2010年12月30日

0701『かもめのジョナサン』

★★2
かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) [文庫] / リチャード・バック (著); Richard Bach (原著); 五木 寛之 (翻訳); 新潮社 (刊)
かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) [文庫] / リチャード・バック (著); Ri...

かもめのジョナサンは、飛行を極めようと、群を離れ、しだいにまた群に崇拝されるようになる。
それは、スティーブ・ジョブズのような感じに似ている。

ひとつのことを極めようとして、他人とよりそいあうのをやめる、という話は、しかし、どこか魅力的である。
それは、群れでなくては生きていけない人間にとって、根本にある渇望なのかもしれない。

文庫版、訳者である五木氏の解説が秀逸である。

後半は完全に男だけの世界における友情と、先輩後輩の交流だけが描かれる。食べることと、セックスが、これほど注意ぶかく排除され、偉大なるものへのあこがれが上から下へと引きつがれる形で物語られるのは、一体どういうことだろう。(解説・p137)
posted by B&M at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0700『爆笑問題の日本原論2』

★★2
爆笑問題の日本原論〈2〉 (幻冬舎文庫) [文庫] / 爆笑問題 (著); 幻冬舎 (刊)
爆笑問題の日本原論〈2〉 (幻冬舎文庫) [文庫] / 爆笑問題 (著); 幻冬舎 (刊)

0634『爆笑問題の日本原論』の続編。
時事ネタは、爆笑問題の十八番である。
相変わらず笑えた。
時代の記録としても貴重だし、ユーモアの視点も貴重だ。

一九九九年。人類は絶滅しそこねた。

空からは、恐怖の大王も救いの女神も降りてこなかった。
人々は、意味のないドンチャン騒ぎを続けていた。
この年、日の丸が、正式にこの国の国旗に決まった。(p5)
posted by B&M at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会(・貧困・格差) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0699『働きマン』

★★★★4
働きマン(1) (モーニングKC (999)) [ハードカバー] / 安野 モヨコ (著); 講談社 (刊)
働きマン(1) (モーニングKC (999)) [ハードカバー] / 安野 モヨコ (著); ...

菅野美穂でドラマ化もされた、監督庵野氏の妻、安野モヨコ氏の漫画。
主人公は雑誌記者で、ワーカホリックな女性。
それを、働きマンと言ってみたが、作者の安野氏は、2008年から休筆。
これだけ仕事に打ち込み、仕事を生き甲斐にできれば、と憧れるところもあるが、実際は難しいということかもしれない。
今の日本社会は、高度経済成長期のように、働き続けられるようにできていないのかもしれない。
人類の成長として、仕事と娯楽をうまくつかいながら、適当でいいんじゃない、と言いながら、でも本気、みたいな、いやはや難しい時代です。

それでも、この漫画の魅力は衰えない。
ひとつの理想郷か。

それの7割は無意味だ
いや訂正
意味などそもそも
なくてもいいのだ(1巻p120)
posted by B&M at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2010

2010年、自己満足、我が読書の振り返り。

今年は読書メーター - あなたの読書量をグラフで管理をはじめてみた。
その履歴は、「まとめ」としてhtmlで排出してくれるから、このブログにも載せてきた。(25peso読書ノート: 管理者日記
それによると、2010年01月11日から記録をはじめて、読んだ本の数110冊(1日平均0.31冊)。読んだページは15874ページ(1日平均44ページ)になるようだ。(過去の本を再読して投稿したものもあるので、この読書ブログの番号と対応はしていない。)

もちろん、漫画あり、家の本あり、すべてごちゃまぜの数字である。

今年は、家関係の本をたくさん読んだ。
ちょっとした家博士だよ。

各カテゴリー今年投稿した中の、これよかったよという一冊ずつ。

<小説>
0639『夢をかなえるゾウ』
ビジネス本、でもある。格言とか名言とかを、面白楽しく読める。

<教育>
0606『人を10分ひきつける話す力』
話す力、ほしい。

<英語>
0600『フィリピンで働く』しか読んでいない。
で、これは英語の本ではない。フィリピンで働くための実用書だ。
まあ、自分としては、大学卒業間近、英語の練習とも思って、フィリピンに出かけていったのだから、仕方がない。

