2012年08月29日

0755『たいふうがくる』

★★★★4
たいふうがくる [大型本] / みやこし あきこ (著); BL出版 (刊)
たいふうがくる [大型本] / みやこし あきこ (著); BL出版 (刊)

白と黒の独特な絵柄。
たいふうがくる、ということ、この頃の気象状況では、なかなかにせっぱ詰まったこと。
それが、子どもの目線で描かれる。

そして想像力の翼、

たいふうが去った後の、青空!

カバーの折り返しに、絵本作家杉田豊さんの批評。
「アングルが机の高さ位から床に近いローアングル」
「この絵本はテーマを象徴するのにモノクロが似合い、土曜日の朝、カーテンを開いた時の唯一の青色が光っているのが心地良い。」
でも、絵本は批評を好まない。
音楽もそうだが。
でも、だからといってそれが不必要なわけではない。

臨場感を持って読み聞かせてやったが、途中で、あきられてしまった。

うわあ、すごい おと!
ふとんのなかに ひなんだ!
posted by B&M at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月26日

0754『きつねとうさぎ』

★★2
きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) [単行本] / ユーリー ノルシュテイン (著); フランチェスカ ヤールブソワ (イラスト); Francheska Yarbusova, Yury Norshteyn (原著); こじま ひろこ (翻訳); 福音館書店 (刊)
きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) [単行本] / ユーリー ノルシュテイ...

ロシアの昔話。
読み聞かせ。

きつねに家を奪われた。
うさぎはいろんな動物たちに助けを求めるが、きつね、最強。

「うおーっ、なんて すごいんだ!」
くまは うなって、すたこら もりへ にげていきました。


でも、最後はにわとりが勝つ。
ぼうしにしちまうぞ、と言った、にわとりが勝つ。

この絵本は、ふたつのことを教えてくれているように思う。

ひとつは、にわとりのように小さく弱そうなやつでも、実は頼りになるんだということ。
(当時、にわとりを持ち上げようという風潮があったのか?)

もうひとつは、この動物達、実際に戦うことはしていない。
ぜんぶ、言葉。舌戦なのだ。
和訳もけっこうえぐい。
ひきちぎってやる!とかね。
ここらへんも、ロシアっぽい、ところなのか?

不思議な絵本でした。
でも、この、得体のしれないところが、絵本としては、いいのかもしれない。
posted by B&M at 05:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月07日

0753『ロンドンのガーデニング』

★★2
ロンドンのガーデニング [単行本] / ジュウ・ドゥ・ポゥム (著); 主婦の友社 (刊)
ロンドンのガーデニング [単行本] / ジュウ・ドゥ・ポゥム (著); 主婦の友社 (刊)

イングリッシュ・ガーデンなんて言葉があるけれど、じゃあイギリスの庭園ってなあに?

イギリス式庭園 - Wikipedia
ふむふむ、対極にはフランス式庭園 - Wikipediaなんてのがあるのかー☆♪

日本では、上野ファーム - Google 検索が、イングリッシュガーデンとしては有名らしい。

家庭菜園をはじめて、1年が経った。
震災から、自然と共にあるって、というテーマで、自分なりに、興味を深めた結果だ。
外構、エクステリアの参考に、そしてオリンピックの、そして長年気になっている外国としてのイギリスを見たくて、この本を図書館で借りて、読む機会を得た。

写真が豊富で、なかなか楽しい。

西欧の庭というのは、自然をコントロールする、というのがテーマであるのだろう。
それは、日本の、自然と共存する、というのと、少し違う、加工とか、管理とか、そういう匂いがプンプンする。

でも、広さは日本の比ではなくても、その庭で、自然と共に生きようとする、そういう姿勢がほほえましい。
まねをしたいな、と思ったのが、以下。

「プロポゲイター」と呼ばれる温室代わりのケースで、ルドベキアを育てているところ。
(…)
キッチン前のテラスは、苗を育てるためのスペース。(p13)


ところで、「コミュニティ・ガーデン&アロットメント」なんて、東京の屋上貸し庭園みたいじゃないか!

0752『3月のライオン』

★★★★★5
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス) [コミック] / 羽海野 チカ (著); 白泉社 (刊)
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス) [コミック] / 羽海野 チカ (著); 白泉社 (刊)

0067『ハチミツとクローバー』の羽海野さんの連載中の作品。

正直、将棋はわからない。興味がない。
昔かじったことがある。
でも、ルール以上はわからなかった。
だからこそ、漫画で理解を・・・と思うのだが、将棋のくだりは、なかなかにそそられない。
でも、だからなんだ。
この世界には、棋士という人たちがいて、それを取り巻く人たちがいるのだ。

登場人物たちの背負っているものたち。
そのセンチメンタルには、何度でも溺れたいし、この現実には必要だと、思った。

「ふー もうやんなっちゃうな 内蔵だけは鍛えらんないからな
悪い・・・桐山 水たのむわ」(4巻p120)


読もう、と思ったのは、ネットのあるレビューがきっかけ。
いじめ対策のリソースは、担任へ「3月のライオン」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
読んでおかなくてはいけないなあ、と思った。
そして、読んだ。
読んで、よかった。
posted by B&M at 00:16| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0751『走馬灯株式会社』

★★2
走馬灯株式会社(1) (アクションコミックス) [コミック] / 菅原 敬太 (著); 双葉社 (刊)
走馬灯株式会社(1) (アクションコミックス) [コミック] / 菅原 敬太 (著); 双葉社...

イキガミとか、そういう感じの。
自分の人生をそっくりそのまま走馬灯のように見返すことができたら・・・という設定で、不定期連載、だそうだ。
毎回違う登場人物なので、どこかジャーナリスティックというか、冷静に人物を語るところがあるのだが、そこはそういう作品なのだから仕方がない。
時に、残酷に、走馬灯DVD(いまだに走馬灯はDVDだったのだ!)登場人物たちを切り刻んでいく。

作者は猫2匹と、引きこもりの妻を連れているらしい。
菅原敬太 (keitasugahara)さんはTwitterを使っています

でも、読んでみたら、それなりに面白い。
みそじを前に、人生って、と考えているのもあるのかもしれない。
ちなみに、みそじとは、社会に出てしばらくして、家族や社会的地位なんかがはっきりしてきて、60で退職という時代ならちょうど折り返し地点、というような時期なので。

ご本人がそうおっしゃるのならば・・・その通りなのでしょう・・・
現実には目を向けず ウソで取り繕い こんな小爆発しか出来ない方・・・(第16話 喜島茂輝・22歳(後編))


2巻までしかツタヤで借りていないが、2巻でもう投稿しようと思った。
なかなかに、いい。

「結局・・・震え止まんなくって・・・
しどろもどろで自分でも何言ってるか分かんなくなっちゃって・・・
無様で・・・情けなくって・・・
・・・いかに泣かないか頑張っていただけな気がする・・・!!」(第14話 今野満男・30歳(後編))

この回は、泣けた。
ドラマ「薔薇のない花屋」を思い出した。
posted by B&M at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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