の方法で勉強しよう。
そのための本。

もともとのコンセプトに賛同出来ないので、はなからけなすつもりで読んでいる。
でも、得られるものはあった。

まず、最速で、効率的に生きるには、ということ。
昨今のインターネット文化がそうだけれど、やっぱり、スピードも大事。
というか、スピードが大事な世界に、我々は生きている。
少なくとも、メインロードはそうだ。
誰だったか、著名人が、学びの高速道路に乗らなければ勝てない、というようなことをおっしゃられていたことを思い出した。確か、大学生に向けての言葉だったか。
『3時間で専門家になる方法』というような本もあったなぁ。

英語を書くのと読むとのは別能力、というところも、あ、そうか、と気付かされたところ。
日本人だって、確かに「憂鬱」は読めるけど、書けない。
「薔薇」だってそうだろう。

あと、英会話を学ぶのなら、「教養」が必要。
そうなんだよなぁ。
その通り、日本語で教養のある話ができない人は、英語でもできない。
まあ、日本人の場合、シャイのタガがはずれて、英語で話した方が「生き生きとする」ことはあるかもしれないけれど。

「英単語は、長文の中で覚えなさい。生きた英語が学べます」
 という先生がいます。
 ですが、こういった言葉は、絶対に信じてはいけません。
 勉強が非効率になるだけです。

 《いつも最短距離で成績を上げることだけを考えてください。》
posted by B&M at 03:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月02日

0793『のろまなローラー』

★★★★4
のろまなローラー(こどものとも絵本) [単行本] / 小出 正吾 (著); 山本 忠敬 (イラスト); 福音館書店 (刊)
のろまなローラー(こどものとも絵本) [単行本] / 小出 正吾 (著); 山本 忠敬 (イラ...

「おいおい、のろまな ローラーくん。どいたり どいたり あっはっは・・・」

昔、読んでもらった本の、復刻版。(リンク先とは違うものを読みました。)
ぺらぺらした本になっていましたが、出版事情もあるでしょう。

でこぼこざかを直してのろのろ走る、ローラーくん。
他の車はのろまなローラーをバカにして追い抜いていきますが、やがて、ローラーの仕事を見直します。

ああ、懐かしいなあ、という思いで、手に取った。
こういう形で、親が経験したものを、子どもに手渡せるのって、すばらしい。
「でこぼこざかで パンクだよ。ちょっと やすんで、パンクを なおして いるのだよ。」
posted by B&M at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0792『どうながダック』

★★2
どうながダック (こどものともコレクション (’64~’72)) [単行本] / 永田 力 (著); 永田 力 (イラスト); 福音館書店 (刊)
どうながダック (こどものともコレクション (’64~’72)) [単行本] / 永田 力 (...

追い出してしまったあひる(ダック)が気になる、胴長ダックスフントの話。
不思議な絵が印象的。
 それから、もう だれにも いじめられないで、
たのしい まいにちを おくることができるように
なりました。
 あるばん ぼくは、あひるが ほかの とりたちに
いじめられている ゆめを みました。
 ぼくは、よがあけるのを まって、
こうえんまで いってみました。
(…)
 ぼくは、すっかり あんしんして
うちへ かえりました。
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0791『つぼつくりのデイヴ』

★★★★4
つぼつくりのデイヴ [ハードカバー] / レイバン・キャリック ヒル (著); ブライアン コリアー (イラスト); Laban Carrick Hill, Bryan Collier (原著); さくま ゆみこ (翻訳); 光村教育図書 (刊)
つぼつくりのデイヴ [ハードカバー] / レイバン・キャリック ヒル (著); ブライアン コ...

わたしに とっては
それは、ただの つち。
ふんで あるく じめん。
てで すくうと、
ゆびの あいだから
ざらざらと こぼれおちてゆく。

優れた導入の文章。
つぼつくりのデイヴ、我々が「踏んで歩く」地面。
そして、つぼつくりのデイヴの探求は、歴史学者にとっては、ざらざらとこぼれ落ちていく虚像。
「画家のことば」によると、デイヴの姿や顔については何も分かっていない。
つぼに書き残された文章以外に、デイヴにつながるものはほとんどない。
だから、その存在をはっきりとしたものにするために、この絵本は書かれた。

