2008年10月23日

0384『なぜ戦争をするのか?六にんの男たち』

★★★3
六にんの男たち?なぜ戦争をするのか?
六にんの男たち?なぜ戦争をするのか?
デイビッド=マッキー,中村 こうぞう

学校図書館で読みました。
平和を考える絵本。

・兵士達が無個性でロボット的
・なぜ兵隊を持つのか、ということ(自分の富を守りたい!→侵略の欲へ)
・「6人」の意味は?
・6人の家族がいないなあ
・かも?!(これも欲から。)

シンプル、絵本で分量も少ない、すると、「自分で考える」ということが始まる。
あるいは絵本を必要としているのは、我々大人かも知れない。

絵はシンプルだが、銅版画のような迫力がありました。
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2008年10月19日

0383『ハッピーエンド』

★★★3
ハッピーエンド (KCDX―MEPHISTO COMICS (1519))
ハッピーエンド (KCDX―MEPHISTO COMICS (1519))
ジョージ朝倉

作者って男?、と思っていたら、女性だった。

この作品は、大塚英志氏にネームをチェックしてもらって描かれたものという。

彼女の「ネーム」の中に未分化のものとしてあったものを「それでいいんじゃないかな」と肯定していくことでした。その未分化なものとは月並みな言い方をすると「テーマ」ということです。(制作メモ)

女性が社会でうまく生きていこうと格闘していく様子が、第1話[10年位前]から描かれていく。
作品に熱というか、エネルギーがあって、ぐいぐい読めた。
私は 31歳
いつ別れるかわからんでも大事な人と一緒に住みつつ
結婚の予感も無く
相変わらずよくわからん大恋愛を妄想し
それをマンガにし生活する
さみしい 女。(最終話)
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0382『死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集』

★★★3
死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集 (SCオールマン愛蔵版)
死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集 (SCオールマン愛蔵版)
荒木 飛呂彦

長編連載をしているとそちらにアイディアを使うので短編はあまり描かない、という『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木氏の短編集。

死んで「魂」だけになる前は 自分の「価値の中心」は数字だった
稼ぐ金額は他人より多い数字
成績の順位は他人よりも少ない数字
新幹線は一分でも速くだし
年齢は一歳でも若くだ
髪の毛は一本でも多く
体脂肪率は20%以下(p153)

基本的にジョジョのノリ、絵柄。奇譚集、というのにふさわしい。

あとがきもそれなりに面白かった。
どんな短編のタイプがあるのか?
A登場人物の行動や思いをひたすら追いまとめた作品。
Bほんの短い時間の出来事を切り取って、そこに人生やテーマを閃光のように象徴させる作品。
Cナンセンスやサスペンス、ムード、デザイン、エロ、グロ。それそのものを描くのを目的とした作品。
D日記やエッセイ、手紙。

ちなみに作者によるところ、この短編集にはDモノ以外が収録されている。
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0381『バスルーム寓話』

★★★★4
バスルーム寓話
バスルーム寓話
おかざき 真里

帯:ちょっと鳥肌の感動モノぞろい。

イメージが鮮烈に飛翔する、素晴らしい漫画。
新人賞の頃、その才能を審査員全員が手放しで絶賛したというのもうなずける。

彼氏がペンギンになったり、ピエロと逃亡したり、記憶の男をめぐって女が集まったり、時間ものがあったりの4作品。
この描写力、すごいです。

うわ──ん

時間をかけてため込んだ
──これは
あたしの心だ・・・(「バスルーム寓話」)
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0380『花/メザスヒカリノサキニアルモノ若しくはパラダイス』

★★2
花/メザスヒカリノサキニアルモノ若しくはパラダイス
花/メザスヒカリノサキニアルモノ若しくはパラダイス
松本 大洋

帯:生と死、そして滅却と再生の物語がいま始まる。

松本大洋氏の『ピンポン』も『鉄コン』も、ともかくその世界観と絵柄が好きだ。
松本大洋 - Wikipedia

「花」は漫画で、「メザス・・・」は劇脚本。
「メザス」についてはよくわからなかったので星1つ。
「花」のほうは、精霊と、面と、部族と、といったモチーフがうまく表されていてよかった。雰囲気が濃厚で、大洋氏ならではといったところ。

