![やりとげる人の法則 [単行本] / ゼブ・サフトラス (著); 弓場 隆 (翻訳); ディスカヴァー・トゥエンティワン (刊) やりとげる人の法則 [単行本] / ゼブ・サフトラス (著); 弓場 隆 (翻訳); ディスカヴァー・トゥエンティワン (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/518QPRZ0RYL._SL160_.jpg)
やりとげる人の法則 [単行本] / ゼブ・サフトラス (著); 弓場 隆 (翻訳); ディスカ...
目標を設定し、やる気を持続させ、それを達成するための7つのポイント、総計50項目。
全米屈指のサクセス・コーチだという。
見開きに余白をたっぷりあけて、最後は偉人の箴言でしめるという、なんともお手軽な一冊。
そういうものを求めている人にはうってつけ。
当時の僕にはうってつけ。
でも、今ならもう買わないかな。
「人間にとって最大の危険は、高い目標を設定して達成できないことではなく、低い目標を設定してそれを達成し、満足してしまうことである」ミケランジェロ(イタリアの芸術家)(p.19)
このくだりは、半分なるほどな、と思ったけれど、この頃の僕の考えでは、挫折感というのはとても大きいものなので、低くてもいいから成功体験を重ねていったほうが、自分にはあっているんではないか、ということ。
高い目標を設定して何度も挫折してはくり返す、というような精神的タフネスは持ち合わせてない。
ただ、なんとなく、それぞれの人間にとっての大きな人生的課題というものは実は隠れたところにあって、人々はそれを達成しようとして実はがんばっているんじゃないかな。
例えば伴侶を励ますとか、例えば次の世代を残すとか、例えば生涯をまっとうするとか。
僕の場合は大目標は文学的成功と、教育的成功なんだろう。
でもそんなもの大き過ぎてどうすればいいのかわからないから、小さい成功を集めていこうってわけさ。
読書?
まずは目の前の1冊が読めること、これが僕にとっては大きなことだったんだ、実のところ。