昔、奴隷制度というひどいものがあったんだよ。
それを教える一冊。

水彩とコラージュを使ったという絵は、独特の雰囲気。

「つみつくりのデイヴ」なんて言葉遊びをしてしまった両親を、どうぞ諌めてください。

この絵本は、人間の精神や芸術性や真実がもつ力について語っています。
そういう力は、どんなに束縛しても沈黙させることができないのです。
 ーーB.C.
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0790『いたい いたいは とんでいけ』

★★★★★5
いたい いたいはとんでいけ|松谷みよ子/佐野洋子|偕成社|送料無料
いたい いたいはとんでいけ|松谷みよ子/佐野洋子|偕成社|送料無料

むっちゃん
むがつく
むうざえもん

もう、冒頭から引き込まれてしまいます。

いたい いたいが飛んで行くと、なんとうさぎのところへ!
いたい いたいは
まるめて なげて
ぼうで たたいて
ふわふわ のばし

これなら、こけても痛くなさそうです。
よかったね、子どもたち。

ほんのすこし昔、母親は子守唄をうたって子どもを育てていた。(…)虚構と真実とのかねあいを赤ん坊はそこで覚える。それは文学への入り口でありm豊かな心をつくる源となろう。(表紙裏、松谷みよ子)

松谷氏の言葉を読んで、ほう、なるほどなあ、と。
わらべ唄、取り入れていこう。

挿し絵は、『100万回生きたねこ』の、佐野洋子さん。

posted by B&M at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0789『ぐりとぐらのおきゃくさま』

★★★3
ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1)) [単行本] / なかがわ りえこ (著); やまわき ゆりこ (イラスト); 福音館書店 (刊)
ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1)) [単行本] /...

ぐりとぐらは、なんでそんなに読まれるんだろう?
不思議。
ぐりとぐらは、兄弟?夫婦?

今回のお客様は、勝手に不法侵入した、12月のあの人。
やりたい放題して、見返りはケーキ。
と書くと、やさぐれた大人の感想になります。

「クリスマス おめでとう」 おじいさんは ぐりと ぐらの
まえに、ケーキを おきました。
posted by B&M at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0788『クリスマスプレゼント 1 はな』

★★★3
クリスマスプレゼント〈1〉はな [単行本] / あいはら ひろゆき (著); あだち なみ (イラスト); 教育画劇 (刊)
クリスマスプレゼント〈1〉はな [単行本] / あいはら ひろゆき (著); あだち なみ (...

おんなのこの おうちには おとうさんが いません。


絵が、羽海野さんのマンガみたいに、やさしい。

お母さんの帰りを、ひとりで待つ、女の子のお話。

挿し絵が、独特。
というのは、直接的ではない。
子どもには、わかりにくいかもしれない。
でも、その空気感は、すばらしい。

おんなのこは あたたかい ミルクティーを いれました。
おかあさんの ぶんと じぶんの ぶん です。
おかあさんが かえってきたら すぐ のめるように
ふたつ ならべて げんかんに おきました。
posted by B&M at 02:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0787『きらきら きらら おつきさま』

★★2
きらきらきらら おつきさま (児童図書館・絵本の部屋) [大型本] / デイヴィッド コンウェイ (著); ドゥブラフカ コラノヴィッチ (イラスト); David Conway, Dubravka Kolanovic (原著); おがわ ひとみ (翻訳); 評論社 (刊)
きらきらきらら おつきさま (児童図書館・絵本の部屋) [大型本] / デイヴィッド コンウェ...

よるは もう そんなに くらく ありません。
アタと こおった なみだの おかげです。そして・・・

・・・おつきさまも もう さびしくは ありませんでした。

娘が、お月さまを見て、怖がったり、お月さま、もうお片付けしましたからね、と、語りかけたりする。
月は、不思議な存在。
その月が、おりてくる。
大きな絵本。

表紙に、指で触るとわかるキラキラがある。

「あそこは とっても くらいんだ。
 それで、さびしくなってしまってね。」
posted by B&M at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月01日

2012年の読書メーター

2012年の読書メーター
読んだ本の数:88冊
読んだページ数:9963ページ
ナイス:30ナイス
感想・レビュー:19件
月間平均冊数:7.3冊
月間平均ページ:830ページ

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posted by B&M at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理者日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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