外に何がある?
地獄ばかりじゃ。
ここがええ。
ここがええよ。(p24)
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0379『タブー 若き女編』

★★2
タブー 若き女編 (芳文社コミックス)
坂辺 周一

脅迫、愛人、夜の仕事。
若き女たちの、非道徳な生活。
『闇金ウシジマくん』なんかのほうがリアルだけど、坂辺氏の描く女性は、ハードボイルドな男性誌というか、そういう感じの絵柄で、大人な女性のエロさがよく出ている。

私はもう元の暮らしには戻れない女になっていた
私には元の生活に戻れる程の心の強さはなかった・・・(「火曜日の愛人」)
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0378『おもいでエマノン』

★★★★★5
おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
鶴田 謙二,梶尾 真治

奇跡みたいな絵を描く鶴田氏の5年ぶりのコミックス。
もともとは梶尾氏の小説の挿し絵からはじまった話らしい。

フーテン娘、エマノンの美少女っぷりと言ったら!
もうたまらん。
数少ない、女性の美曲線を描ける作家さんです。
でも、鶴田氏は、いくら描いてもイメージが逃げていく、みたいなことをあとがきに書かれていますが。。。

「といっても人間の行動形態そのものはあまり変わってないみたい。言葉を持って闘争本能への理由づけがたくみになったくらいの差ね。(p85)」

「僕」の青春放浪感から大人への変化もなかなかのもんで。
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0377『iPhone裏STYLEBOOK』

★★★3
iPhone裏STYLEBOOK

iPhoneを買った。
それのガイドにと思って、いくつか出ているiPhone活用ブックの中から選んだ。
悪くはない。
基礎から上級まで、ざっとわかりやすく、画像つきで解説してくれている。
はじめの料金プランの解説から、アプリ紹介、牢獄破り、動画、音楽など、初心者にとってはけっこうきっちり網羅してくれているのではないだろうか。
ただ、上級者向け、Mac向けの情報はそれほど多くはない。
そのあたりは、他の本にゆだねなければならない。

購入した動機は、既存ユーザーを大切にせず新機種の魅力がないラインナップを出すauに見切りをつけて購入。(p2)
僕も同じ意見。

0376『見晴らしガ丘にて』

★★★★★5
見晴らしガ丘にて (ちくま文庫)
近藤 ようこ

吐き気のような孤独がある(p144)


0284『ホライズン・ブルー』の近藤ようこ氏の短編漫画集・文庫版。
どうやらこの人の漫画が好きらしい。
あったかみがあって、人間味がある。

わたしは結婚した。子どもができたんでしかたなく。
「男同士のつきあいがあるんだよ」
「そういうのサラリーマンの疑似ホモっていうのよ」
交際期間が長かったから新鮮味はなし。夫は早くも家に寄りつかない。(p108)

柴門ふみよりちょっと現実的な感じ。
「わたし当分結婚しないわよ」
「25すぎると条件が悪くなるのよ」
「おかあさんを見てると結婚なんかしたくなくなるわ。おかあさんの人生ってなんなの?」
「まっ親に向かって!」
「わたしがお嫁にいったら!この家であのおとうさんとふたりっきりよ!」(p170)

過ぎ去った25歳つながりでもういっちょ。
「あんたいくつになったの?24?」
「もうすぐ25です」
「そうね。20年だわあれから。」
「・・・・・・」
「あんたおとうさんに似てるわね」
「耳はおかあさんに似てるわ」
「ほんとだ」
「ふふ。貧相で寂しそうな耳なのよね。耳飾りでもしなさいよ。」(p197)
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0375『虫けら様』