<創作>
0631『365日スパゲティが食べたい』
とても実用的な料理書。何回お世話になってスパゲッティを作ったことか。

<ビジネス>
星3つだけど、0662『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』
コミュニケーション、ほしい。

<整理法・手帳・書斎・家>
0668『住まいの解剖図鑑』が、頭を柔軟にさせてくれて、よかった。
異色の家本。

<哲学>
0670『暮らしのおへそ』
難解な哲学ではなく、人生哲学、というような。
カテゴリーぐだぐだだなあ。

<漫画>
0688『SUNAO SUNAO』が異色で、発掘だった。

<歴史>
0575『カノッサの屈辱』
本当の歴史ではなく、商品の歴史。
歴史って、大事だよなあ、と思いながら、かたっくるしいと勝手に思いこんで、いまだ寄りつけない。
ドラマ龍馬伝、ちょっと見ていた。ドラマ坂の上の雲、たまあに見ている。

<社会(・貧困・格差)>
0611『「うつ」な人ほど強くなれる』がよかった。
毎年自殺者3万人越え、うつ病は社会問題。

<エッセイ>
0613『人並みといふこと』0615『ママはテンパリスト』0616『トニー流 幸せを栽培する方法』
1番かあ……『テンパリスト』かなあ。
エッセイって、ひとつひとつの章というかも短くて、トイレとかでさっと読めたりするのがいい。
でも、そんなのばかり読んでるとバカになるなあ。

<絵本>
0696『おかあさんとあたし。と、おとうさん』
ほっこり。

<詩・短歌・俳句>
0689『通勤電車でよむ詩集』。一度は読むべし。

<写真>
0648『写真がもっと好きになる。』

<スポーツ>
該当なし。

<洋書>
該当なし。

 ***

各カテゴリーごとの「この1冊」2010年更新版。
こちらは、この読書ブログに投稿されたすべての記事から選ぶ。

小説:0338『ねじまき鳥クロニクル』
個人的な経験とリンクしていて、これがいまだにマイベストだ。
卒論まで書いたんだから、なかなかこれは更新されまい。
というか、小説をあんまり読んでいないんだから、更新されようがあるまい。
というか、小説を深く読み込む、というようなことは、再び可能なのだろうか?
1Q84とか、伊坂幸太郎氏とかの本は、買っているんだけどなあ。

教育:0336『教育とは何か』
やっぱりマイ・バイブル本。

英語:0020『海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点』
モチベーションを高めるとか、そういう意味でいい本。

創作:0321『書きあぐねている人のための小説入門』
この本の影響はやっぱり大きい。文庫まで買ってしまった。

ビジネス:0174『3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知』
読み返すとまた味が出てきた。

整理法・手帳・書斎:0102『思考の整理学』
含蓄ある文章。

哲学:0198『哲学の謎』
哲学がわかりやすく迫ってくる。

マンガ:0250『凪渡り』

歴史:0117『「従軍慰安婦」にされた少女たち』
もっと歴史の本を読もう。

社会:0488『ルポ最底辺──不安定就労と野宿』
今の社会不安とあいまって、読んで良かった本。
何より、実際にその場に行き、その場で活動した人が書いているのがすごい。

エッセイ:0495『もの思う葦』
文章が、すごい。

絵本:0696『おかあさんとあたし。と、おとうさん』
シリーズ全体で。(これは3冊目。)

詩・短歌・俳句:0689『通勤電車でよむ詩集』
やっと更新。すばらしい本です。

写真集:0398『さよならリアル・ワールド』

スポーツ:0011『人生、負け勝ち』

洋書:0245『TICO』

バックナンバー:
今年の読書振り返り&ベスト・オブ・マイ・ブック2006
今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2007
今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2008
今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2009
posted by B&M at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理者日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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