
凪渡り ― 及びその他の短篇
高浜 寛
0213『泡日』の高浜寛。
男みたいな名前だけど女性。
この本に出会えてよかった!!!
傑作!!
星10個!
贅沢は年に一度で十分
漫画月 20070701さんとこの感想がうまくまとまっていた。
こういうふうにまとめなきゃいかん。
「Hygro-45」と「水いらず」がよい。
Hygro、ハイグロとは、水草のこと?
『凪渡り 及びその他の短編』高浜寛|物欲道さんとこが表紙の美しい写真を撮られています。
そうだ。
この表紙のきれいさはなんだ。
極上だ。
カバーを開くと、1枚の絵になるようになっていて、裏側まで、もう、贅沢で。
広げてしばらく机の上でもてあましています。
Amazonのモワノンプリュさんのレビューに、
「ただ、作者はなぜintroductionで、男の視点に立ってこの作品集全体を支えなくてはいけなかったのか。そこがもう一つ、納得しきれない。」
というのがあって、ああそうだな、どうなんだろうと思って、その疑問は保留にする。
ただ、このイントロがあるから、全体のテーマ性や一貫性が見えてきて、読後感が豊か。
本を開くたびに泣きそうになる。
僕はこういうのが好きなんだなあ、と気づく。
・・・やだ
何その頭・・・(p84)
ここは山本直樹っぽかった。
けど、なんにせよ、この奇跡みたいな描写力はすごい。
一コマ一コマを読み飛ばせない。
いやー、ほんま、すごすぎる。
奇跡。
もっと読みませう集めませう、今描かれているという長編はどんなんでせう。
オフィシャル:
MY LIFE WITH K