★★★★4
虫けら様
虫けら様
秋山 亜由子

帯:虫は魂を運ぶ、と私は信じている

奥深い虫の世界を博学な知識と情感で描いている。
切ない話もあれば、虫の世界の淡泊さというか運命を描いているようなものも。

どうしたよ。
行くところはあるんだね?
ちゃんと わかっているんだね?
それなら いいんだよ(p171)

巻末に近藤ようこ氏との対談を収録。
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0374『唄う骨』

★★★★4
唄う骨 (Bunkasha comics)
唄う骨 (Bunkasha comics)
戸田 誠二

グリム童話を下敷きにした短編漫画集。
どれも「お話」的だが、感動する。
絵柄はそこまできれいに仕上がってないが、伝わってくる、そんな絵。

──何年もの後 私たちは親のない子をひとり引き取った。

「はじめまして」
「よろしくね」

・・・ちゃんと人を愛したい

「ごはんよー」
「顔洗った?」
「うん」

──最近 あなたの笑顔が少し想像できるようになったよ(「くすねた銅貨」より)
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0373『ソレしながら好きって言える?』

★★2
ソレしながら好きって言える?
ソレしながら好きって言える?
安彦 麻理絵

衝撃的なタイトルである。

帯:「どちらかと言えばセックスは好きなほう」

安彦氏の、赤裸々女性白書。
いやあ、赤裸々すぎて、ときどきぎょっとする。
でも、そこがまた面白い。
読んでいて、ために(?)なる。

早くなおさないと他の男とヤレない
クサレマンコってまさにこの事じゃん(p58)

なんと、魚喃キリコさんとの対談がちょくちょく間に挟まれる。
まあ、すごい、男遊びについての昔話みたいなものだけど。

安彦 なんかさ、こっきりさんな自分が好きな時代ってあったよねー。
魚喃 あったあった。なんかね、子猫になった気分なの。(p111)


※25pesoにこの漫画について触れた記事があった。
自分を変えたい

25peso読書ノート内安彦氏の漫画
posted by B&M at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0372『うちの妻ってどうでしょう?』

★★★3
うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス)
うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス)
福満 しげゆき

「もー返すから・・・
そんな顔するならわたさなきゃいいでしょ」

「わたさなきゃいい妻」おわり(p088)

これで今のところ紹介できる福満氏の漫画は終りになるな。

妻との小規模な結婚生活な日常。
妻の行動をつぶさに観察している福満氏の愛情が感じられる一冊です。
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2008年10月18日

0371『読書進化論』

★★2
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
勝間 和代

近年ビジネス書畑でベストセラー作家となった勝間氏の読書本。
閉じない本、書き方、そして売る仕組み。
ただ読むだけではなく、ブログ技術を経た現在は、書くことも含めて読書のうちである、ということなのだろう。
情報の発信と受信が表裏一体になってきた時代である。

非常にわかりやすい文章で、すらすら読めた。
ただ、僕にとってそれほどの本かというと、そこまでではない気がしたので、星は2つ。

 人間はうまくできていて、人の体験なのか、自分の体験なのか、情報として手に入れると混ざっていってしまう傾向があります。結果、人の体験でも、読書により自分が体験したような意識になるので、そこからアイディアも出てくるし、自分から動けるようになります。(p56)

0370『冒険野郎伝説 アヴァンチュリエ』

★★★★★5
冒険野郎伝説 アヴァンチュリエ (BEAM COMIX)
冒険野郎伝説 アヴァンチュリエ (BEAM COMIX)
クリストフ・クリタ

漫画「ワン・ピース」のようであり、そうではない、和洋中を飛び越えた世界観での冒険活劇。
どこかアニメのような、動きのある絵。
物語は松本零士みたいな、うーん、なかなかよい。

もう離れないわよ・・・
私にはどんな呪いよりあなたと別れるほうが辛いんだから・・・(p228)
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0369『禁ドン!』

★1
禁ドン!
禁ドン!
立沢 直也

帯:スプラッタ・マウンテン・GAG!ほとばしる血しぶきを全身に浴びて疾走・・・

まあともかくスプラッタというのは血がほとばしらなければいけないわけで、人間って隠されているものに弱いもんで、例えば排泄とかセックスとか、隠されたものが露になると興奮を覚えたりします。そんなもんではなくても、陰謀とか隠れた策略とか、不祥事が明るみに出るとか、あるいは心の奥底に秘められた思いとか、言葉にならない漠然としていて形になっていない、つまり世に出ていない感情を言葉にあらわす小説家の仕事に感動するとか、まあそうでなくても極秘の新製品の流出画像とか、まあいろいろ興奮したり、だからこそそれで楽しんでやろうと考えたりするわけです。
映画『クローバー・フィールド』がTSUTAYAでずっとピックアップされ続けていますが、あれのマーケティングもよかった。ショッキングな映像を小出しにして、ウェブ上でもひとつひとつの密度は高くても、断片的なものしか視聴者に触れられない。
見てみたら日本人にとってはなーんだ、ということなのですが、まあともかく新作の小説ってどんなのだろうと、『海辺のカフカ』の時なんかは小出しにされる「〜の話らしい」というプロモーションにわくわくさせられたものです。
ミステリーの「犯人って・・・?」も一緒ですが、ともかく隠された物事を明るみに出すために、我々は生きているようなもので、我々個々人にとってのそれは、自分が将来つく仕事はなんだろうとか、どんな人と出会って、どんな人と結婚して、どんな子供が産まれて、どんな賞をもらって、とかって、まあ未来という暗闇(映画『ミスト』=霧、と言ってもいいかもしれません。)に何があるのか、隠されているもののベールがはがされるのに、時間とお金、アテンションを使って我々は待ち続けているわけです。

って、星ひとつのものになんでこんなに文字を割くのでしょう。

まあともかく、血は重要ですが、それがほとばしるのがスプラッタで、隠されたものがほとばしるわけですから、それなりに楽しむ人もいるわけで、でもやっぱり身体のことですから、時々気分が悪くなったりします。
ちなみに僕は自分の血を見ると気分が悪くなる方です。
このマンガはそんなに好きじゃありませんが、なかなか特殊で、そういう意味では楽しめました。

なんだコレ?
”しげひろのへそのお”・・・?
”しげひろ”って誰だ?うちの家族にそんな奴いたっけ?
・・・(カパ)
!!(p5)
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0368『GO ANd GO』

★★★★4
GO ANd GO (14) (少年チャンピオン・コミックス)
GO ANd GO (14) (少年チャンピオン・コミックス)
古谷野 孝雄

甲子園を目指す、本格派野球漫画。

おめーも道具じゃろーが
口ごたえすな(20巻p91)


野球の技術などについて小出しにしつつ、非常に面白いドラマが展開されていて楽しく読める。
特にピッチャー柳さんについての一連の話は非常に感涙した。
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0367『まだ旅立ってもいないのに』

★★★★★5
まだ旅立ってもいないのに
まだ旅立ってもいないのに
福満 しげゆき

もしや福満氏の最高傑作じゃないだろうか?!
と個人的に思った短編集。

帯「まだ何もはじまってもいないのに・・・僕はもうクタクタだった・・・」

「子供が終わる子供が泣く」「まだ旅立ってもいないのに」「僕たちは残尿感を感じる為だけに生まれてきたんじゃない」など、タイトルだけで文学的な匂いもして、内容も不思議な後味が残る傑作ぞろい。

この劇場にいるみんながみんな・・・・・・
僕とおなじくらいの自意識と主人公意識をもって生きているなんて・・・
気が遠くなる・・・(p123)


あとがきには作品を作るときの高揚ぶりみたいなことも書かれていて。
マンガを描くときは毎回その時点では「これが最高だ!」と思って描いていて、描き上げたらそれがそのときの自分の中で最高水準なので「おもしろい!」なんて思ったりするのです。(あとがき)

