2010年06月02日

0618『トパーズ』

★★2

トパーズ (角川文庫)

トパーズ (角川文庫)

  • 作者: 村上 龍
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1991/11
  • メディア: 文庫



のちに「トパーズ2」として、庵野氏に実写映画化されたりする『ラブ&ポップ』になる。
十代の頃に読んだはずで、性的にも未熟で、夜の女とか、そういうもののドキュメンタリーのような感じで読んだ。
今よりもずっと、龍氏の言葉が鋭く胸に迫ってくる時期だった。
書くほうもそうだと龍氏は言っていたが、年をとると、やはりいろいろ変わるものだ。

その時嬉しくて涙があふれてきてHEに倒れかかって泣いたがHEは肩を抱いたり殴ったりせずに、もうやめた、と言うとIは何のことかわからないでHEの横にもぐり込んでブリーフの上からHEのあそこに触ったがグニャグニャと柔らかくてここさえ硬くすれば全部今まで通りになると思って顔を布団の中にもぐらせたがHEはクソと言ってひざで額を蹴った。(p82)


関連:
0549『トパーズの誘惑』
posted by B&M at 07:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0617『THE END OF EVANGELION 僕という記号』

★★★3

THE END OF EVANGELION―僕という記号

THE END OF EVANGELION―僕という記号

  • 作者: 庵野 秀明
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 単行本



エヴァの以前の劇場版が終わった頃の、イメージやコンテと、エヴァのセリフや文章の一部が入っている。
物語自体は、父と子、敵とロボット、少年と少女と、定型なのだが、見せ方やセリフのセンスがいい。
劇場版Qももうすぐ公開だ。

「僕には何もない。何もないんだ」
テロップ『生きる価値が』
「僕にはない」(p72)
posted by B&M at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・短歌・俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする