2010年12月31日

0702『人が怖い』

★1
人が怖い ‾自分を変える! 対人コミュニケーション改善法‾ (マイコミ新書) [新書] / 川島 達史 (著); 毎日コミュニケーションズ (刊)
人が怖い ‾自分を変える! 対人コミュニケーション改善法‾ (マイコミ新書) [新書] / 川島 達史

0075『コミュニケーション力』とか、0662『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』とか、他にも何冊も投稿しているけれど、こういう本が好きだ。
というか、そういう本が必要だ。
それで、読む。
たいして改善はされていないように思う。
きっと根本的な何かなのだろう。

 まず、初めに断言しておかなければならないことがあります。それはコミュニケーション能力を劇的に高める「魔法」は存在しないということです。(p6)


これはそういうものなんだ、と割り切ることが必要なのかな。

この本の著者の川島さんは、ご自身無職、ニート、フリーターを体験され、今はコミュニケーション講座をされていらっしゃる方。
コミュニケーションに逼迫している人には、オススメの本だった。

下記のようなまっとうなことを言われているところは共感するのだが、本としてドッグイヤーや線引きの少なさから、星は1つとする。

 正しく生きた自分を大いに褒めて、胸を張って生きてください。誰もあなたを批判することはできません。恐れる必要などどこにもないのです。いたずらなコミュニケーションテクニックを得ようとする前に、まずはこういった基本が何よりも大事だということを、強調しておきます。(p99)
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2010年12月30日

0701『かもめのジョナサン』

★★2
かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) [文庫] / リチャード・バック (著); Richard Bach (原著); 五木 寛之 (翻訳); 新潮社 (刊)
かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) [文庫] / リチャード・バック (著); Ri...

かもめのジョナサンは、飛行を極めようと、群を離れ、しだいにまた群に崇拝されるようになる。
それは、スティーブ・ジョブズのような感じに似ている。

ひとつのことを極めようとして、他人とよりそいあうのをやめる、という話は、しかし、どこか魅力的である。
それは、群れでなくては生きていけない人間にとって、根本にある渇望なのかもしれない。

文庫版、訳者である五木氏の解説が秀逸である。

後半は完全に男だけの世界における友情と、先輩後輩の交流だけが描かれる。食べることと、セックスが、これほど注意ぶかく排除され、偉大なるものへのあこがれが上から下へと引きつがれる形で物語られるのは、一体どういうことだろう。(解説・p137)
posted by B&M at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0700『爆笑問題の日本原論2』

★★2
爆笑問題の日本原論〈2〉 (幻冬舎文庫) [文庫] / 爆笑問題 (著); 幻冬舎 (刊)
爆笑問題の日本原論〈2〉 (幻冬舎文庫) [文庫] / 爆笑問題 (著); 幻冬舎 (刊)

0634『爆笑問題の日本原論』の続編。
時事ネタは、爆笑問題の十八番である。
相変わらず笑えた。
時代の記録としても貴重だし、ユーモアの視点も貴重だ。

一九九九年。人類は絶滅しそこねた。

空からは、恐怖の大王も救いの女神も降りてこなかった。
人々は、意味のないドンチャン騒ぎを続けていた。
この年、日の丸が、正式にこの国の国旗に決まった。(p5)
posted by B&M at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会(・貧困・格差) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0699『働きマン』

★★★★4
働きマン(1) (モーニングKC (999)) [ハードカバー] / 安野 モヨコ (著); 講談社 (刊)
働きマン(1) (モーニングKC (999)) [ハードカバー] / 安野 モヨコ (著); ...