表紙カバーをはずすと、中吊り広告にタイトルが書かれています。
これがなんかいい感じ。
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0366『生活』

★★★3
生活 1 (1)
生活 1 (1)
福満 しげゆき

福満氏初の長編ストーリーマンガ!
暴力、通り魔、組織化・・・
なかなか面白い。
キャラクターや絵柄も独特でなかなかよい。
テンポとか、偏執とか、そういうマンガ。

青林工藝舎版にはデビュー作「娘味」収録。

【完全版】が出ています。

生活【完全版】 (モーニングKCDX)

生活【完全版】 (モーニングKCDX)

  • 作者: 福満 しげゆき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/05/21
  • メディア: コミック




「なんかムシャクシャしてて・・・・・・」
「よく逮捕された奴が言うセリフと同じセリフを言うなよ・・・」
「すみません・・・」(p15)
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0365『僕の小規模な生活』

★★★3
僕の小規模な生活 1 (1) (モーニングKC)
僕の小規模な生活 1 (1) (モーニングKC)
福満 しげゆき

0364『僕の小規模な失敗』の続編。
結婚生活その後。
そろそろ2巻が発売されるはず。

主人公たちがだんだん太っていくのはわざとか?!

いつも妻に下手に出たりするとこらへんは好感がもてる。
だんだんと社会的になってきている。
そのぶん平凡なエッセイ風マンガになったからもう読まない、という人もいるかもしれないな。


あやまれ!!
あやまれクソブタ!!(p24)
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0364『僕の小規模な失敗』

★★★★4
僕の小規模な失敗
僕の小規模な失敗
福満 しげゆき

福満氏の高校時代から結婚までの「僕は「僕の今まで」を肯定してみようと思った(あとがき)」という自伝的マンガ。
さえない少年は、芸術や身体的なこと(格闘技)に目覚め、やがて異性とめぐりあい、というありきたりな形の人生なんだけど、そういうもんだと思うし、そういう当たり前のことでも、個人個人にとってはなかなか難しかったりするんだよな、と思った。

このあたりの苦悩の描写はけっこうすごい。
しばらくマンガから手を引こう・・・
マンガが載らないことでこんなに病的な気分になってしまうんじゃ逆効果だ・・・
体に悪い・・・
リハビリに新しいバイトでもして社会に接しよう・・・
しかしもともとは社会に通用しないと思ったからマンガを描きはじめたんじゃないか・・・
けっきょく僕は何もできないのか・・・(p41)
posted by B&M at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0363『やっぱり心の旅だよ』

★★★3
やっぱり心の旅だよ
やっぱり心の旅だよ
福満 しげゆき

この前雑誌『トリッパー』で、この頃の若者がわかるマンガの中に、福満しげゆき氏のマンガも取り上げられていた。(ちなみに他は『闇金ウシジマくん』とか『わにとかげぎす』とか。)

もてない、社会に受け入れられない、ねくらな男が主人公のマンガばかりだけど、これが非常におもしろい。
ということで、すでに書いた0168『カワイコちゃんを2度見る』意外の福満しげゆき氏のマンガを連続投稿しようと思う。

『やっぱり・・・』は、『カワイコ』と同じくエロ本だ。
エロシーンがもっと多いかもしれない。
それについてはそれとして楽しむとして、やっぱり「やっぱり心の旅だよ」がよかった。
「うわ〜」
(図書館で注意した子供たちか・・・)
「てめえ!!」
「おれ塾あるから一回帰るわ」
「オレも塾だわ・・・」
「じゃあまた夜集まろうぜ」(p144-145)
posted by B&M at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0362『ときめきアリス』

★★★★4
ときめきアリス―定本 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)
ときめきアリス―定本 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)
吾妻 ひでお

