![一坪家庭菜園―狭い庭でもここまでできる [単行本] / 藤田 智 (著); 家の光協会 (刊) 一坪家庭菜園―狭い庭でもここまでできる [単行本] / 藤田 智 (著); 家の光協会 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/513z9G5kq-L._SL160_.jpg)
一坪家庭菜園―狭い庭でもここまでできる [単行本] / 藤田 智 (著); 家の光協会 (刊)
図書館にて。
小さな菜園でも、季節の移り変わりを私たちに知らせてくれ、丹精込めて育てれば収穫の喜びとなって私たち自身を豊かにしてくれます。(はじめに)
家庭菜園をはじめて1年と半年くらいたつ。
家庭菜園をはじめて変わったこと。
自然と近づく。自然のサイクルに気付く。生ごみを堆肥にすることを考える。昆虫たちの活動に、興味を持つ。
育てる、成長する、そういう変化を、そういう時間軸を、自分の中に持てる。
育てた野菜を収穫する楽しみ。それらを使って料理をする楽しみ。
チョイ農、なんてちまたでは言うらしい、日本の農業についても少し考えてみたりするようになる。
原発事故、放射能。エネルギー。持久可能な社会。最低限の生活。自給自足。
1坪でもできる家庭菜園を紹介する本書。
それは、ベランダよりは大きくて、畑よりは小さい。
夏野菜畑、温野菜畑、フレッシュサラダ畑。
おまけとして、スパゲッティ&ピザガーデンとか、春の訪れガーデンとか。
写真が豊富。
手順はすべて写真。
でも、イラストのほうが説明がわかりやすく、イメージがわきやすい場合もある。
寒冷地と暖地のカレンダー付き。
野菜名索引付き。
連作障害の説明あり。
著者は、NHKテレビ「趣味の園芸 野菜の時間」の藤田智氏。
宮沢賢治にあこがれて、岩手大学農学部入学。
一坪菜園を始めたことで、病気で家に閉じこもりがちだった母の生活に張りが出ました。毎朝庭に出て野菜の生長を見たり、畑の手入れをすることで、内面から元気になってきたことが、大きなメリットだと思っています。(p76コラム)
コラムは1ページしかない。
もっと読みたかった。