菅野美穂でドラマ化もされた、監督庵野氏の妻、安野モヨコ氏の漫画。
主人公は雑誌記者で、ワーカホリックな女性。
それを、働きマンと言ってみたが、作者の安野氏は、2008年から休筆。
これだけ仕事に打ち込み、仕事を生き甲斐にできれば、と憧れるところもあるが、実際は難しいということかもしれない。
今の日本社会は、高度経済成長期のように、働き続けられるようにできていないのかもしれない。
人類の成長として、仕事と娯楽をうまくつかいながら、適当でいいんじゃない、と言いながら、でも本気、みたいな、いやはや難しい時代です。

それでも、この漫画の魅力は衰えない。
ひとつの理想郷か。

それの7割は無意味だ
いや訂正
意味などそもそも
なくてもいいのだ(1巻p120)
posted by B&M at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2010

2010年、自己満足、我が読書の振り返り。

今年は読書メーター - あなたの読書量をグラフで管理をはじめてみた。
その履歴は、「まとめ」としてhtmlで排出してくれるから、このブログにも載せてきた。(25peso読書ノート: 管理者日記
それによると、2010年01月11日から記録をはじめて、読んだ本の数110冊(1日平均0.31冊)。読んだページは15874ページ(1日平均44ページ)になるようだ。(過去の本を再読して投稿したものもあるので、この読書ブログの番号と対応はしていない。)

もちろん、漫画あり、家の本あり、すべてごちゃまぜの数字である。

今年は、家関係の本をたくさん読んだ。
ちょっとした家博士だよ。

各カテゴリー今年投稿した中の、これよかったよという一冊ずつ。

<小説>
0639『夢をかなえるゾウ』
ビジネス本、でもある。格言とか名言とかを、面白楽しく読める。

<教育>
0606『人を10分ひきつける話す力』
話す力、ほしい。

<英語>
0600『フィリピンで働く』しか読んでいない。
で、これは英語の本ではない。フィリピンで働くための実用書だ。
まあ、自分としては、大学卒業間近、英語の練習とも思って、フィリピンに出かけていったのだから、仕方がない。

<創作>
0631『365日スパゲティが食べたい』
とても実用的な料理書。何回お世話になってスパゲッティを作ったことか。

<ビジネス>
星3つだけど、0662『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』
コミュニケーション、ほしい。

<整理法・手帳・書斎・家>
0668『住まいの解剖図鑑』が、頭を柔軟にさせてくれて、よかった。
異色の家本。

<哲学>
0670『暮らしのおへそ』
難解な哲学ではなく、人生哲学、というような。
カテゴリーぐだぐだだなあ。

<漫画>
0688『SUNAO SUNAO』が異色で、発掘だった。

<歴史>
0575『カノッサの屈辱』
本当の歴史ではなく、商品の歴史。
歴史って、大事だよなあ、と思いながら、かたっくるしいと勝手に思いこんで、いまだ寄りつけない。
ドラマ龍馬伝、ちょっと見ていた。ドラマ坂の上の雲、たまあに見ている。

<社会(・貧困・格差)>
0611『「うつ」な人ほど強くなれる』がよかった。
毎年自殺者3万人越え、うつ病は社会問題。

<エッセイ>
0613『人並みといふこと』0615『ママはテンパリスト』0616『トニー流 幸せを栽培する方法』
1番かあ……『テンパリスト』かなあ。
エッセイって、ひとつひとつの章というかも短くて、トイレとかでさっと読めたりするのがいい。
でも、そんなのばかり読んでるとバカになるなあ。

<絵本>
0696『おかあさんとあたし。と、おとうさん』
ほっこり。

<詩・短歌・俳句>
0689『通勤電車でよむ詩集』。一度は読むべし。

<写真>
0648『写真がもっと好きになる。』

<スポーツ>
該当なし。

<洋書>
該当なし。

 ***

各カテゴリーごとの「この1冊」2010年更新版。
こちらは、この読書ブログに投稿されたすべての記事から選ぶ。

小説:0338『ねじまき鳥クロニクル』
個人的な経験とリンクしていて、これがいまだにマイベストだ。
卒論まで書いたんだから、なかなかこれは更新されまい。
というか、小説をあんまり読んでいないんだから、更新されようがあるまい。
というか、小説を深く読み込む、というようなことは、再び可能なのだろうか?
1Q84とか、伊坂幸太郎氏とかの本は、買っているんだけどなあ。

