2008年03月21日

0330『家族の食卓』

★★★★4
家族の食卓 (1)
家族の食卓 (1)
柴門 ふみ

 気持ちとしては、我が子と同じくらい若々しいつもり。けれど、子供が自由気ままに生きてるのに対し、お父さんお母さんは、社会や仕事のいろんなしがらみにがんじがらめになって生きている。自分だって、本当はまだもっと子供でいたかったのに、フト気づくと親にさせられて戸惑っている世代──それはまさしく私の世代です。(第一巻After word)


人生の第二の家族の風景。
生まれた家族、故郷から、人は自らの家族を形成し、次の世代に託していく・・・。
そんな、家族の話。
数ページの話が3巻分、盛りだくさんです。

家族の食卓 (2)
家族の食卓 (3)
posted by B&M at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0329『教科書を100%活かす英語授業の組み立て方』

★★2
教科書を100%活かす英語授業の組み立て方 (ビギナー教師の英語授業づくり入門)
教科書を100%活かす英語授業の組み立て方 (ビギナー教師の英語授業づくり入門)
瀧沢 広人

教科書学習では「単語と音読、それに内容理解」をやればよい(p3)

この人の講演を聞いたことがあって、授業にいろいろな工夫をされていて、面白かった。
「教科書を教えるのではなく、教科書で教える」という言葉があるが、そうだと思う。
ただ、「この本で教える」ことにならないように。
今後も、瀧沢氏のようにいろいろ工夫しながら教えられるようにしたいなあ。
posted by B&M at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0328『小説作法』

★★★★★5
小説作法
小説作法
スティーヴン・キング,Stephen King,池 央耿

キングが語る、小説創作の裏舞台。
翻訳が悪いのか、文章がどうもな、と思うところもあるが、そういえば小説のほうも訳者が違ってもこんなのだったか、キングのもともとの文章がこういう感じなのかもしれない。
ちょっとお堅い感じ。

いろいろなことが含蓄豊かに書かれていて面白い。

文章を書くのも、睡眠をとるのも、じっと体を動かさずにいながら、日常生活の単調な合理主義思考から精神を解き放つことである。心身はやがて一定の睡眠時間に順応する。毎晩、六時間から七時間、欲を言えば八時間といったところだろうか。同様に、習慣を身につけることで作家は醒めた意識を創造的な眠りに誘い、いながらにして鮮明な夢を見る。それがすなわち、生きのいい作品である。(p180)
posted by B&M at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0327『フェイク』

★★2
フェイク (集英社文庫―コミック版)
フェイク (集英社文庫―コミック版)
槇村 さとる

超能力系の話。
『イマジン・ノート』の槇村さんに興味があって読んだ。
読んでるとちょっと疲れるのは、文庫版だかということだけか?

「これ・・・ロッカーのカギじゃないか」
「そうなのかい・・・」
「なんでこんなもん持ってんだよ」
「知らない。思い出そうとしてもダメなんだ。あたしゃ自分の思いでがないんだよ」
「「フェイク」だ」
「でもこのカギはあたしの一番大事なものなんだ。これがないと悲しくなっちゃうんだ。」

「早く・・・逃げな」(p184,185)
posted by B&M at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0326『ジーンズ物語―「アメリカ発世界文化」の生成』

★★★★4
ジーンズ物語―「アメリカ発世界文化」の生成
三井 徹

この頃ではもうあまり穿かなくなったが、ジーンズが好きだった。
とりあえず穿いておけば格好がついた。
そのジーンズの歴史について、それなりに納得するのには格好の著。
面白く書かれている。

 ジーンズは、アメリカの民族衣装であるとケージに言わせるほどに、アメリカのあらゆる階層の人びとに浸透している。つまり、ジーンズは、アメリカの理念である平等をかなり地で行っている。
 そのジーンズが、平等の概念をくっつけて世界を制覇してきている。
 実際、衣服の歴史の上で、特定の衣類がこんなに長い間にわたって、これだけもの多くの国々の、これだけもの多くの階層の人たちを動かしたということは、かつてなかったのではないだろうか。(p204)
posted by B&M at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0325『ワダチ』

★★2
ワダチ (小学館文庫)
松本 零士

手塚治虫さんとか、水木しげるさんとか、そして松本零士さんとか。
時代の空気だろうか。
どこか影があり、どこか憂いがある。
好きだ。
そしてユニークだ。

ちょっと作品としてしっかりしていないところもあるかもしれないけれど、四畳半、いいです。

そのむかし 四畳半があった
そのむかし そこにワダチの夢と希望と野心があった
無念の涙も くやしさも わびしさも インキンタムシもあった
そうだ むかしのことだ(p439)
posted by B&M at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0324『人間失格』

★★★★★5
人間失格;桜桃 (角川文庫)
太宰 治

平成元年角川文庫刊のバージョンが感慨深い。
雨やらなにやらの染みででこぼこになったので、新潮社版も買っているが、やっぱり中2の頃に読んで衝撃を受けて自分の日記の文体にも採用したりしたこの本が思い入れが深い。

つまり、これまでの自分の恐怖感は、春の風には百日咳の黴菌が何十万、銭湯には、目のつぶれる黴菌が何十万、床屋には禿頭病の黴菌が何十万、省線の吊皮には疥癬の虫がうようよ、または、おさしみ、牛豚肉の生焼けには、さなだ虫の幼虫やら、ジストマやら、何やらの卵などが必ずひそんでいて、また、はだしで歩くと足の裏からガラスの小さい破片がはいって、その破片が体内を駆けめぐり眼玉を突いて失明させる事もあるとかいういわば「科学の迷信」におびやかされていたようなものなのでした。(p88)
posted by B&M at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0323『問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働』

★1
問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働 (中公新書)
問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働 (中公新書)
堀井 秀之

それぞれの専門分野が進化・深化すると、それぞれ難しくなっていって、新しい人たちがそれを習得するのにかかる時間が増大する。
いきおい、その分野に特化した人だけになり、全体を鳥瞰する人がいなくなる。
社会がうまくいかなくなる。
そういうことは問題だなあと思う。
理系と文系みたいな話とも関係する。
そういう分野を超えて知の協働を、という本書は魅力的に思えたのだが、そこから得られたものは、ちょっと「?」だったので星1個。(僕の頭が悪いだけだと思うので、気になさらないでください。)

 「問題」とは、望ましい状態と現在の状態のギャップにほかならない。(p21)
posted by B&M at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会(・貧困・格差) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0322『開放区』

★★★★4
開放区
開放区
木村 拓哉

言わずもがなのSMAPのキムタクの写真エッセイ集。
かっこいいなあ、と、同性ながらも思ったりしながら。
言ってることはしっかりしてる。
共感する。感化される。

 ”キムタク”って、どうやら公共物らしい。今でも忘れられない。数年前、週刊誌系の人に、俺じゃなくて、俺の周りにいる人間を撮られたんだ。そのとき、直接会って、「ふざけんな」って抗議したら、その人、「木村さんは公人だから、こっちには知る権利があります」って当然のような顔で言い放った。「あー、そうなのか」って思ったけど、もちろん、そのことに対して、納得はしていない。(p7)
posted by B&M at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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