『失踪日記』のあずまさんの名作SF漫画。
アリスがかわいくて、セクシーで、えっちだ。

「とゆうわけで分裂はするは卵は産むはで 一晩最低12回〜」
「うむうむ分かる女ってのは化物だからねー
うちの女房なんかカニと共生してるから危なくってしょうがないもんなー
聞くところによると課長の奥さんはスミ吹くし 社長とこのはケンカの時内蔵吐き出すらしいぜ。
ま なんだ 結婚なんてガマンだよ 呑もう!!」(p25)


発想が奇抜で、すごく好きだ。

「定本」では、山本直樹氏があとがきを書いている。
「メチャクチャやってもいいんだ」という精神を、俺は吾妻マンガから受け取った。(…)吾妻マンガにおける「楽屋落ち」の過剰な氾濫は、おたく特有の自分たちにしか通用しないジャーゴンの応酬に一見限りなく似てはいるのだが、実はそれとは正反対の、なにか世界の関節をはずすための作業?運動?儀式?(p203)


ところで、ここで山本氏が「三上寛の世界にも似た」と書いているが、Youtubeで探してみたが、すごいですね。ぐっときました。
YouTube - 夢は夜ひらく
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0361『蒼井優 今日、このごろ。』

★★★3
蒼井優 今日、このごろ。
蒼井優 今日、このごろ。
蒼井優

僕が蒼井優を知ったのは、確か映画『リリイ・シュシュのすべて』だったと思う。
その中で、蒼井優は売春をさせられるかわいそうな女の子だった。
大学時代、映画『リリイ・シュシュのすべて』が公開された頃、僕は予告編を何度も見て、そしてリリイ・シュシュのCDを買ってそれを何度も聴き、待ち焦がれたものだった。

その後、映画『害虫』や『フラガール』、『亀は意外と速く泳ぐ』『ハチミツとクローバー』なんかで蒼井優を見かけた。
白い肌、長い髪、少女のようなあどけなさ、純粋さ、
いつでも彼女は不思議なオーラをまとっている。

そんな彼女を「手のひらに乗せて見てみた(p142)」ような、映画『百万円と害虫女』の頃の写真とインタビューの本。

つき合うって何?って、考えたらわかんない。キスをするかしないかってこと?(笑)でもそれが我慢できるのであれば、つき合わない方が楽な気がする。女友達でも、男友達でも、いろんな話ができたらそれだけで楽しいじゃないですか。でも、つき合うとなると別れたりする。友情だとわりと続くのに、恋愛というのは友情に比べて密度が濃いぶん、早く別れちゃう気がして、それは嫌だなと思って。(p136)
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2008年10月11日

0360『東京ゾンビ』

★★2
東京ゾンビ
東京ゾンビ
花くま ゆうさく

映画のほうを先に見た。
哀川翔と浅野忠信が出ていて、すごく面白かった。

YouTube - 「東京ゾンビ」 予告

原作のほうはそんなによく構成されてないんだけど、この世界観を作ったのがすごい。
ゆるゆるながら、ゾンビだからね。
うん。
その下手くそな絵もまた味があるのだ。

塀の中のシェルター(?)での混乱っぷりは、漫画のほうがすごかった。
閉塞感とかも出てた。

「キィー キィー もうちょっとで食われるとこよっ キー 信じらんない」
「すみませんです」ペコリ
「なんなのよもう! サイテー」プンプン
(てめえなんか食うとこねーよガリガリババァ!)(p116)
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0359『じかんはどんどんすぎてゆきます』

★★★★4
じかんはどんどんすぎてゆきます (F×COMICS)
じかんはどんどんすぎてゆきます (F×COMICS)
雁 須磨子

題名だけでぐっときて買ってしまった。
中身はミステリーだったり、女性の日常だったり。
「テイメラレシシャ」とか、「しゃりんしゃらん」とか、題名だけでもぐっとくるもの多し。
画風はちょっとへた、まるっこい、目がでかい。
そんなに好きじゃないけど、作られた物語、漫画全体が好き。

・・・あなたの脳みそ
ほぐれろー(p183)
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0358『ライチ☆光クラブ』

★★2
ライチ☆光クラブ (f×COMICS)
ライチ☆光クラブ (f×COMICS)
古屋 兎丸,東京グランギニョル「ライチ光クラブ」

その昔暴力や血を題材とした耽美な作品を演じていた劇団「グランギニョル」が、作者古屋氏に影響したものを、今回漫画として起こしたものがこれ。
作者の絵柄が緻密なだけに、そして必要以上に内臓などを描くために、おどろおどろしさは際立っている。
ただ、ちょっとやりすぎじゃないか、なんて思ったりするところもあって。
まあそれなりに楽しんだ。

僕たちのはもっと美しいに決まってるじゃないか(第壱話)
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0357『しりあがり寿 自選爆笑短編集 のっぴょぴょー』

★★2
しりあがり寿 自選爆笑短編集 のっぴょぴょー
しりあがり寿 自選爆笑短編集 のっぴょぴょー
しりあがり 寿

書いているものが独自すぎる人たちの作品を、この頃好んで読んでいます。
この人の書く漫画も、一目でしりあがりさんの漫画だ、とわかる漫画ばかりですね。
へたうま。

本当に大切なモノを見つけるために、誰かとどこから笑おうとしても笑えない何かを見つけるために、くだらないものをのけるために、手あたり次第に笑っていたんだと思う。(あとがき)

本当にいろんな作品が集まっています。
それぞれに味があります。
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0356『阿佐谷腐れ酢学園』

★1
阿佐谷腐れ酢学園 (Wani magazine comics special): SABE

あれ、これ成人指定なんだ。
そこまでの性描写はないんだけど、まあうんことかカンチョーとか、マラとか殺戮ペンギンとか、ナンセンス漫画です、毎回毎回。
そういうのがお好きな方はどうぞ。

「妾の子だから・・・」
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0355『革命家の午後』

★★★★4
革命家の午後 (Fx COMICS) (Fx COMICS)
革命家の午後 (Fx COMICS) (Fx COMICS)
松本 次郎

初めての松本次郎氏だった。
松本というと、零士、大洋と大御所がいて覚えにくいが、この人もいい。
エロい!
絵がうまい。
どうやら映画化された『フリージア』の作者さんらしい。
ちょっとこの人に耽溺してみようと思う。

夢は所詮自分で考えた妄想なのよ
夢に支配されてどーすんのよ
アンタは今何を見てんのよ
こーゆう状況の夢なら男はどういう選択肢をとるワケ?(p020)
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0354『大金星』

★★★★★5
大金星 (アフタヌーンKC)
大金星 (アフタヌーンKC)
黒田 硫黄

来た!
黒田硫黄の最新短編集である。

なんてったってその構図とか、SFの世界観の作り方のうまさとか。
たまらん。
特に、『居酒屋武装条例』のあの見開きの女性!そのエロさには舌をまいた。

『ミシ』も驚いた。なんてナンセンスなのに面白いンだ。
こういうの大好き。

最後の『多田博士』は雑誌掲載中に見たことあった。
と調べたら、ああ、雑誌「エソラ」か。

『ぶどうの丘』
ああ、懐かしい風景。自転車で行ったことがある。
で、恒例の自転車モノ、『アンヘル』も切ない。

「先生は横着者ですね」
「どうしてだぁ?」
「座ったまま走るなんて」
「バカ 疲れるんだぞ」(『Schweitzer(シュバイツァー)』)

・・・ああ、自転車から離れてどのくらいたつ?
posted by B&M at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0353『ブラム学園!アンドソーオン―弐瓶勉作品集』

★★★★4
ブラム学園!アンドソーオン―弐瓶勉作品集 (アフタヌーンKC)
ブラム学園!アンドソーオン―弐瓶勉作品集 (アフタヌーンKC)
弐瓶 勉

0346『バイオメガ』の弐瓶勉氏の、異色短編集。
何がって、「萌え」なんです。
帯に「弐瓶先生いったいどうしちゃったの」とあるように、『バイオメガ』とかのあのタフな作風に、萌え要素やらギャグが絡まって・・・
不思議な世界観。

にしても、この人の絵はすごい。
たった1ページで世界観を形作るかのような。
かっこいい。
かっこいい。
かっこいい。
そして女性なんかを描かせても、綺麗!

 すなわちこの異常な「萌え」ブームとは、『大きな物語』の喪失とういう未知の21世紀型ニヒリズムに対する、我々日本人のほとんど本能的ともいってよい防衛心理の発言なのであろう。故に、あらゆる『物語』の市場は、萌え一色に塗りつぶされねばならないのだ。なぜなら、彼らが本来語るべきであったすべての『物語』は、すでに失われてしまったのだから。(解説 『喪の九龍城』に咲いた『萌え』の花より)

この解説は、村上春樹についての「物語」論、あるいは大塚英志さんとか東さんあたりの議論とかからの引用か、なんかよくわからないが既視感があるが、まあともかく萌えってすごいもんなんだなあ、もんなんかなあ、と思った。
僕はちなみにこういう形の萌えみたいなものには食指を動かされません。
 追伸 ブームというものは10年周期、「喪」作品の再ブームが到来した時こそ、『BLAME!』の続編が本格的に再開される時になるのかもしれません。(同上)
posted by B&M at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0352『パパと生きる』

★★2
パパと生きる (ビッグコミックススペシャル)
パパと生きる (ビッグコミックススペシャル)
弘兼 憲史

 『パパと生きる』では母親の役割も果たしている父子関係を描いてみた。その二人の間に、本来なら強い絆で結ばれるはずの、【他人である】母親を参入させて、子供の心の変化を描こうとしたが、結果的には子供を狂言回しに使った中年の男女の恋愛物語のようになった気がしないでもない。(p139「AFTER WORD」)

柴門ふみの夫、『課長島耕作』『人間交差点』の弘兼氏の書き下ろし。
リアルに描かれていて一気に読めたが、後に残るものはそれほどにはない。

「別に・・・ママなんかいらないよ、パパと生きる!(p24)」
posted by B&M at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0351『世界の終りの魔法使い』

★1
世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)
世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)
西島 大介

絵柄はかわいくて、戦闘シーンなんかも見開きとか使って、シンプルな絵柄ながら迫ってくるものはあるんだけど、ちょっとメルヘンちっくすぎて。
小中学生くらいにはウケそうな感じだが。
どこかマンネリ的だと感じたので星1つ。

んだよ・・・
ちっくしょー・・・
魔法なんて信じるもんか!(p12)
posted by B&M at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0350『大人チョップ』

★★2
大人チョップ (Mag comics)
花くま ゆうさく

花くまゆうさくという、名前からしてゆるゆるな作者の、ゆるゆる4コマ漫画。

「まだ中1だから10万円は、するわよ」
「はいはい、いくらでも払いますよ」
「なによ この子ども銀行って。オモチャのお金じゃない!」
「いいだろ まだ子どもなんだから」(p38)


その作品たちのズレっぷりに希少価値あり。
がははと笑うことはないんだけど、なんか心の奥でくすって感じ。
posted by B&M at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0349『少年野球ルールのすべて』

★★★3
少年野球「ルール」のすべて (主婦の友ベストBOOKS) (主婦の友ベストBOOKS)
少年野球「ルール」のすべて (主婦の友ベストBOOKS) (主婦の友ベストBOOKS)
本間 正夫

野球の「ルール」を知りたいけど文章がむずかしくて読むのがめんどうという「お父さん」。もっとわかりやすく説明して欲しいという「お母さん」。もっと簡単に覚えたいという「子どもたち」。


写真が豊富でわかりやすい野球のルールブック。
野球ことはじめによい。
posted by B&M at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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