教育:0336『教育とは何か』
やっぱりマイ・バイブル本。

英語:0020『海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点』
モチベーションを高めるとか、そういう意味でいい本。

創作:0321『書きあぐねている人のための小説入門』
この本の影響はやっぱり大きい。文庫まで買ってしまった。

ビジネス:0174『3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知』
読み返すとまた味が出てきた。

整理法・手帳・書斎:0102『思考の整理学』
含蓄ある文章。

哲学:0198『哲学の謎』
哲学がわかりやすく迫ってくる。

マンガ:0250『凪渡り』

歴史:0117『「従軍慰安婦」にされた少女たち』
もっと歴史の本を読もう。

社会:0488『ルポ最底辺──不安定就労と野宿』
今の社会不安とあいまって、読んで良かった本。
何より、実際にその場に行き、その場で活動した人が書いているのがすごい。

エッセイ:0495『もの思う葦』
文章が、すごい。

絵本:0696『おかあさんとあたし。と、おとうさん』
シリーズ全体で。(これは3冊目。)

詩・短歌・俳句:0689『通勤電車でよむ詩集』
やっと更新。すばらしい本です。

写真集:0398『さよならリアル・ワールド』

スポーツ:0011『人生、負け勝ち』

洋書:0245『TICO』

バックナンバー:
今年の読書振り返り&ベスト・オブ・マイ・ブック2006
今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2007
今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2008
今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2009
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2010年12月28日

0698『本漫画』

★★★3
本漫画 [単行本] / 和田 誠 (著); 毎日新聞社 (刊)
本漫画 [単行本] / 和田 誠 (著); 毎日新聞社 (刊)

一コマ漫画は花で言へば一輪ざし。(巻頭)


1992年、丸谷才一氏による、毎日新聞書評欄をイギリス並に充実させようという改革をはじめた1年後くらいから、和田誠氏による「一コマ漫画」の連載がはじまる。
それをまとめ、あるところは色をつけ、あるところは省き、描き下ろしを付け加えて一冊にした本。
残念ながら文字拡大の影響で、毎日新聞の一コマ漫画は、2007年に幕を降ろしている。

いろんな本をあらゆるものがいろんなところで読んでいるわけだが、本のタイトルや、童話やファンタジーを持ってきていたり、なかなかに楽しい。
宇宙人が、望遠鏡を外側から覗いて、天文学博士の本を盗み読み、なんて、面白いじゃない。
他にもぞろぞろ、そういうのが続く。

ページ数もない。
文章もない。
ただ、一コマ漫画が続く。
でも、「こういう本が一冊くらいあってもいいじゃない」の精神。
ページをめくり終わったあとには、ちょっと何か残っている。

 タイトルの「本漫画」は文字通り「本をテーマにした漫画集」の意味ですが、「漫画本をひっくり返しただけだろ」と言っていただいても結構。「ひとコマこそ本当の漫画だと言うつもりか」と深読みしてくださるのも歓迎です。(巻末)
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2010年12月24日

0697『子どもが育つ教師の言葉 30のアプローチ』

★★★★4
子どもが育つ教師の言葉 30のアプローチ [単行本] / 家本 芳郎 (著); たんぽぽ出版 (刊)
子どもが育つ教師の言葉 30のアプローチ [単行本] / 家本 芳郎 (著); たんぽぽ出版 (刊)

久々の教育関係の本の投稿か?

