2008年01月05日

0225『本の読み方 スロー・リーディングの実践』

★★★★★5
本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)
本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)
平野 啓一郎

多読、どんどん読んで捨てることを奨励している0223『レバレッジ・リーディング』と対極をなす読書法の本。

本を速く読まなければならない理由は何もない。速く読もうと思えば、速く読めるような内容の薄い本へと自然とてが伸びがちである。その反対に、ゆっくり読むことを心がけていれば、時間をかけるにふさわしい、手応えのある本を好むようになるだろう。

この頃、速く、前へ、多く、より高く、と何かにせきたてられるようだったことについて、反省いましめの意味も込めて有意義に読めた。

ただ、結論から先に言えば、多読もそう悪くないのではないだろうか、というのが今のところの意見。
量を知ることもとりあえず大事なのではないだろうか。
とりあえず1000冊を目標にしたが、1000冊読んだというのはステータスになると思う。
自信になると思う。
確かに内容が伴ってきていなければただの「脂肪」でしかないだろう。
でも、とりあえずそれだけ読書の「経験」を積んでおき、本棚にその歴史を刻んでおけば、それなりにあとはどうとでもなるような気がした。

僕にとっての2008年の読書は、0223『レバレッジ・リーディング』と本書2冊の読書法本ではじまる。

0224『MIND ASSASSIN』

★★★★4
MIND ASSASSIN 1 (1)
MIND ASSASSIN 1 (1)
かず はじめ

中学生か高校生の頃に出会った漫画。
なぜかその時食い合わせで聴いていたのだろう、記憶の中でスピッツの『愛のことば』と密接にリンクしている。

題名の通り、心の殺人者、記憶の殺人者のお話。
特定の記憶のみを消すことができる、考えてみれば、記憶以外に人間に人間らしい部分はなにもなくて、それを消されてしまうというのは、死ぬこととさほど変わらないのかもしれない。

虎弥太っていうの おもしろい名前でしょ 辞書見てたら書いてあって おもしろいからそのままつけたの

コミック版第4巻が特に好きです。
「夏のひと」「友人」「異国の雪降る町」。
再起する女の人の話が好きみたいです。

コミックスは全5巻。

文庫版が出ています:
Mind assassin (1)
Mind assassin (1)
かず はじめ
posted by B&M at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする