
痛々しいラヴ
魚喃 キリコ
ナナナンの最高傑作!だと思う!
人物達の表情が多彩で、はさまれる詩的な文章、ストーリーの多様さなどから、僕はこの短編集が一番好きだ。
男の子をときどき主人公に起用するのも、この短編集ならではではなかったか。
なんというか、きれいにだけ描こうとしてない。
ちゃんと汚い事とかも描こうとしている。
だからこそ、タイトルみたいな「痛々しさ」が出る。
今までバカだと見下してきたけど
オヤジ相手にパカパカ足開いてる少女の皆さん達
君ラはエライよ
それもビッグバーゲンプライスで
同情するよ
尊敬するよ
泣かせてくれるよ(p19)
創作の練習のために、以前、「ライフプランニング」を一部小説化したことがある。
以下、興味がある人はどうぞ。
小説『ライフプランニング(第1話 近田編)』をヨム