家本芳郎氏、編著。
この人の本は、正統派というか、大御所なのか、安心して読める。

本書は読みやすいが挿し絵が大きく、1200円はちょっと高い内容だが、もう一度読み返して復習したり、折りに触れて開いてみたりしたい本。
「教師の言葉は子どもにとって、水や火のように大切なもの(p2)」なのだから。

30のアプローチは7つに分けられる。
受容、伝える、評価、問いかけ、勇気づけ、背中を押す、まかせる、の7つ。
この分類について妥当性はまだ判断しかねるが、子どもを肯定し、こちらの思いを伝え、正当に褒め、あるいは足りない部分を気づかせ、いろんなことに挑戦させる。
教師として、子どもを伸ばすのに、使えるのは、手足ではない。
言葉だ。
その言葉を磨くための一冊。

第2部には「子どもが育つ教師の言葉・私の場合」。
やや物足りないが、参考になった。

近くに置いて、その都度自分に言い聞かせたい。

「聞いたよ〜。料理も上手なんだってね。」(12:認める言葉 p29)
posted by B&M at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0696『おかあさんとあたし。と、おとうさん』

★★★★4
おかあさんとあたし。と、おとうさん [ハードカバー] / k.m.p, なかがわ みどり, ムラマツ エリコ (著); 大和書房 (刊)
おかあさんとあたし。と、おとうさん [ハードカバー] / k.m.p, なかがわ みどり, ム...

「そんでね、そしたらね、」
「おしっこしといで。」(p14)


0154『おかあさんとあたし。』シリーズの3冊目。(2冊目を飛ばして読んでしまったわけだ。)
今回は、待望の(?)おとうさんとわたしのおまけつき。

読みながら、女の子が幼い頃のお母さんとの思い出を思い出している、その作業の中で、自分の記憶にも触れる。
懐かしいような、郷愁にかられる。

そして、自分が親になり、また違った次のサイクルの中で、本書を読んだ。

言葉の選び方もいいが、なにより単純な絵で表現される機微がすごい。

昔を思い出したい時。
母親になったとき。
懐古主義になったとき。
開いてみたい一冊。

人生に「こども」が登場したことで、
自分の立場も環境も、忙しさも優先順位も、
ガラっと変わってしまう「おかあさん」たち。
そんなことにはおかまいなく、ごはんも お風呂も おもちゃも、
すべてがそこにあってあたりまえだった、「あたし」たち。
思い出の舞台裏には、いつもおかあさんの演出があったんだなあ、と
おとなになってから、あの日々の「からくり」に気付いたりして。(p114)
posted by B&M at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日

0695『ふつうな私のゆるゆる作家生活』

★★2
ふつうな私のゆるゆる作家生活 [単行本] / 益田 ミリ (著); 文藝春秋 (刊)
ふつうな私のゆるゆる作家生活 [単行本] / 益田 ミリ (著); 文藝春秋 (刊)
「猫村さん」みたいな、ゆるゆる漫画。
へたうま。

「で、どうなるんですか?」
「ここから先はマスダさんらしく考えていただいて」
ポカーン
(そのマンガの作者は、わたしでいいのでしょうか?)(p7)

ゆるゆる、油絵科からコピーライターへ、それからエッセイスト、マンガ家へと、大阪から東京(その間半年ほど無職)へと歩んできた著者のエッセイマンガ。
いくつか定型(パターン)があって、すらすらと読めた。
たまにはっとするようなところがある。
ゆるゆるな感じがお好きな人、忙しすぎるからそういう気分になりたい人、にオススメ。
キノコか〜
フッ
まったく興味ない
本当は行きたくないのです(p15)
posted by B&M at 18:47| Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

0694『200年住宅誕生 ゆりかごからゆりかごへ』

★★★★★5
200年住宅誕生―ゆりかごからゆりかごへ [単行本] / 三澤 千代治 (著); プレジデント社 (刊)
200年住宅誕生―ゆりかごからゆりかごへ [単行本] / 三澤 千代治 (著); プレジデント...

著者はミサワホームを設立、現在ミサワインターナショナル株式会社代表取締役社長。(2008.8.17発行の[著者紹介]より)

ミサワはミッフィーちゃんだったかな?
営業さんの質などはさておいて、企業としてはけっこう好感がもてるホームメーカーさんだったと思う。
ジーニアス、蔵のある家。
独自性を打ち出す会社だ。

一戸建て 注文住宅|デザイナー 二世帯 建築実例|ミサワホーム

お部屋快適カレンダー | 妊娠中 | ミサワホーム | ベビカムなんかとも協賛していて、記事を寄稿している。
なかなかに参考になった。

本書は、最後、200年住宅「HABITA」の宣伝のために書かれている。
が、その製品を作るために調べられたことや、今までの知識、経験、世に対する警句などは、耳を傾けるに値する。
ただのお安い宣伝本ではない。
大変参考になる。

 日本の住宅は400年ごとに革新を遂げてきています。(p1)

なるほど、竪穴式から、神社仏閣、戦国時代、江戸時代、そして2000年代・・・。
言われてみると、なるほどぅ。

他、乱伐。
・床の間だけは大工の技術(p27)
・福田首相の200年住宅、一国のトップが住宅問題に切り込んだとして、1929年ルーズベルト大統領のニューディール政策に通じるらしい
・築250年のオランダの風車が木造!(p72)
・アメリカでは7.5回も家を住み替える?!(p103)
・5つの住環境。交通、自然、教育、医療、「ショッピング環境?!」なるほど。(p104)
・ゼラニウムは蚊が嫌う(p169)
・第5章、書斎OK、蔵はモノを捨てない、モノを大切にする、音が聞こえたほうが、姿が見えたほうが、気遣いしたほうが、他人に思いやりが育つ
・工務店の数が多すぎる、16万社の半分でいい、ぜひ勝ち残って欲しい(p266)

他、住宅がもとになった言葉など。

ただの宣伝本ではない。
一読の価値あり。

2010年12月18日

0693『20代30代が建てた家-家づくりの成功と失敗 (別冊美しい部屋)』

★★★★4
20代30代が建てた家-家づくりの成功と失敗 (別冊美しい部屋) [大型本] / 主婦と生活社 (刊)
20代30代が建てた家-家づくりの成功と失敗 (別冊美しい部屋) [大型本] / 主婦と生活社...

「私の家づくり」特別編集。
チャート式でそれぞれの夫婦の「マイホームまでの道のり」を示している。
それを眺めるのも楽しい。

写真は生活感があるもので、見ていて楽しい。参考になる。

家のデータは内部の間取り、費用もローン保証料、火災保険、土地つなぎ金利など細かい。
ローンの内訳というところもあって、これは面白いデータだ。

「マイホームの住み心地&ローンの返済はいかがですか?」では、実例が載っていて、参考になる。
木製玄関ドアや輸入サッシより
国産の設備のほうが使い勝手がよかった

子供スペースを狭くしたのは反省(p31)


他の本でもやっていることだが、「聞き取り調査 住んでわかった正解と反省」も楽しい。

全体的に好感が持てる本。

2010年12月16日

0692『ツレと私の「たいへんだ!」育児』

★★★3
ツレと私の「たいへんだ!」育児 [単行本] / 細川 貂々 (著); 文藝春秋 (刊)
ツレと私の「たいへんだ!」育児 [単行本] / 細川 貂々 (著); 文藝春秋 (刊)
「ツレうつ」のテンテンさんの、育児本。
もちろんツレの専業主夫っぷりと、コメントも掲載。
自分の子育てと同時進行で読んでいるので、共感する量が多い。

陽が沈む頃
理由もなく泣きわめくようになる
「たそがれ泣き」というのだそうだ
赤ちゃんも夕暮れ時はさみしいのだろうか?(p30)


ひとコマのイラストに、てんてんさんとツレさんがコメントする形。
文量は多くはないが、イラストも、的を得ていて面白い。

「ツレうつ」から、子育てへ。
人間、幸せになっていけるんだ、という希望も含んで、読みたい本。

自分たちはこのままふたりで老後を
むかえるものだと信じこんでいたのに
(…)
ひとりふえた家族のことを
何かのカタチで残せたらいいなと
思っていた時にこのお仕事のお話を
いただきました。(p140,141)
posted by B&M at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月11日

0691『中田語録』

★★★★4
中田語録 [単行本] / 文芸春秋, 文春= (編集); 文藝春秋 (刊)
中田語録 [単行本] / 文芸春秋, 文春= (編集); 文藝春秋 (刊)
元サッカー選手の中田英寿氏の言葉を集めた本。
「語録」であり、本人の文章ではないが、あとがきには自分の文章を寄せている。
いわく、「読者は、作り物の話を信じて"嘘"にお金を払っている。」「この本には、すべてではないけれど、俺の気持ちがつづられている。」という太鼓判。

中田選手のクールさの裏にあることとか、日常生活、活躍の裏にある信念などをかいま見ることができる。

ちびちび読んできて、やっとこさ読み終わった。
「中田」という人がすごいから、本のつくりはそう大したことはないと思ったけれど、星は4つ。
それなりに考えるところはあった。

 中田自身が抱く危機感は、年を減るごとに大きくなっていく。その恐怖にも似た感覚をバネに、トレーニングは繰り返される。(p080)


文庫版が出てます。
中田語録 (文春文庫) [文庫] / 小松 成美, 中田 英寿 (著); 文藝春秋 (刊)
中田語録 (文春文庫) [文庫] / 小松 成美, 中田 英寿 (著); 文藝春秋 (刊)
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0690『近藤典子のパパッと収納』

★★★3
近藤典子のパパッと収納 (主婦の友生活シリーズ―Comoブックス) [単行本] / 近藤 典子 (著); 主婦の友社 (刊)
近藤典子のパパッと収納 (主婦の友生活シリーズ―Comoブックス) [単行本] / 近藤 典子...
1997年の本。
実に13年前の本。
裏側を見ると、
「※消費税が別に加算されます」なんて表示。

近藤典子さんは、この頃、ダイワハウスとコラボしたりしている、整理の達人。
はじめのほうは、なんだかなあ、と思っていたけれど、キッチンのとこらへんからは、やっぱりスゴイ。
お手軽DIYなども、女性だが果敢に挑戦。
トミーズ雅さんの実例なども載っていて、実感が湧く。

でも、「断捨離」などが流行した昨今。
やっぱりそもそも、モノの量を減らし、シンプルにクラス、ということも大事だなあ、と思う。

ビデオケースなども、もうないよ、とは思うけれど、狭いスペースの収納などに、参考にしたい一冊だった。

引き出しを手作りの仕切りで仕切ろう(p30)

2010年12月07日

0689『通勤電車でよむ詩集』

★★★★★5
通勤電車でよむ詩集 (生活人新書) [単行本] / 小池 昌代 (著); 日本放送出版協会 (刊)
通勤電車でよむ詩集 (生活人新書) [単行本] / 小池 昌代 (著); 日本放送出版協会 (刊)
鼻をつまみながら、便所と愛とを並べて語る。そんなことができるのは、石垣りんを措いて他にいない。わたしは今まで、ずっと「私」に感情移入して読んできた。けれどいまふと、別の事を考える。こんな詩人と暮らしていた、義母とか弟、義弟、そして父親。彼らはどんな思いでいたのだろうと。どちらにとっても家は地獄だ。(p144)


詩を集めてきた生活人新書。
新書大賞2010の第9位とのこと。

詩人の小池昌代さんによって集められた詩に、ちょっとずつ解説が加えられている。
詩って自由だから、その解説はすごく難しい。
でも、詩って難解な時もあるから、ちょっとだけの解説がほしくなったりもする。
その、絶妙なところで、一言、付け加えられているのが、よかった。

家の本ばっかり読んでいた昨今だったが、ちびりちびりとやっていたのである。

帯「次の駅までもう一編。足りないのは、詩情(ポエジー)だった。」
とあるけれど、そしてタイトルにあるように、電車で読むことを想定された詩集だけれど、僕は、トイレでカタンコトンやった。
見開き2ページくらいで読みやすく、でも、かなり時間をかけて読んだ。
読んだ人それぞれにとって、顔を変える一冊。
ぜひ、一読あれ。

若い世代のこの疲れ方、尋常のものではない。もはや個人の疲れは超えた。これは時代の疲労なのだ。わたしの周囲にも疲れている人が一杯。疲れていない人はいない。疲れていないという人がいたら、いるだけで傍らの者が疲れるだろう。「さま」をつけるまで行きつけない。手前でこときれる。ああ、おつかれ。(p166)
posted by B&M at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・短歌・俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0688『SUNAO SUNAO』

★★★★★5
Sunao sunao
Sunao sunao /  100%ORANGE

なんだこのマンガは?!
シュール!
次にくるコマがわからない!
どこか懐かしい感じもするのだけれど、手塚治虫タッチみたいな、しかし、哲学的でもあり・・・

スナオくんは素直なのかどうなのか?
一人っ子、という感じで、自分の世界の中で遊ぶ、無邪気な子ども。

ウェブ平凡で現在3本ほど無料で読めます。

平凡社 Web Magazine SUNAO SUNAO 100%ORANGE

100%ORANGEさんは、新潮文庫のYonda?パンダの景品なんかのデザインを担当していらっしゃるアーティストさんです。

スナオ
外で遊べよ
(グゥグゥ・・・)(p87)
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2010年12月04日

11月の読書メーター

11月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1765ページ

小さくても間取りのいい家―成功実例&間取りプラン集 (別冊美しい部屋)小さくても間取りのいい家―成功実例&間取りプラン集 (別冊美しい部屋)
読了日:11月30日 著者:
サンフランシスコのキッチンサンフランシスコのキッチン
読了日:11月27日 著者:
日陰でよかった!日陰でよかった!
読了日:11月27日 著者:ポール・スミザー/日乃詩歩子
人気の建築家が設計した 本当にいい間取り357選人気の建築家が設計した 本当にいい間取り357選
読了日:11月15日 著者:
週末書斎術週末書斎術
読了日:11月13日 著者:
家づくりのバイブル家づくりのバイブル
読了日:11月08日 著者:女性建築技術者の会,女技会=
もっとこだわりの家がつくりたい!―一級建築士夫婦の新築&リフォーム物語もっとこだわりの家がつくりたい!―一級建築士夫婦の新築&リフォーム物語
読了日:11月05日 著者:酒井 利美,酒井 美代子
小さな暮らしのおそうじ&お片づけマップ小さな暮らしのおそうじ&お片づけマップ
読了日:11月05日 著者:ごとう ゆき
イギリス式 「楽しく住める家」のつくり方イギリス式 「楽しく住める家」のつくり方
読了日:11月05日 著者:川井 俊弘
バクマン。 10 (ジャンプコミックス)バクマン。 10 (ジャンプコミックス)
もうこの漫画くらいしか読んでない気が・・・。やめられない漫画です。原作・漫画の関係を、そんなふうに・・・!!現実とも共鳴してて、オドロキ!
読了日:11月01日 著者:小畑 健

読書メーター
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2010年12月03日

0687『いい家を建てる』

★★★★4
いい家を建てる [単行本(ソフトカバー)] / 丸山 景右 (著); 中経出版 (刊)
いい家を建てる [単行本(ソフトカバー)] / 丸山 景右 (著); 中経出版 (刊)

0673『無垢の木と漆喰・和紙でつくる自然素材の家』の丸山氏の「イラストと図解」本。
中の写真は、『無垢の木と・・・』より画質が落ちる。転用もある。
が、それ以上に『いい家・・・』には、イラスト・図解が満載。
丸山氏の過去のビジネスツールだろうか、手書きの提案書なども見られる。
巻末「ホームベース」のイラストの豊富さは圧巻。

17ページのような家づくりの記録、ほしい。
作ってくれなかったら、自分で作りたい。

第2章のお金の話、わかりやすく、ページもさいてくれている。
僕が読んだのは第1刷、データは2007年、当時最新のもの。(その後データ差し替えたかどうかは不明。)
でも、今もそんなに状況は変わっていないのだなあ。
けっこうシビアにお金について語り、危険について指摘してくれる。
一読の価値あり。

「7.92%で低金利」の時代があった。(p71)

0686『家づくりの教科書』

★★★★★5
家づくりの教科書 2割の成功者になるために [単行本(ソフトカバー)] / 中野 博 (著); 東京書籍 (刊)
家づくりの教科書 2割の成功者になるために [単行本(ソフトカバー)] / 中野 博 (著);...

表紙に、「2割の成功者になるために」と書かれていて、この文句が「過剰なあおり」のような気がして、敬遠していたが、中身を見ると、懇切丁寧、よかった。

出版社が「東京書籍」っていうのが、いかにも教科書って感じでいいじゃない。

中身は家関係の書物にしては文章が多く、そのあたりも教科書、という感じ。
でも、中身は、著者中野さんの一人語りみたいな感じで、読みやすい。

はじめの「家づくりをする人のデータ」によると、6割が住宅関係の書籍を読み、その6割が4冊以上読んでいるそうだ。
もうけっこう読んできたけれど、それでもこの本は面白かった。

シックハウスのこと、有害物質については40ページから。

 この「すむ」には2つの漢字があてられていることをご存じでしょう。(…)もうひとつは「棲む」です。「木」を「妻」とすると書きます。こちらは「人」ではなく「木」が主体です。この「木」は単に樹木をあらわすだけではなく、植物ひいては自然をあらわしているのではないか、と私は想像します。(p49)


54ページにあった、風通しのための合掌造。中門造で雪かきの距離を短くする、などもなるほど!とひざをうつ。

住宅の2次性能(10年後の耐震・耐久性)について、59ページで結露対策。
「断熱」「気密」「換気」「冷暖房計画」をトータルに。
壁内で進行していると発見が遅れる。怖いことだ。

これに対して、日本の住宅は新築完成時を最高の価値として出発しますが、メンテナンスの習慣が乏しいことから、年月とともに確実に価値は下がっていきます。この点について、減価償却・税制システムを理由にあげる人もいますが(…)ちゃんとメンテナンスされた住宅は、価値が持続され高値で取引されている(p97)


98ページには、メンテナンスフリーとタックスフリー。
メンテナンスフリーとは、「不要」ではなく、「自由にメンテナンスできる」という意味だと。

100ページには、将来は住宅の解体が禁止?!

建築家、ハウスメーカー、工務店。
工務店についてもページをさいてくれている。
きちんとそれぞれのメリット・デメリットを突いている。
ハウスメーカーが後ろ盾している本などだと、これはわからない。
こういう本は貴重。

0685『ON!OFFICE』

★★2
ON!OFFICE~活性化のスイッチを生むオフィステ゛サ゛イン [単行本] / フィールドフォーデザインオフィス (著); エクスナレッジ (刊)
ON!OFFICE~活性化のスイッチを生むオフィステ゛サ゛イン [単行本] / フィールドフォ...

オフィスデザインについて考える。
図解多し、読みやすい。
つなぎ系、こもり系、出会い系。
いろんな形でオフィスに活力を与えるアイディアが満載。
中には奇抜なものもあるが、それを奇抜と思っていては、次の一歩がないのかもしれない?!
家づくりの参考に、と思って図書館で借りて眺めてみた。
自分の職場では、なかなか難しいので・・・。

 たとえば「カラオケ会議室」ではトライアンドエラーを奨励し、アイデアを広げるしつらえを検証しています。「屋台会議室」では会議を行う空間が移動し、フェーズに応じて成長します。「料亭会議室」は意思決定する人と準備する人に空間に役割を与えることで意思決定を効率化します。(p097))
posted by B&M at 06:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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